フロント・ブレーキキャリパーOH

身請け時はフロントブレーキが固着してて全く身動きができなかったのですが、エア抜きをしたらそれが解消されました。

しかし抵抗感は残ってます。

走行時は全く気にならないのですが、発進時のクラッチミートでは違和感アリアリ。
スムーズなスタートができません。

こりゃ無視できるレベルじゃないな。

と神妙にキャリパーを分解することにしました。

キャリパーを外してみると右側だけが固着してると判明したので今回は片側だけ。

↑から30分くらいはモガきました。

ポッドがガッチリ固着してて抜けてこねぇ！

仕方がないのでプライヤー先端にビニールテープを巻いて引っこ抜きます。

少しでも動いたらコッチのもの。
ムニッという手応えで抜けて来るのですが・・・。

開けてみたら予想通り。
12年の年月はブレーキフルードをゼリー状にしてしまってました。

これじゃポッドがビクともしないはずです。

それからは各部をひたすら磨きます。

隣のバイク屋さんを巻き込んで無心にクリーニング。

キャリパー内部はちょっとでも異物があると動作不良に繋がりかねないので念入りに穴と言う穴の貫通を確かめましょう。

気が付いたらこんなに工具を使ってました。

お隣さんの玄関先でなんちゅーことを(爆)

磨きが終わったらキャリパーを組み付け。

ホントはキャリパーキット一式を新品に交換するのがベストなんでしょうが、この度はラバープロテクタントを吹き付けて誤魔化しました(汗)

いや、動作不良があったら容赦なく交換しますよ。

最後はエア抜きをします。

ついでだからとバイク屋さんのZ1もやったのですが、

ジスペケは割とスンナリ手応えが出ました。
でもAPのキャリパーを装着してるZ1の方はエアがなかなか抜けてきません。

構造上の問題なのかな～？
コツとかご存知の方、教えてください。

引き摺りが全く無くなるとジスペケが軽量だって事がホントに実感できます。

当然加速も良くなりました。

いや、こりゃVFRよりも強烈だよ！

これでワインディングを走ったら、そりゃ楽しいよな。