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琢磨は
予選18番手
6列目(アウトサイド)スタート。
それと近い位置から
劇的なファイナルラップを見せた昨年があっただけに
13位というリザルトは残念でした。
今回、序盤のレース1/4(全200周)にして
琢磨が最高6位まで上げた時には
キタキタキターーー!!!
という感じでしたが、
57周目に痛恨のスピン!(>_<)
レースを見ていた時にはよく分かりませんでしたが、
前車の独特なライン取りによるタービュランスと
タイヤのブリスターができ始めていて、
それが重なってしまうという不運があったようですね。
こちらで解説がされていました。
スピン後、エンジンがストールしてしまいましたが、
まぁそれでもどこにもヒットさせずに済んだのはラッキーでした。
そして、直後にはラップダウンがあったものの
ピットインのストラテジーですぐにリカバーできたことは良かったです。
その後も琢磨はブリスター等で悩まされたり、
それによって早めたピットインの関係で
最終スティントでは燃料を満タンにする必要が生じ
ピット時間をかけざるを得なかったりで、
再び20番台手前までダウン。
苦しいながらもそこからなんとか、琢磨は得意のリスタートを入れながら
13位フィニッシュまでもってきました!
途中のスピンは悔しいですが、
調子悪くてもこの順位内でチェッカー受けてもらいたかったという範囲内には入ってもらえたし、
13位フィニッシュは琢磨のINDY500最高位だったんですね。(アノ昨年は17位)
総合チャンピオンシップではマルコに抜かれましたが
2位にとどまってくれているので、
ここから立て直して年間トップを目指してガンバってイキマショウ!!
ウーーン。
今年はエンジンの燃費等の差だとか、アドバンテジが無かったんですかね~;;
HONDA頑張らないと!
2013 Indy 500 Race Highlights
佐藤琢磨(13位)
「スタート直後のマシンはハンドリングがよく、ライバルたちをオーバーテイクしていくことができました。ペースもよかったと思います。しかし、ハンドリングが次第に悪くなっていきました。ほかのマシンの後ろに入ると神経質な動きを見せるようになっていきました。57周目にスピンを喫したのは、すぐ前を走っていたドライバーが独特なラインどりをして、そのタービュランスを浴びたためでした。壁にヒットせずに済んだのはラッキーでしたが、そのあともマシンはグリップが上がらず、タイヤにブリスターが出ていたほどでした。厳しいレースで、真ん中の順位まで戻すのが精一杯でした。13位という結果は、今日のレースがインディ500であることを考えると本当に悔しいです。しかし、もう次の週末はデトロイトでのレースです。これからもチャンピオンシップはさらにし烈になっていくことでしょう。我々はトップを狙い、シーズン序盤からの勢いを保って、6月の連戦を戦っていきたいと考えています」
アート・セントシアー|HPD社長
「大変悔しい結果となりました。HPDのスタッフ全員、そして、私たちとともに戦ってくれているパートナーたちは、Hondaのインディ500での10連勝を実現しようと本当に一生懸命にがんばってくれていました。しかし、目指す結果を手にすることはできませんでした。力強い走りをみせていたHondaチームも複数いましたが、実力通りの結果をつかむことができませんでした。今日はトニー・カナーンの勝利、長くHondaドライバーだった彼の優勝を祝福します。今日のような経験は私たちを奮い立たせ、エンジンを進歩させるべく、さらに力を注いでいこうという気持ちを強くさせます。今年のインディ500において、プラクティスから決勝までに得られた大量のデータを深く研究し、来週のデトロイトのベル・アイルでのレースで好結果を獲得できるようにしたいと思います」
決勝
順位 No. ドライバー チーム エンジン タイム/差
1 11 T.カナーン KV Racing Technology シボレー 2:40:03.4181
2 26 C.ムニョス Andretti Autosport シボレー +0.1159
3 1 R.ハンターレイ Andretti Autosport シボレー +0.2480
4 25 M.アンドレッティ Andretti Autosport シボレー +0.3634
5 19 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing Honda +0.8138
6 3 H.カストロネベス Team Penske シボレー +3.0086
7 2 A.J.アルメンディンガー Team Penske シボレー +4.0107
8 77 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports Honda +4.2609
9 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing Honda +5.6864
10 20 E.カーペンター Ed Carpenter Racing シボレー +6.8425
12 8 ライアン・ブリスコー Chip Ganassi Racing Honda +8.9216
13 14 佐藤琢磨 A.J. Foyt Racing Honda +10.2602
14 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing Honda +11.3858
15 18 アナ・ベアトリス Dale Coyne Racing Honda +12.2657
16 55 トリスタン・ボーティエ Schmidt Peterson Motorsports Honda +15.3045
20 16 ジェームズ・ジェイクス Rahal Letterman Lanigan Racing Honda +1Lap
22 41 コナー・デイリー A.J. Foyt Racing Honda +2Laps
23 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing Honda +3Laps
24 98 アレックス・タグリアーニ Barracuda Racing/Bryan Herta Honda +4Laps
25 15 グレアム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing Honda +7Laps
26 81 キャサリン・レッグ Schmidt Peterson Motorsports Honda +7Laps
28 21 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing Honda +9Laps
30 63 ピッパ・マン Dale Coyne Racing Honda +154Laps
ポイントスタンディング
ドライバー
順位 ドライバー チーム 総合ポイント
1 M.アンドレッティ Andretti Autosport 168
2 佐藤琢磨 A.J. Foyt Racing 157
3 H.カストロネベス Team Penske 152
4 R.ハンターレイ Andretti Autosport 138
5 J.ヒンチクリフ Andretti Autosport 128
6 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing 125
7 T.カナーン KV Racing Technology 124
8 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing 122
9 O.セルビア Panther DRR 112
10 シモン・パジェノー Schmidt Hamilton Motorsports 108
11 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing 106
15 ジョセフ・ニューガーデン Sarah Fisher Hartman Racing 84
16 グレアム・レイホール Rahal Letterman Lanigan Racing 82
17 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing 81
20 アレックス・タグリアーニ Barracuda Racing/Bryan Herta 79
22 トリスタン・ボーティエ Schmidt Peterson Motorsports 73
23 ジェームズ・ジェイクス Rahal Letterman Lanigan Racing 68
26 アナ・ベアトリス Dale Coyne Racing 53
28 ライアン・ブリスコー Chip Ganassi Racing 22
29 コナー・デイリー A.J. Foyt Racing 11
31 キャサリン・レッグ Schmidt Peterson Motorsports 8
32 ピッパ・マン Dale Coyne Racing 8
34 マイク・コンウェイ Rahal Letterman Lanigan Racing 5