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イイね!
2017年10月10日

映画鑑賞! 山崎努って、どこに出てたん?

「それにしても若かったよなあ、山崎努。」
と言った僕に、

「山崎努って、どこに出てたん?」
と答えたのはウチ嫁ハンです。



犯人役です。
中盤から出ずっぱりでした。(^^;;



「天国と地獄」
1963年 日本
143分
監督 黒澤明
出演 三船敏郎
「午前10時の映画祭8」にて。


高度経済成長期まっただ中の作品です。
当時を知るものには、映像にあらわれる風景、風俗が懐かしい。



製靴会社の重役、権藤(三船敏郎)に身代金要求の脅迫電話が
かかって来ます。

息子を誘拐した。
返して欲しければ3000万円用意しろ、と。


(昔なつかし、逆探知!)


ところがその直後、息子は元気に戻って来ます…?

犯人が間違って誘拐したのは、一緒に遊んでいた
お抱え運転手の息子でした。

権藤は身代金の支払いを拒否します。
人質は、自分の息子ではない。

また、やり手の会社重役と言えども、3000万円という大金を
右から左に動かすことは簡単な話ではありません。

折からの株主総会に向けて、会社の株を買い占めるために、
用意した5000万円があります。
しかし、それに手をつけるわけにはいきません。



権藤はどういった決断を下すのか…。
警察はいかなる手段で犯人を追いつめるのか。

刑事ドラマのお手本のような映画です。

50年も前の映画だと思ってなめてかかると、いい意味で裏切られます。
ぐいぐい引き込まれます。


この前後、緊迫したシーンの連続、見事!です。
黒澤映画の真骨頂が発揮されるところです。
機会がありましたら是非、ご覧になって下さい。


と、盛り上げておきながら、水を差すようなことを書きます。

偶然とは言え、我が子の身代わりになってくれたことに
感謝すべきで、身代金を出し渋っている場合と違うだろう、
と、この映画観るたんびに僕はそこに引っかかります…。

また、実質の被害者である運転手が終始恐縮した態度に追い込まれて
いるところが気の毒でなりません。

研修医となるまでの教育を受ける環境にあった青年を、社会の底辺で
暮らすものとして描いたところにも抵抗を感じます。
(これはウチ嫁ハンも申しております)
当時は、経済的事情で高校進学を諦めねばならない人たちがたくさん
いらっしゃいました。

レビューを探しても、そこに触れた記事は読んだことがありません。
僕の感覚がおかしいのかな・・・。



身代金受け渡しの場面として登場する特急「こだま」。
今となっては実に懐かしい車内風景が出て来ます。

江の電に関するエピソードも興味深く、この映画は鉄道マニアにはたまらないかも。

ドラマとしては、犯人のアジトを見つける辺りがヤマ場でした。
子どもの描いた絵が、事件解決に重要な役割を果たしていました。

残念ながら、犯人を泳がせるところからはムダに長かったように思います。
あれを端折って、2時間に収めたらもっとよかったのでは…。

また、カギとなる特急列車の電話、素晴らしい着想ですが、
あの切羽詰まった時に、あんなうまい具合いに独占して使えたものだろうか、
落ち着いて振り返るとそんな疑問も湧いて来ました。

・・・なんて、映画の神様にダメ出ししてしまいました。(^^;;


54年前の作品。

犯行に使われたクルマもクラウン、警察車両もクラウン。

数えきれないほどのモデルチェンジを経て、クルマ自体はもう全くの別物ですが、
名前だけはシーラカンスのように生きてます。
これは素晴らしいことだと思います。




生駒山を眺めながらお昼ご飯。
至福のひと時でした!(^-^)

三連休明け、ダルい!
以上!です。
ブログ一覧 | 映画 | 日記
Posted at 2017/10/10 13:18:05

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ハヤタさん

この記事へのコメント

2017/10/10 16:19:52
こんにちわ~✨😃❗️

この映画は以前見ました❗️❗️

何年か前に、リバイバルで単発のドラマをやりましたねぇ。😮

コメントへの返答
2017/10/10 16:30:16
u-pomさん!
こんにちは。(^-^)

そうですか!
ご覧になりましたか。

単発のドラマ、残念ながら、それはみてません・・・。

いま調べてみました!
2007年、佐藤浩市主演ですね。

その他なかなか素晴らしい面々ですね!
2017/10/10 16:46:34
こんにちは。

私も、この映画の唯一の疑問点が、犯人の職業でした。
インターンは、当時エリート中のエリート。

まあ、それを引いても黒澤映画の現代劇の代表作です。
あのスピード感は現在でも凌ぐ映画が見当たりません。
椿三十郎などもそうですが、最初の数分で展開が分かる。
娯楽映画には大事な事です。

黒澤明の正義感も存分に表現されています。
10回以上観ました。
コメントへの返答
2017/10/10 16:57:05
CatDogさん!
こんにちは。(^-^)

疑問をお持ちでしたか。
おっしゃるとおり、本当にエリートだと思います。
今回改めて、動機のところに違和感を持ちました。

そもそもがフィクションなので、粗を探せばキリがないのだろうと思います。

確かに現代の映画にもひけを取らないスピード感がありました。

あのおとり捜査はいかがなものか、と思いましたが、犯人を極刑に追い込みたいという警察官の思い、黒澤明の正義感はよくわかりました。

10回上!
素晴らしい!(^-^)
分け知り顔のブログ、失礼いたしました。m(__)m
2017/10/10 22:20:29
映画のタイトルでもある、地獄側の人間から向けられる天国側への嫉妬。
確かに肝である部分なのに、地獄感が薄いですよね (^_^;

この映画の手口をまねた模倣犯が頻発して社会問題になったようですね。
それで、黒澤監督の悲願であった誘拐犯に対する厳罰化という法改正に繋がったなら結果オーライなのでしょうか (^_^;
コメントへの返答
2017/10/10 22:42:09
SADAさん!(^_^)
インターンなら恵まれた教育を受けたんだよなあと思いました。

事件が多発したんですね。
そこはさすがの黒澤明監督も想定していなかったと思います。

誘拐が「割りの合わない」犯罪だと認識されるまではたくさんの犠牲があって残念でした。
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