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たくぞう@GDBのブログ一覧

2009年08月20日 イイね!

スポーツ走行と頸椎損傷

さて。
ここを読んでいる人の中にはサーキットを走行している人も少なからずいると思うけれど、いわゆるHANS、HNRデバイスというものをご存じだろうか。「Head and Neck Support」(頭頚部の保護)の略で、首・肩に付けたサポーターとヘルメットを結合して衝突時の頭の急激な動きを防ぎ、頸椎損傷を予防するものだ。ちなみに「いわゆる」HANSと書いたのは、現在ではHANSという名称はHANS PERFORMANCE PRODUCTS社の商標となっているため。HNRデバイス、 ヘッド&ネックサポートデバイスなどと呼んだりもするようだ。
Wikiへのリンク

頸椎というのは自動車事故においては意外に弱いもの。…というより、人間という生物が進化の過程で得た強度では対応できないほど、自動車など文明の産物の運動エネルギーが大きいというべきなのか。ともあれクラッシュ時には頭は慣性の法則に従っていともたやすく大きく振られ、頚椎は本来の可動範囲を超えて曲げられてしまう。程度が軽ければまだよいが、場合によっては頚椎が亜脱臼をおこし頚髄損傷をきたしてしまう。運が悪ければ一生のあいだ四肢麻痺や人工呼吸器生活で、命さえ落とす可能性もある。速度域が全体に高かったり、ヘルメットという重量物を被らなければならないサーキットではその危険性もさらに増す。
詳しくは、ホワイト☆フロッグさんのエントリHANSの重要性を参照にしてみて下さい

HANSといえば安いモデルでもだいたい10万円近くする値段がネックではあったが、最近になりDefNder G70という同様の製品が発売されている。…これでも67,500円で決して安いとはいえないのだが、後発品でもあり値段のほかにも性能面でメリットがあるようだ。例えば体格やシート角度ごとにそれぞれ本体を用意しなければならないHANSと異なり、シート/ドライバー体型などに合わせて調整可能で1台で対応できる点、サイドインパクトやオフセット衝突時にはHANSより安全性が高いことなど、基本的にHANSに比べて全ての面で優れていると考えてよさそう。…ただ見た目的には、HANSの上級モデルのカーボン製の方が格好いいと思うのだが。

…さてなぜ突然HNRデバイスの話かといえば。以前にHANSの存在を知った時にもちょっと気になったものの忘れてしまっていたのだが、先日お友達のポポさまのエントリのコメント欄を読んでその存在を思い出したのだった。

レーシングスーツの耐火性能も体を守る上で重要ではあるのだが、燃える車内に閉じ込められるというシチュエーションよりは、頚椎に損傷を起こしうるクラッシュの方が頻度が高そう。個人的には走りに行く機会がしばらくなさそうなのですぐに購入するつもりではないが、一度の事故で取り返しがつかない結果を招かないためにもHNRデバイスの導入はぜひお勧めしたい。
Posted at 2009/08/20 12:38:11 | コメント(6) | トラックバック(1) | うんちく、雑文 | 日記
2009年08月12日 イイね!

中心性漿液性網脈絡膜症

数日前から、右目の見え方がどうもおかしくなっている。視界の真ん中あたりに、太陽を見た後の残像のようなものが消えないのだ。しかも、その部分だけ微妙に視界が波打ったような感覚もある。
どうも症状から考えるに、網膜が波打っているっぽい。…まさか、網膜剥離にでもなりかけてるのか?と心配しつつ眼科に。

ちょっと症状を告げると、眼科の先生はすぐ合点のいった様子。院内の眼科なので、とりあえず眼底を見るための散瞳薬(黒目を広げる薬)だけ入れてもらい、薬が効いてくるまで30分ほどは職場に戻って仕事(笑)。だんだん右目のピントが効かなくなってくるものだから難儀する。

だいたい予想が付いていたようであったが、眼底を見てもらって告げられた病名が「中心性漿液性網脈絡膜症(中心性網膜炎とも呼ばれる)」。網膜に水膨れができて視界の一部が波打つという病気で、いわばプチ網膜剥離。たぶん国家試験の時には勉強したと思うが、すっかり忘れてしまっていたよ。

症状はリンク先にもあるが、視界の中心付近が暗く見えたり歪んで見えたり色合いがおかしくなったり。今回の症状は主にこの3つ。視力が低下したり物が小さく見えたり、遠視気味になったりもするようだ。

治療はとりあえず基本放置かビタミン剤の服用程度で、3-6ヶ月で自然治癒することもあるが、場合によってはレーザー凝固などの必要があるとか。ちなみに過労・睡眠不足、ストレスが多い時に発病しやすいという傾向があるそうで、過労はともかくとしてもあと2つは心当たりがあり過ぎて困る。大人しくしておけということか。

働き盛り(20-50歳前後)の男性に多いというこの病気。読者諸氏もご用心ください。
Posted at 2009/08/12 08:20:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2009年08月04日 イイね!

