基礎練習の後はコテコテ練習会。
飲んだ後にはこってりしたラーメンが欲しくなるアレと一緒ですね(違)
家系ラーメンに最近ハマっているたまさのです。
先週のNoLimit基礎練習会とは打って変わって、サイドをガンガン使うジムカーナ走りの修行のための練習会。くるくるランド的なスペースで基礎練習を重視するグループと、コース走行を重視するレギュラーグループに分かれてのZummy Racing Famili主催の練習イベントに、レギュラーグループとして参加してきました。
まずは午前中の走行のお話・・・の前に・・・
会場にいた人にはお話しましたが、今回は会場に辿り着く前からハプニング発生。
まさかの移動中にタイヤがバーストしてしまうという事件がありました。
東北道を南下中にいきなり「バン!」って音がしたと思ったらリヤに違和感が・・・
直後にバタンバタンという大きな音が鳴り始め、挙動がふらついたので路側帯に緊急停車。
車から降りて確認したら右後ろのタイヤが写真のような状態になってました・・・
うわぁ・・・危ねぇー・・・
幸いスピンやらタイヤが吹っ飛んでいったりやら他車を巻き込むような被害は無くて済んだものの、完全に走行不能・・・
山間部で照明もない午前5時前に高速道路でこのシチュエーションはわりと絶望感を感じました。
・・・が、そうも言ってられないので、緊急タイヤ交換。
ちゃんと三角板出してたとはいえ、真っ暗な中で高速走行する車を傍目にタイヤ交換はおっかなかった・・・
不幸中の幸い、マシンダメージは大したことなく、暴れたタイヤがぶつかってリヤバンパーとサイドステップが外れたくらいで、ブレーキとかはノーダメージ。雪も降っていなかったおかげでその後は自走で会場まで辿り着けました。
ちなみに翌日いつものお店で点検したところ、ホイールもノーダメージ。(たぶんビードが左右ガッツリ残ってたので、それで走ってた模様)
流石だぜ純正ホイール!
しかし原因は不明。
トレッド面にはクギやらの異物、ダメージの跡は一切無し。
空気圧は先週チェック済み。
ぶっ飛ばしてたわけもなく、むしろ早く着き過ぎると思ってダラダラ走ってたくらい(タイヤ交換とかしておきながらもゲートオープン10分後くらいに着いちゃうほど余裕取りすぎたペース(^^;))
タイヤは新品購入の2シーズン目なので劣化っていうほどの時期でもなし・・・
なんだか分からないけど、とりあえず最近流行りの毒針でも打ち込まれたということにしておこう・・・
そんなエクストリームな出来事からの幸先悪いスタートでしたが、来たからには走らないと勿体無いということで、めげずに練習開始。
まずは午前Aコース。
スラロームを基本として高角度ターンを織り交ぜたようなザ・ジムカーナといった感じのコース。
練習会なので色々試してみて欲しいという開会時のお話を受けて、サイドのタイミングやシフトチェンジ、走行ラインなどを色々試行錯誤。
振り返しを利用した「Yぶんターン」(勝手に命名)なんかもトライしてみましたが・・・まぁそう簡単に上手くいきません(笑)
・・・というか、全般的になんか上手くいかない・・・
特にスタート直後の270°右上の270°高速進入からの中央上の270°・・・このへんが全然ダメ。
いや、他もダメというかしっくりこないんですが、なんていうか車が全然曲がってくれない。
練習用のゼスティノさんが先週と違ってインターバル挟んで冷えてしまうというのもあるかもしれませんが、それにしたって高角度ターンが安定しません。
直前の規制パイロンが絶妙なおかげで進入姿勢が落ち着いてないのかな・・・?
とにかくすげぇ難しいレイアウトだと感じました。
悩みに悩んで結局手応えも感じられず終えてしまった午前中。
レイアウトはそのままで、コースは午後のBコースに変更。
最後のセクションが8の字になった以外は全部一緒なんですがね。
おかげで苦悩は引き続き継続(笑)
以前からターンセクションはノーズターン気味だったし、ここは一度しっかり減速してドアターンを意識してやってみるか!と心機一転挑んでみますが・・・やっぱりダメだぁ・・・
タイム的にはそんなに悪くは無いような気もするけど、なんか納得がいかない走り。
あーでもないこーでもないとやっているうちにあっという間に午後も最終出走。
シメの本番形式の時間となってしまいました。
本番形式ということで、とりあえずノーズターンでも構わないから今できるスキルでタイム狙いにいってみようと走ってみたのがこちら。
VIDEO
アクセル煽って回転不足を誤魔化そうとしても回ってくれない&前に進んでくれない高角度ターン。
内輪めっちゃ空転してるしデフのせいにしていい?と思いつつも、最終セクションはそんなに悪くない感触。
やっぱり進入姿勢なのかなぁ?
とにかくサイドがんがんなテクニカルコースでの走行は楽しく、練習にもなりましたが、悩みのタネはてんこ盛り(笑)
Zummy Racing Family主催のイベントということは、当然似たようなレイアウトがビ筑にも出てくる可能性はあるわけで、テクニックの方はともかく、なんとか少しでも脳内イメージだけは納得いく回答を出しておかないとと感じました。
うん。こりゃ宿題だな(苦笑)
そうそう、今回は朝のドラミで某組長さんが言ってた台詞が割と印象深かったんですよ。
確かこんな感じ。
「ロガーによると僕のターンのボトムスピードは約15km/hくらいなんです。これを秒速に換算すると大体4m/s。パイロンから20cm離れたところを180°ターンすると往復40cm。つまり、ターンに0.1秒かかってしまうことなります。と、いうことはパイロンに20cm寄れればそこ一箇所だけで0.1秒速くなれるんです」
組長・・・理系だなぁ(笑)
(そしてボトムスピードちょっと速すぎんだろw)
と、思いつつも、これこそがジムカーナの真理な気がしました。
ゴールまでにたくさんのパイロンを抜けていく必要のあるジムカーナ。
1cmでも1mmでもパイロンに近く。1m/sでも速く。その積み重ねが数秒単位でガッツリ離されてしまっている上級者と自分の差なんだなぁと、改めて数字で出されて痛感しました。
突き詰めればきっと距離と速度はトレードオフな関係になってきて、どちらを取るべきか悩むようになるのかもしれませんが、多分自分はまだどちらも両方詰められるくらいの位置にいるような気がします。
いきなり一本のパイロンをガッツリ寄せることはできなくても、数cm、数mmくらいならまだまだいけるはず!
練習も、パイロンとの距離も、何事も積み重ねが大事(笑)
もっと速く走れるように、人馬一体の領域まで、まだまだ頑張っていこうと思います。
本番のビ筑はいよいよ再来週が開幕戦。
今年こそは・・・やってやるぞ!