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Ducのブログ一覧

2017年02月24日 イイね!

暇なので

暇だったので、Z1BとZ2Aに付いていたオイルポンプを分解してクリーニングしてました。

Z1Bのポンプ・・・ですが、Z1Bまでのポンプではなくて、KZ1000系のポンプですね。

ヤフオク!でZ1Bのオイルパンを落札したら付属してきたオイルポンプです。
オイルパンには、出品者がクリーニングしても落ちないスラッジがこびりついていたので中身は推して知るべしです。
ちなみに自分の持っているオイルパンは、冷却フィンが一ヶ所破損していたので落札したんですけどね。

まずはポンプギアを取り外し

ギアの位置決めのピンは、案の定、摩耗してますね。

ポンプのストレーナーを取り外します。



出品者がクリーニングしてあるのでストレーナーもポンプ下部もキレイなものです。
でもストレーナー周辺部のゴムは樹脂化して硬化してるので問答無用で交換ですね。

次はポンプ本体を分解します。
最初にオイル経路のプラグを外します。

ここは、ねじ部にはねじロック剤が塗布され、ねじ頂部とポンプボディはエポキシ樹脂で接着されてます。

外れました。オイル経路内部が少し見えますが、スラッジが貯まっているのが見えます。

次にポンプカバーを取り外して本体を分解します。

思ったとおり内部は腐ったオイルと錆とスラッジ、で汚れていますね。
分解して部品単体で売るだけあって不動車だったのが分かります。

丁寧にクリーニングしました。

ポンプのギアケース内もこのとおり。
汚れは酷かったですが、摩耗はほとんどありませんでした。
画像では分かりませんが、ケースのボルト穴をタップをたててねじロック剤を除去してあります。

オイルポンプの部品

カバーのギアケース内下部にあたる場所に腐食による痘痕がありますね。
かなり長い間不動だったのでしょう。ここにスラッジが貯まり、スラッジが錆びてカバーも腐食されたと言うところでしょうか?
今気が付きましたが、ギアを写すのを忘れとる!ギアは表面にこびりついた錆を落としました。ここも摩耗少なく、適正にオーバーホールすれば使えそうです。

この後は、仮組みをして保管します。

手前がZ2Aについていたポンプ(Z1000系ポンプ)、奥がヤフオク!のおまけで手に入れたポンプ(Z1000系ポンプ)。ちなみに同じZ1000系のポンプですが、ポンプカバーの刻印からZ2Aに付いていた方が製造が新しいポンプでした。

今後は、分解時の補修部品を複数セット在庫しているので、余裕のある時にギアケース内をWPC処理して延命させたいですね。




Posted at 2017/02/25 01:41:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | Z1/Z2 | 日記
2017年02月19日 イイね!

GPZ600R オイル交換とExシステム交換 6

ツキギレーシングの集合管取り付けも佳境に入りました。

仮付けしていたオイルクーラーと集合管を取り外し本付けに入ります。

オイルクーラーのラインのオイルパン側を締め付けます。

純正のオイルライン(戻し側)と送り側のEARL'Sのオイルラインの取り付け部を取り付け。

そして、集合管の取り付け。



ここのバンジョーは共に#4Exが邪魔になる(バンジョーボルトが入らない)ので集合管を取り付ける前に締め付けを行わないといけないのが分かります。

ラジエターとラジエターの導風板を取り付けます。



それからオイルクーラーの取り付け。



ここまでくるとエンジンをかけられますが、まだオイルとクーラントを入れてませんね(^^;
クーラントは、-20℃でも凍らない濃度に調整して入れます。
オイルは、カワサキ純正オイル S4 10W40 を3.0L入れます。


オイルとクーラントを入れた後にようやくエンジンを始動させられます。



始動後は、ラジエターのエア抜きを行いクーラントを適正量まで補充。
エンジンオイルは、エンジン停止5分後に適正量になるよう補充します。

マニュアルの記載どおり、オイルフィルターエレメント交換後のオイル補充は3.0Lでピッタリオイルレベルが規定値内に収まりました。
残りは外装を取り付け、試走後にオイル漏れやクーラント漏れが無ければ作業終了です。
Posted at 2017/02/19 19:47:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | GPZ600R | 日記
2017年02月14日 イイね!

GPZ600R オイル交換とExシステム交換 5

GPZ600R オイル交換とExシステム交換 5久々のGPZ600Rです。
年明け早々に注文したEARL'Sオイルラインの部品がようやく届きました。

輸入元は部品を常時在庫していないようですね(^^;

オイルパン側にバンジョーアダプターとホースエンドを仮付け。

オイルクーラー側にもユニオンを仮付してホースの長さを決定します。

ホースエンドにホースを通すのに苦労しながらオイルラインを製作します。

ホースエンドをホースに組み付ける用のアルミ製工具が持っていないので、ホースエンドのアルマイトが一部落ちてしまいました(^^;)

そして、取り付け

圧送側のラインなので圧力損失を少なくするために最短距離のラインを作成しました。
最初は、ライン長が長くなるけどオイルクーラーから左回りさせてオイルパン側を150°のホースエンドで受けようかと考えたのですが、オイルパン側のホースエンドのプロファイルが高くカウル内側に干渉するので諦めました。転倒した場合、ホースエンドが破損して走行不能に陥る可能性が高くなりますからね。

