WAKO`Sのオイルについて聞きたい事が有りましたので早速電話して聞きましたが詳しくはメールで返答します。・・・と言うことでアドレスを教えて貰い回答を頂きました。ちょっと油温が気になったモノで・・・以下はWAKO`Sからの返答です。
参考になれば幸いです。
>エンジンオイルの適正油温については、おおまか以下の3点について考慮する必要が
あります。
①油温は低い方が、潤滑油の酸化を抑制できます。
②エンジンは設計段階で、ある一定の温度で最適なクリアランスになるように設計されています。また、その状況は、
使用の履歴によって変化します。
③ブローバイガスから、水分、ガソリン分の混入が発生している場合、油温が高い方が影響を受けにくくなります。
この状況を総合的に考え、適正な油温が決定されます。その為、エンジン毎に適正油温は変化します。
オイル自体は、大気圧下200℃程度で沸騰しますので、事実上、使用限界はこの温度と言えます。また、高温になるほど油膜が薄くなりますので、高温で使用する場合は、高粘度品を使用する必要が発生します。
以上のように適正油温を厳密にいえば非常に複雑な話になりますが、エンジンの設計上油温が140℃以上になるようでは機械的な不具合があると思いますので、一般的に80℃~120℃であれば適正油温と考えて良いと思います。
オイル交換時期については、潤滑油の性能にもよりますが、たいていは、潤滑油にどれだけの未燃焼燃料や燃焼生成物である水が混入したかによります。これらが混入すると粘度の低下が発生してしまいます。
ただし、混入量については、エンジンや走行状況によって異なりますので、潤滑油の交換時期を正確にもとめるには、分析する必要があります。
弊社での過去さまざまな使用油分析の経験上、メーカーが設定しているオイル交換基準であれば通常問題はないと考えますが、走行距離が多いこととお車を大切にしていることがお見受けできますので、5000kmまたは半年毎の交換サイクルが良いと考えます。
・・・以上です。確かに高いオイルですが性能やパフォーマンスはピカイチというのがこれで納得しました。ここまで詳しく返答を頂いたのはWAKO`Sが初めてですね。
Posted at 2007/07/19 20:57:31 | |
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