空気注射

珍しく、2連発で医療ネタ。まぁリハビリも兼ねてということで。
今日はこのニュースから。
静脈に空気注入、2歳男児が一時重体…福島

 福島県立医大付属病院は3日、管の取り間違えで静脈に空気を注入する手術ミスがあり、県内在住の2歳の男児が一時、重体になったと発表した。

 男児は集中治療室で治療中。現在、心拍数は安定しているという。

 記者会見した横山斉・副病院長らによると、ミスが起きたのは胃液の逆流を防ぐ手術で、7月29日、外科医3人と麻酔科の20歳代の女性医師が実施。

 女性医師は、腹部に空気を送り込む注射器を、鼻と腹部をつなぐ管ではなく、栄養分を送る管に誤って差し込み、静脈に約100ミリ・リットル注入した。

 男児は一時、脈拍が検知できなくなった。最長で約10分間の低酸素状態になった可能性があるという。

 女性医師は2年前に医師免許を取得し、同病院で研修中。ミスが起きた作業は麻酔医の担当で、女性医師は「男児を覆う手術用シーツの下で手探りで管を探す際、管が交差しており間違えたようだ」と話しているという。
(2009年8月3日21時56分 読売新聞)



数mlレベルほどの微量な空気であれば静脈注射しても普通は問題ない(動静脈ろうなど稀な例外を除く)のだが、2歳児に100mlとなれば十分に致命的。
…余談だが、以前わずかな空気が注射に混入したと訴える患者に「微量の静脈注射は文献的に安全とされている」と説明したところ「その文献を見せてくれ」とか言われてメンドクサイ思いをしたのを思い出した。原本なんていちいち持ってないこともあるし。心配な気持ちはわかるけれど、そこまで行ってしまうと僕ら的にはクレーマー認定せざるを得ないので、読者諸氏は引き際を見極めてください。閑話休題。


…ある程度の経験があれば、管の接続先には常に気を配るものだ。複数の管があり分かりにくいときには、むしろ尚更。2年目の研修医ということで、そのあたりの感覚が鈍かったのかもしれない。しかしながら、管を取り違えうる状況下で十分なチェックもなくさせてしまった(と思われる)周囲の状況ってどうなのよ、とも思わないでもないが。

さて、医療において事故防止に重点を置くならば免責も必要なのではないかということは以前のエントリでも述べた。
事故防止防止制度の防止

…もちろんこの件でも取り違えが起こりうる管や、周囲の監視体制など改善すべきシステム上の問題はあったとも言えそうだ。それでも、だからといって責任を問わずに済ませるにはやっぱりちょっとお粗末なんじゃないだろうか。主観だがミスのレベルも低いと言わざるを得ないし、またシステムでミスを100%防げるわけでもなく、最終的には人間の判断力、本人の資質的なものも必要となると思われるからだ。…このあたりは、この件でいえば周囲のサポートの責任問題なども絡んでくるのかも知れないのだが。
Posted at 2009/08/04 08:17:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 医療 | 日記
2009年08月03日 イイね!

いつものことだが

かなり久しぶりに医療ネタを書く。
まずはこのニュース記事。

内視鏡挿入ミスで食道貫通=医師が胃がん検査で-新潟

 新潟市は31日、市内の委託医療機関で60代の女性が胃がん検査を受けた際、医師が内視鏡の挿入に失敗し、食道を貫通させるミスがあったと発表した。
 市によると、事故があったのは21日。医師が女性の口から内視鏡を挿入していた際、モニターで異常に気付き、直ちに中止したが、食道を貫通させてしまったという。約9ミリの穴が開いたとみられる。
 女性は現在入院中で、飲食も禁じられているが、快方に向かっている。市は今後、女性に対する賠償を検討するという。(2009/07/31-20:34)



mixiの機能に「ニュース記事について日記を書く」というものがあるのだが、この記事に関するmixiの日記をざっと見たところ、内容はだいたい2つに大別されそう(医療関係者を除く)。世間一般の反応もだいたい似たようなものだと想像するのだが。

