毎度おなじみのマツコネナビ研究です。
いろいろやってみてます「マツコネナビ」ですが、この1週間ほど、検索条件をメーカー出荷時設定の「時間優先」に戻して試しています。結論からいうと、以前に投稿した「マツコネの真実は?」と同じように、「現象としては」、まっすぐ行けばいいのに曲がりくねったり、大通りを避けて狭い道を案内したりということが、時折発生するようになりました。
ただ、やはりそれはちゃんと理由のある状況でした。
タイトル画像は、「曲がりくねった」案内している例です。
見てわかると思いますが、まっすぐ行けば右折一回で済む道を、左折、右折、左折、右折と4回も曲がらされるルートになっています。
ですが、よく見ればわかるとおり、直進の道は赤い線、すなわち渋滞を回避しようとしてこういう道になっているわけです。
ここに限らないのですが、どうも「時間優先」にするとちょっとした渋滞でもすぐに回避しようという傾向が出て、結果的にこういう曲がりくねった道になってしまうようです。もっとも、それならそれで結構なことで、「不満」となるべきものではないはずなんですが、問題になるのはこの「渋滞情報」があんまりあてにならないことにあると推測しています。
と、いうのは、この写真を撮ったのは本当に渋滞しているところだったんですが、私の経験上、VICSの情報ではガラガラの道が「渋滞中」になっていたり、逆に大渋滞が反映されていなかったりということがしょっちゅうあります。これは、私がこれまでに使ったすべてのナビで言えることで、いつもガラガラの大通りが、VICS上は渋滞中になっていた、ということは珍しくありません。
しかし、マツコネナビはこの情報をうのみにすると見え、時間優先だと目の前のガラガラな道を避け、混雑している脇道へと案内することが現実問題としてあるようなんですね。ナビ画面をよく見れば、ナビ君の意図しているところはわかると思うんですが、日ごろイタイ目にあっていたり、ネットの情報で先入観を持っていたりすれば、そんなことには気づかないでしょう。
同じことが、「大通りを避けて狭い道を案内」という現象についてもいえます。
さて、ここでクエスチョン(^^;)。時間優先ということは、当然、所要時間を推定しているわけですが、所要時間は何をもとに推定するでしょうか。
常識的に考えれば、距離を平均速度で割るわけです。では、速度は何を基にするでしょう。考えられるのは、「制限速度」です。実際のところはわかりませんが、そのように「仮定」すれば、「狭い道案内」にも説明がつきます。
どういうことかというと、外国はどうか知りませんが、日本の「制限速度」というのが、どれほどあてになるでしょうか。
私の家の近くには、できたばかりの高速なみに広い車幅の「バイパス」に沿って、トラックがぎりぎり走れるぐらいの「旧道」があったりしますが、これがどちらも40km/h制限だったりします。
仮に、所要時間を距離÷制限速度で割り出しているとしたら、バイパスも旧道も同じ所要時間になります。であれば、目的地に対して、単純に「近い」方を案内するのが道理です。
しかし、ドライバーから見れば、「なんであっちの広い道を通らない」となっておかしくありません。
すなわち、ナビの性能というより、VICS情報の不確かさ、制限速度の不適切等によりこういう現象が起こっている可能性があると、小生は結論しました。
と、いうわけで最近忘れがちな「喜怒哀楽」。
<喜>
また一つ疑問の答えが見つかったかな?
<怒>
しかし、改めて思うと納得できない「速度制限」が多くありません?
<哀>
もし、「幹線優先」が標準だったら、多少不満も少なかったんじゃ...
<楽>
皆さんも、設定をいろいろ変えて試してみることをお勧めします。
Posted at 2014/09/18 22:52:50 | |
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