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大晦日なのについつい作業してしまいました(^^;

＃２Ｅｘパイプとクリアランス極小のオイルクーラーの戻し側オイルラインに耐熱対策です。本来であれば、オイルパイプに曲げ加工を施し10mm程内側に寄せたいところですが、メーカー販売終了部品をブチ壊したら目も当てられないので、耐熱バンテージ巻きにしました。

デイトナの耐熱バンテージ（耐熱温度1,100℃）を使用、排気温度は最大700℃前後なので問題ないでしょう。


耐熱バンテージにワイヤツイスターを使用してステンレスワイヤで固定しました。


これでこのオイルパイプの作業は終了です。


簡単に作業が進行しているようですが、オイルパン側のバンジョーボルトがＥｘパイプに干渉するので、オイルパイプを外す度にオイルクーラー・オイルクーラーステー×２・Ｅｘパイプを併せて外さなければならないので根気と忍耐がなければできません。


これで本当に2016年の作業はお終いです(^^;

カワサキって佐川で部品をショップに送ってるんです。おかげで佐川急便の荷物投げる蹴っ飛ばす事件の余波でカワサキ純正部品の到着が遅れました。

さて、以前の作業者が捨ててしまった部品が届いたのでオイルフィルターを組み込みます。届いた部品は矢印⇒の先ね。


あるべき場所にワッシャーを組み込みます。


オイルフィルターエレメントを組み込んで



オイルパンに取り付けます。

ドレンボルトとオイルフィルターカバーだけが妙にキレイです(笑)。
ワッシャー1枚で作業が2日間停止してしまいました(笑)。

続いて、集合管の取り付けに移ります。
まずは検品。

当然ですが、30年間使用されたEXガスケットも新品にします。


Exパイプ仮組。




Exパイプ取り付け後では、オイルクーラーのラインの上の方は、♯4Exパイプがバンジョーボルトと干渉して取り付けできません。
オイルラインの下側を取り付けると、♯4Exパイプがモロに干渉して集合管を取り付けできません。


取扱説明書どおり、エンジンオイルドレーンボルトとオイルフィルターは、Exシステムを取り外さないとできませんね。

仮組みをしていて重大事項に気付きました。
なんと、オイルクーラーのオイルパイプの1本がバンジョー部から干渉して取り付け不能です。
ツキギと連絡を取ってもらって「どうやって付けてたの？」と聞いたところ・・・「当時はオイルパイプを曲げ直して付けてたよ。」とのこと。
オイルパイプはカワサキでは販売終了部品です。失敗したらお釈迦ですから曲げ加工は恐ろしくてできませんね。

オーナーのWちゃんにどうするって聞いてみないと・・・(^^;
ちなみに方法は三つ

1．オイルパンを400Rの物に交換し、オイルクーラーを廃止。費用は1諭吉程度。
2．オイルラインを一品製作。費用は、どうにも干渉している1本だけ製作なら3諭吉、見栄えを重視して2本フルセットで6諭吉程度。
3．集合管を取り付けるのを止める。

さて、どうなるのやら。

またまた友人に頼まれて整備です。

内容は、オイル及びオイルフィルターの交換。それとExシステムの交換。
まずはオイルを抜いて、オイルフィルターの交換を済ませます。



春にオイル交換してから3,000km程走行したのでオイルもそれなりに汚れていますね。

ドレーンボルトを洗浄して、シールワッシャーを交換します。


オイルフィルターを外してみると・・・

スプリングとオイルフィルターエレメントの間に入るワッシャーが足りない・・・

これです。

排出したオイルの中にもオイルフィルターエレメントにもこびり付いていません。
この手のフィルターの場合必ずこの場所にワッシャーが有りますが、過去のオイル交換の時に不注意で捨ててしまったようですね。このワッシャーが無いとオイルフィルターエレメントを破損させてしまうので車両メーカーはこの部品を絶対に省いたりしません。無理解のなせる業ですね。

と言う訳で、ここまで部品が揃っていますが組み込めません。


オイルフィルターを組み込めないので、Exシステム交換の準備をします。
Exシステムを傷付けたくないのでラジエターとオイルクーラーを
取り外しちゃいます。


勿論、ノーマルのExシステムとメインスタンドも取り外しちゃいます。


ここまで取り外すと今後の作業も楽に行えます。


今度取り付けるExシステムは、ドレン：✖　フィルター：✖　カウル：〇なので、作業はオイルフィルターエレメントのワッシャーが届いてから再開です。