BMW　ALPINA　B3　3.3 E46「エンジンオイル＆フィルター交換」

性能に対して見て、適正な価格と自分が思えるオイルの中からいろいろ試したが、やはり減る時は減る。
このＡＬＰＩＮＡ　Ｂ３　3.3ツインカム２４バルブＮＡエンジンにおいて、まずは、減らないオイルの追求という、楽しい課題をいつも考えている（笑）。

高回転、高温でも途切れないでエンジン各部の接触回転部分を保護し、飛散しない（しにくい）で燃費も悪化せず、長持ちで適価であるという、理想のオイル（笑）を今後も探し続けることであろう。

ちなみに、10ｗ-50などの表示は異ブランド品ではまったく意味をなさない、ってことを、いろいろなメーカーのオイルを使ってきて実感としてある。走行距離が増えるほど、その傾向は当然増える。Ｂ３のメーカー指定オイルは0ｗ-30であるが、メーカーやグレードまで指定されているのには意味があるのだろう。

フィーリングと、燃費と、水温と油温、そして目で見て触って、と、数字と体感で良し悪しを判断するようにしている。
つまり使わないとわからない（笑）。

クルマの具合を五感に感じて。
こういったことも、カーラーイフにおける楽しみのひとつである。


今回もそんな意味合いで探したオイル、をわくわくしながら交換（笑）。

０度～５度ほどの気温では、今回のオイルは硬いフィーリングだ。
フリクション（抵抗）を感じ、トルク感が増した。高回転は回りたがらずエンジン音は低音寄りに。
油温の上昇も遅く、早く冷える印象だろうか。

峠道だと、そのフィーリングが良い方向へ。
油温が上がると、滑らかになるが、エンジン音は同様いつもよりトーンが低く、高温による耐性を感じ安心感がある。

「これは減らないオイルだろうな」との体感は当たり、ディップスティックに付くオイルの量はまったく変わらず、一安心。

ただ、やはり燃費がリッター１ほど悪化したのでこれではいけない。もう少し粘度を低くブレンドし直そうかと思うが、もう少し様子を見ることに。
走行距離が増えてくれば、必ずどんなオイルでも劣化するので、このオイルの距離と劣化具合を見ることも、オイルの性能の指標となるだろう、と思う。


次のドライブも楽しみだ（笑）。