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Yocchi@135
昨今のネットに氾濫するエイプリルフールネタにいい加減アキアキしている、ぐっちでございます。押忍。
そんな私も、昨日ロトシックスがあたり、億万長者になりました。でも昔アパート経営に失敗したときにこさえた借金5億9,900万円を返済したもんで、手元には100万円しか残りませんでした。残った100万円を全額トウカイテイオーに賭けたのですが、すでにそんなウマ走ってないらしく見事に詐欺にあいました。ざまぁ俺様。
と、ちゃんとエイプリルフールにあげなきゃと思ってたけど長々と書いていたら結局次の日になっちゃってなんだかオレただのバカじゃん。マジでざまぁ俺様。
…こんな感じで、今日のもまた長いっすよ。しかも2ないし3部作になります。今時間大丈夫ですか?
ちなみにこの【FCR参戦日記】シリーズですが、BMWカンケーありません。なのでブログ読んでいてBMが出てこないと「BMでてこねージャマイカ!」と叫びたくなってしまう方は、今すぐここで「戻る」ボタンを押しておしまい!!
…あ、いやぁ〜、いかないでぇ〜。
さて、ここからはネタじゃありません、
おとといの日曜日、デビューして来ました。
「富士チャンピオンレース」(FCR)!!
本格的なレースシリーズ参戦は2008年のインタークラブの耐久シリーズ以来ですが、今回はアマチュアレースの最高峰「JAF公式戦」。しかも前の数人で戦った耐久と違って今回はスプリントですからドライバーは自分一人。しかも
これに出てる友達ゼロ人!ということで何から何まではじめて物語。もうね、気分はヒヤヒヤどきっちょモーグたん!って感じでした。
■一人じゃなにもできやしない!
あれは3月の初頭だったでしょうか…JAF戦に裸一貫で参戦しようと思い、車を最低限出られるところまで準備して、参加申込書を握りしめFSW東ゲート横にあるレース事務局の門を叩いた私でありましたが、事務局の人に「あ、ひとりじゃ無理ですよ。最低監督だけでも連れきてください」みたいな感じで軽く鼻であしらわれてしまったのでした。
富士のレース事務局。とはいえエントリーについてはいろいろと丁寧に教えてくれます。
いや、わかってたんですよ実は。ひとりじゃダメだってこと。でもね、JAF戦ってレギュレーションが鬼のように厳しいので、それに見合った車の準備から装備品の用意、ゼッケンや諸々の手配など、これに巻き込まれたらそりゃーもうトンデモナイ面倒くささ。申し訳なさすぎる…そんなことはモグタンの相棒であるお姉さんほどのモンでもわかるわけです。だから正直一人で出来るならそうしたかった。
でもやっぱり出るには監督としてどなたかの名前を借りなければならない…実は頭の隅っこでお願いしたい人がいたんですよね。その人に電話口でスライディング土下座せんばかりにお願いすると、なんとか了承していただけました。…これが実はあとで大変なことになるとは…この時ワタシも監督も知る由もなかったのです(超汗)
■レースカーはベースカー選びが肝心
一方、車は去年末に
アクセスさんで探してもらった後期型NB8C、以前乗っていた
ビワ色の前期型からの乗り換えです。四国のoyajiさんのところまで買いに行って自走で帰ってきた前期型ビワちゃんでしたが、こいつとの出会いがレースへの想いを再燃させたのはまぎれもない事実です。当初は150馬力前後のFRでコーナリングを1からやり直したいと思ったのがコイツを探したきっかけでしたが、実際このロードスターという車で練習しなおしてみると、素直に見えてどこまでも奥が深いその魅力から抜け出すことができなくなっていたんですってよ奥さん!
小さなボディーなのに奥は深い。こんな女性がいたらもうぞっこんラヴ。
じゃあなんでビワ号ででないのかって?そりゃもうそれで出られるなら出たかったんですけどね、前期型も後期型もクラスは同じなんですが、違うんですよ、エンジンが。
前期型でも145psありますからサイズに見合った十分なパワーなんですが、後期型になるとそのエンジンにバルタイがついて160ps、たかだか1tの車重で15馬力差はFSWでは大きすぎます。しかも富士チャンのエントラントは皆さんガチすぎて1kg削るとか1km/h上げるとかのためにああじゃねこうじゃねやってる人ばかりですから、元のエンジンが非力だとワタシの性格上いつまでもエンジンのせいにしちゃいそうでスキルアップにつながらない。だから参戦しようとした時に乗り換えることにしました。
乗り換えに際しアクセスの佐野さんに相談したところ一緒に探してくれるとのことで、二人で中古車市場見ながらこれがいいだのアレがダメだの…結局やっと今の銀だこ号が見つかって納車されたのは今年の1月なのでした。
NBって古いのに全然値段が落ちない…年式と走行距離考えたらありえない金額
納車から急ピッチで作業を進めるも、なかなか間に合わない部分も多くて、もちろん予算的な問題もあり、現状の完成度はまだ60%くらいです。(おっと、早くも車のせいにしてしまいそうだ…修行するぞ修行するぞ修行するぞ…)
■そもそも残り時間が少なくならないと燃えないタイプだもんで…
あとはただひたすら練習練習。とはいえ最低限必要だったLSDまで組み付けて一応走れるようになったのが3月の頭(申込に来た日がシェイクダウンでした)。それから数回FSWに赴き修行。シェイクダウン時のタイムは2分14秒台、澤さんの
ワンデイスマイルのドラサポを受けて13秒フラット。
澤圭太選手に教えを請うたらあっさり1.5秒更新。これにはオラもおどれーたぞぉ。
それからアライメント調整とバネ交換、減衰の試行錯誤、インテークに外気取り入れ用ダクトを取り付け、ラインの研究を重ねてレース前に叩きだした最終的なタイムは11秒7。やっと10秒台が見えてきたんですが…
明らかに最高速が落ちているのにタイムアップ。
リアのトーインが効いて最終セクションが速くなったんだと思う
でもじつわ。。。
去年の予選上位タイムは7〜8秒台www
前々からわかっちゃいたけどこれはありえない。
だってひゃくろくじゅーばりきしかないんだよ!?
先日会った、とある大手タイヤメーカーの方が言ってました「ロードスターカップの上位のタイムって、GTのトップクラスのドライバーが同じの乗っても出せないんですよ。ひどいのだと6秒落ちってのもありました。すぐに同じタイム出せる人って国内には1人か2人じゃないかなぁ?それぐらいレベル高いです。だからこれに出るのは正解ですよ」
…いや不正解でしょ!!
もちろんロードスターに特化した話なんで、去年のカップのチャンピオンがGTマシン乗ったからって速いってわけじゃないだろうし、いかんせん富士なもんでパワーによってラインもクリッピングも全く違うからってのはあると思います。だけど向こうはプロですからプライドもクソもあったもんじゃないですよ。。。
新参者の私はこの話にただただ尻込みするばかり。。。
…でも、、、
…ではいつやるか????
今でしょ!!
おあとがよろしいようで。
明日か明後日くらいにつづく。
Posted at 2013/04/02 18:30:07 | |
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富士チャンピオンレース | 日記