暇だったので、Z1BとZ2Aに付いていたオイルポンプを分解してクリーニングしてました。
Z1Bのポンプ・・・ですが、Z1Bまでのポンプではなくて、KZ1000系のポンプですね。
ヤフオク!でZ1Bのオイルパンを落札したら付属してきたオイルポンプです。
オイルパンには、出品者がクリーニングしても落ちないスラッジがこびりついていたので中身は推して知るべしです。
ちなみに自分の持っているオイルパンは、冷却フィンが一ヶ所破損していたので落札したんですけどね。
まずはポンプギアを取り外し
ギアの位置決めのピンは、案の定、摩耗してますね。
ポンプのストレーナーを取り外します。
出品者がクリーニングしてあるのでストレーナーもポンプ下部もキレイなものです。
でもストレーナー周辺部のゴムは樹脂化して硬化してるので問答無用で交換ですね。
次はポンプ本体を分解します。
最初にオイル経路のプラグを外します。
ここは、ねじ部にはねじロック剤が塗布され、ねじ頂部とポンプボディはエポキシ樹脂で接着されてます。
外れました。オイル経路内部が少し見えますが、スラッジが貯まっているのが見えます。
次にポンプカバーを取り外して本体を分解します。
思ったとおり内部は腐ったオイルと錆とスラッジ、で汚れていますね。
分解して部品単体で売るだけあって不動車だったのが分かります。
丁寧にクリーニングしました。
ポンプのギアケース内もこのとおり。
汚れは酷かったですが、摩耗はほとんどありませんでした。
画像では分かりませんが、ケースのボルト穴をタップをたててねじロック剤を除去してあります。
オイルポンプの部品
カバーのギアケース内下部にあたる場所に腐食による痘痕がありますね。
かなり長い間不動だったのでしょう。ここにスラッジが貯まり、スラッジが錆びてカバーも腐食されたと言うところでしょうか?
今気が付きましたが、ギアを写すのを忘れとる!ギアは表面にこびりついた錆を落としました。ここも摩耗少なく、適正にオーバーホールすれば使えそうです。
この後は、仮組みをして保管します。
手前がZ2Aについていたポンプ(Z1000系ポンプ)、奥がヤフオク!のおまけで手に入れたポンプ(Z1000系ポンプ)。ちなみに同じZ1000系のポンプですが、ポンプカバーの刻印からZ2Aに付いていた方が製造が新しいポンプでした。
今後は、分解時の補修部品を複数セット在庫しているので、余裕のある時にギアケース内をWPC処理して延命させたいですね。
Posted at 2017/02/25 01:41:24 | |
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