ちなみにこのホースの取り回しでもホース部がカウル内側のエアダクトの出っ張りに干渉するので、ダクト部を一部削って干渉を避けております。


あれこれ作業をしてようやくスムーズにアンダーカウルが取り付けられるようになりました。

仮付け完了です。

さて、オイルラインの本付けをするには、アンダーカウル及びサブフレームを含むオイルクーラー並びにExパイプをを一度取り外した後、バンジョーアダプターを本締めしてからExシステムを取り付けて、ラジエターを含む水回りを取り付け、更にサブフレームを含むオイルクーラーを取り付けてからでないとできません。気が滅入りますね。

GPZ400Rならばオイルクーラーが無いので集合管の取り付けは楽ですが、GPZ600Rはとても大変です((+_+))
















Posted at 2017/02/14 17:32:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | GPZ600R | 日記
2017年02月04日 イイね!

Exシステムのクリーニング 2

サイレンサー外筒のカーボンの輝きを取り戻した後はパイプのクリーニングを行います。

テルミニョーニのExシステムは、パイプの仕上げが粗いです。パイプの肌はザラザラで粗いですし、ベンダーでの曲げ加工痕も残っています。また溶接部も日本製のように綺麗なビードではありませんし、スパッタも飛びまくりです。
製品に対する思想の違いと言うのか、性能さえ発揮すれば見映えはあまり気にしないって感じです。例えれば、日本製が所有する悦びを与えてくれる製品、対するテルミニョーニは正しく工業製品って感じです。

閑話休題、クリーニングは汚れを落とし磨く訳ですが、単純に5工程で行います。

1.粗目のコンパウンドで表面の汚れを落とす。(ディスクサンダー使用)
2.メタルコンパウンドで表面を磨く。(手磨き)
3.ステンマジックで焼けを落とす。(手作業)
4.水洗
5.乾燥

1.は場合によっては、片手でサイレンサーを保持し、片手でサンダーを使うので安全に気を使います。
3.は表面を研磨していくので焼けは取れていくように見えますが、それでも焼けが残っているので最後の仕上げです。

●磨きの前に一作業
テールエンドのパイプ内のカーボン落とし
WAKO'Sのガスケット剥がしでカーボンを溶かします。


カーボンを溶かした後は真鍮ブラシでブラッシングした後、水洗して薬剤を洗い流します。

硬く焼き付いたカーボンがキレイに落ちました。

ついでに消音バッフル取り付け穴のバリもスムージングします。

溶接部の焼けが汚いですね。溶接は半自動か?

サイレントバッフルもキレイになりました。


これはテルミニョーニ純正のバッフルではなく、前オーナーが作らせた物だと思います。

●磨き
[施工前]



[施工中]1本終了時、未施工品との比較

未施工の方は、溶接部及びパイプが茶色く焼けているのが分かります。
特に溶接部の焼けが酷いです。
パイプは、未施工の方は肌が粗く、ベンダーでの加工痕が残っています。

[施工後] 右側







左側






全体図


サイレンサーバンドと固定用スプリングも磨いてありますよ。
手作業ですが、かなり綺麗になったと思います。

作業の都度、作業後は腕・手が重くなって力が入らなくなり痛くなります。なるべくならやりたくない作業でした(^^;)

因みにExパイプは別に磨いた物を持っているので、今回は付いていたものは磨いていません。気が向いたら少しづつ磨き・・・磨くのか?・・・(+o+)









Posted at 2017/02/07 01:26:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | テルミニョーニ | 日記
2017年02月02日 イイね!

Exシステムのクリーニング 1

ヤフオクでドゥカティ916SP用のテルミニョーニExシステムを落札しちゃいました。
汚くて程度が悪く見えますが、再生可能とみました。



中間パイプは腐っているように見えます。
実際は泥と油の焼き付いたものです。
ここは電動工具と手作業では如何ともし難いですね。

〇作業一日目と言いつつ外注です(^-^;)
中間パイプは、レストアを得意にしているショップでウェットブラストをかけてもらいました。



サンドブラストとは違う風合い色艶に仕上がっています。
手やブラシの入らない狭い場所の汚れや焼けまで均一にキレイになりました。

〇作業2日目
次はサイレンサー
こちらは完全手作業です。



経年劣化でカーボンの外筒の表面が黄化/白化して曇っています。

これの表面を粗目のスポンジと中性洗剤を使って一皮剥きます。
その後、水洗いをして乾燥させ、WAKO’Sスーパーハードでガラスコーティングします。

★右サイレンサー



左サイレンサー


新品とは言いませんが、本来の輝きを取り戻しました。


続きは次のブログで







Posted at 2017/02/05 02:13:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | テルミニョーニ | 日記

プロフィール

「チェーンのクリーニング http://cvw.jp/b/2231167/43990638/
何シテル?   05/11 14:49
Ducです。 車は三菱ランサーEvolusionⅢGSR、バイクはホンダVTR250に乗っています。 クルマもバイクも最初はノーマルのまま乗ろうと考えて...
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