MercedesH.Pではレーダーセーフティパッケージについて
※同じ周波数帯のレーダーを使用している電波望遠鏡施設の周辺では、BASプラス、PRE-SAFE®ブレーキ、アクティブブラインドスポットアシスト、ディストロニック・プラスは自動的に機能が解除されます。
との注意書きがあります。
日本の電波法では周波数の割り当ては決まっており、日本の天文台にある電波望遠鏡は24GHzの周波数帯を使用しているそうです。
国産車のミリ波レーダーはこの周波数帯を避けて製造(76~77GHZ等)していますが、
Mercedesをはじめとする輸入車はこんな日本の事情に合わせては製造されておらず、電波望遠鏡の24GHzとモロにバッティングしてしまったようです。
当然認可は下りず「電波望遠鏡の付近では、ミリ波レーダーをオフにする」という苦肉の策でよりようやく認可が下り、輸入出来るようになりました。
しかし、いつまでもこのような「その場凌ぎ」を続ける訳にもいかず、2013年にマイナーチェンジしたEクラスからはミリ波レーダーをバッティングしない25GHzの周波数帯に変更したようです。
何故こんな初歩的な事を事前に調べなかったのか不思議でなりませんが、それを示すMercedesH.P.の部分がこれ↓
世界初※“24~25GHzミリ波レーダー”を搭載した「レーダーセーフティパッケージ」です。
曖昧な書き方だなあ。w
結局、MyAクラスはどうなんだ?
ここからは想像になりますが、
Aクラスの発売開始は、2013年1月17日、Eクラスのマイナーチェンジは、2013年6月5日。
但し、Aクラスは6月製造分から「ランニングチェンジ」が施されたようなので、ランニングチェンジ前は24GHzミリ、ランニングチェンジ後は25GHzミリと考えるのが妥当かもしれませんね。
(そう考えると、CLA・GLAクラスはオール25GHzミリか?)
Posted at 2015/12/18 17:21:03 | |
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