1.「医療ミスなんてけしからん、慎重さや自覚が足りない」派
2.「医者だって人間なんだからミスをするよ」派

読者諸氏はどちらに該当されたであろうか?…個人的には、どちらにも該当して頂きたくないのだが。理由は後述。


さて、まず1.の方々。
おそらく食道貫通(穿孔)という結果から、慎重さや技術などが足りなかったと判断しているものと思うが。
熟練者であっても100%の成功が保証されているわけではない。ミスといえるミスがなくても不幸な結果に終わる可能性はある。簡単な例を出せば、採血や血管内注射だって100%成功するわけではないのを思い出せばいい。いわゆる「医療の不確実性」という奴だ。道交法を守っていれば極端なもらい事故以外には遭わないであろう車の運転とは異なる部分である。慎重だったとか、経験とか自覚とかでこのニュースのような事例が防げるわけではないのだ。
…もちろん明らかなミスが存在した可能性も否定はできないのだが、この記事の内容からはそこまで踏み込んで判断できない。


次いで2.の方々。「医療の不確実性」に対する理解はある程度進んでいるようで、喜ばしいことではあるのだが。さてここで、この件についての産経新聞のweb記事を引用してみる。

内視鏡が食道を貫通する医療事故 新潟
2009.8.2 02:18
 新潟市は31日、同市中央区に住む60代の女性が市内の医療機関で胃がんの内視鏡検査を受けた際、内視鏡で食道を貫通する事故があったと発表した。同様の事故は全国で0.012%の確率で発生しており、市医師会の胃がん検診検討委員会は「偶発的な事故」と判断しているという。

 市保健所健康衛生課によると、女性は今月21日に胃がん検診を受けた。担当医師が直径約1センチの内視鏡ケーブルを挿入する際に、食道上部を貫通したという。女性は市内の別の病院に搬送され、数週間入院することになった。


…産経といえば毎日新聞に次いで医者叩きに熱心だったはずなのに、一体どうしちゃったのという改心ぶり(?)それはさておき、検討委員会の見解はやはり「偶発的な事故」。
「医療の不確実性」をある程度理解するところまできているのなら、報道の恣意性についても理解して頂きたいところ。元記事に「ミス」とあるからといって、皆が皆ミスが存在したという前提で日記を書いているのはどうなの。
他分野ではどうか知らないが、自分の生業とする医療においては「事故」を「ミス」と決めつけた報道は嫌というほど見てきている。ご自身の分野でも似たような心当たり、ありませんか?

まとめます。
ミスでなくても不幸な事故(結果)は起こりうる
マスコミの言葉を鵜呑みにするな
以上。
Posted at 2009/08/03 00:03:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 医療 | 日記
2009年08月01日 イイね!

日本製品のチカラ

日本製品のチカラさてようやく届いたRE30、9J+43であるが、箱にちょっと面白いステッカーが貼ってあったのでアップしてみる。

曰く、
”POWER OF JAPAN PRODUCT
A soul is put to a Japanese product”
訳すと
「日本製品のチカラ
日本の製品には魂が込められている」
といったところか。

…”国に対する誇り”とか言い出すと生臭い話になりかねないので、そのへんは敢えて深入りしないようにするとしても。物的資源に恵まれず結局のところ技術で食っていくほかないこの国において、こういう自負って何気に大事だと思うんだよね。
…話は少し飛ぶけれど、今の日本で理系技術職というものは相対的に報われてないんじゃないか、と思ってみたりもして。もちろん最低賃金だとか派遣労働者の問題だとかも重要なんだけれど、そのへんをもう少し考えないと優秀な人材をどんどん外国に吸い上げられてしまいそうな気が。


それはさておき、さっそく開封して検品してみる。
…ちなみにこのホイールをまじまじと見るのは初めてだったりするが、まぁデザイン重視で選んだわけじゃないし。

剛性はありそうだけれど、それにしても洗いにくそうなデザイン…
無精なのでせめて最初からコーティングとかしたらいいかも知れないけれど、何かお勧めとかないでしょうか…

なお気になる重量は、約7.2kg/本でした。
Posted at 2009/08/01 02:09:09 | コメント(3) | トラックバック(0) | いろいろ | 日記

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