簡易アライメント調整

車検も終わり、翌日にはいつもの姿に戻しました。
で、やっぱりストラット上部の取り付け穴が大きいので、キャンバーやトーが滅茶苦茶になりました。そしてハンドルセンターでは車が真っ直ぐ走らなくなったので、ここはいつもの平らな駐車場で調整となりました。

今回は簡素に、仕事で使用しているレーザー墨出し器です。

これ使用してアライメント計測・調整したかったのですが、カングーは国産車と違い、ハブボルトが車両側に付いていないのと、PCDが108と中途半端で、この商品は今回使用できません（後日加工、部品調達して使用出来るように致します）

（画像はNBOX使用時の物）

本来、車はリアタイヤの向きやキャンバーが大切だと思っています。左右差があると、車が真っ直ぐ走らないし、車が巻き込み過ぎたり、曲がりにくくなったり。

ま、一般的な車は殆ど調整出来ませんが・・

トップ写真のレーザー墨だし器で、ホイール上部と下部までの距離を測り、（今回は434mm）で上が19mm内側に倒して、

三角関数

θ＝tan⁻¹（19/434)

これでキャンバー角出し、左右両輪合わせました。
その後、リアタイヤに対して平行か確かめながら、トータルトーもスケール（メジャー）で確認しました。

調整前フロントタイヤの後ろ側
。

調整前フロントタイヤの前側。

この車は、バンプトーインですね。
この後、ステアリングセンター確認→調整→数値確認→ステア確認
同時に墨出し器の数値も確認。

タイロッドも左右の回す量に差は勿論出ます。そして試走。
この駐車場は基準線なる溝があって、ステアリングセンターと車両側のアライメントの左右差の確認には打ってつけです。


暫くこのまま乗って、後日NBOXで使用した、メープル１ゲージで計測する予定です。