ハヤタのブログ一覧

こんな潔い世界があるとは知りませんでした。
「負け」という言葉を発して自らをジャッジする。

そして深々と頭を下げる。
勝った方も、それに応じて礼を尽くす。



「負けました！」

10時間以上に及ぶ熱闘の末のこの言葉、悔しさはいかばかりでしょう。
しかしながら、経過の説明はしても釈明はしない。

「そんな積もりで」指したわけではありません、なんて言わない。
「撤回して」指し直すなんてことは絶対に出来ません。
ましてや、「報道のせいで」負けました、なんて金輪際口にしない。

素晴らしい！（＾－＾）


ワタクシ、負けず嫌いのクセに体力もなければ知力もない。
かけっこもビリ、すもう、メンコ、ビー玉も負けてばかり。

挟み将棋、はしたことがありますが、これも負けて悔しかったので、
本将棋まで進むことはありませんでした。

友達と遊ぶことからは遠ざかり、テレビでマンガやドラマ、映画を
観て子供時代を過ごしました。

実社会へ出てからは、それこそ、負けだらけ。

地べたに這いつくばって這いずり回って、頭を下げまくって、
負けて負けて負けての生活を送っております。

「負けました！」「ごめんなさい！」「勘忍して下さい！」の連続です。
とにかくやり過ごして早く逃れたい、その一心で日々暮らしております。


とまあ、そんなことはともかく、将棋、です。

興味はあったのですが、覚えるのがメンドくさそう、負けると悔しい、と
いう理由で、やり方を知らぬままこの年齢まで来ました。

そこへ藤井聡太旋風、空前の将棋ブームです。

影響を受けやすいワタクシ、さっそくiPadへ将棋のゲームを
インストールしました。



何と親切な！
駒の進み方をガイドしてくれます。

行き当たりばったりで適当に指しても優しく受けてくれます。
おかげさまで、この歳になって初めて、勝負がつくまで指すことが出来ました。

恥ずかしいくらい出遅れましたが、それでも始めてよかったと思います。


それにしても、この方･･･。

加藤 一二三 九段。

14歳7ヶ月で史上初の中学生棋士になった。

この記録は2016年に藤井聡太（14歳2ヶ月）に破られるまで
62年にわたり守られた最年少記録である。

デビュー後4年連続で昇級をして18歳でA級八段という記録は
60年近く経った今もなお破られていない。

19世紀・20世紀・21世紀の3つの世紀に生まれた棋士と
公式戦で対局した、史上唯一の棋士である
※以上、ネットから丸写し、です。m(__)m

将棋、素晴らしい！
ワタシ、「B層」です。^_^;