車検で思うコト…

9月1日から車検の内容が一部変更になりました！
今までの車検は光軸検査がハイビームでの測定。
毎回車検の時に疑問？に思っていましたがハイビームなんてひと気の無い場所で使う位なもの…
そこを規定内に収めてどうなものか？
しかし、ようやく？一部の車を除いてロービーム検査に切り換わりました！
丁度お客様の車の車検があり、軽自動車検査協会へ行きました！
今日はやけに混んでいます…

よく見ると、5台中3台は光軸検査NG…
そんな事もあろうかと自分は検査前にバッチリ予備検査で光軸もロービームで調整済み！

ようやく自分の番がきて測定。


なんと！NGの判定…

予備検査で合わせてNGは初めてです。
検査員に聞くと、左右共に右に36㎝、上に5㎝ズレている…

そんなに？

ゴチャゴチャ言ってもしょうがないので再び予備検査場へ…
内容伝えると…

完全に予備検査場と検査協会の機械にずれが出ている模様…
検査協会で言われた数字で再度調整してもらいます。

そしつ再びコースへ…凄く並んでいる…
40分後、ようやく再測定！

しかし！またもやNG…
今度は左に5センチ、下に5センチズレている…

そんなはずは無いと食い下がるも却下…

こうなると、検査協会の機械に疑問符？がわき1回目は2コース、2回目は1コースだったので今度は3コースへ！未調整でトライします！

またもや1時間待ち…その間にコース内を見ているとやはり光軸でかなりNGの車で溢れています。
しかも同じ再検査組がかなりいます。再検査組の仲間と談笑すると、古い年式の車はカットオフが出ずようやくカットオフが出る様に調整しても今度は光量が足りずNGの繰り返しとの事。
ロービーム検査はロービームの光軸に出るカットオフのラインで方向を測定してその際に光量も測定。
範囲内でも微妙な位置だと光量が足りない事になるらしい。

MS21のワゴンRのおじさんも頭を抱える状態です。自分のL960マックスも13年式。今まで光量は言われていませんが…

不安を残したまま3度目のチャレンジです。すでに時間は16時を回り最後の車になっています。

そして測定。NG…
最後なので何が悪いか聞くと、光軸がズレている…
それではと強引にその場ボンネットを開け光軸調整！
普段はダメでも今日最後という事もありその場で再検査。

今度は光量が足りないとの事。やはりカットオフ合わせると光量が足りなくなるパターン。
そうかと思って待機中に新しいバルブを購入済み！
またもやボンネットを開けてバルブ交換！
流石に検査員も少し意地になっている様子。何とか通したい雰囲気。

そして再測定。アクセルふかして測定するもNG…

時間切れです…

仕方なく限定車検証だして明日、再チャレンジです…

戻ってからヘッドライトのクリーニング！

施工後

これでダメなら機械がおかしい！

そんな事を言い聞かせ、翌日再びコースへ。

結果、合格。

たまたま同じ検査員。「なんか機械調整して通りやすくしたの？」
と聞くと「そんな事は無いですよ…」と含み笑い。
いやぁ〜ライトかなり綺麗なんで。と言われる。

何かが怪しい。昨日あれ程苦労したのに結局ライトの汚れ？

まあ合格したので良しとします。

これからは光軸検査は非常に細かい注意をしないとダメです。
うちにくるお客様にもヘッドライトクリーニング勧めていく事になりそうです。