Okey@208GTのブログ一覧

元日の初詣とは別に、毎年違う神社仏閣に正月詣をしています。

2017年は六甲山系の摩耶山山頂にある摩耶山天上寺を参拝しました。

六甲山のワインディングを味わいながら天上寺詣でです。

駐車場は空いており、下界の混雑とは無縁です。




まずは山門を入ります。





階段を上るとする西大門が見えます。





その門をくぐると左手に小さな建物があります。





中を見ると、日本らしからぬ像が。
それもそのはず。インドから送られた大理石の摩耶夫人像です。
柔らかなニュアンスで慈愛に満ちた出で立ちです。





参道となっている長い階段です。
皆さん、息を切らせながら歩みを進めていました。





石段を登りきると「若ガエル様」が歓迎してくれます。
困難を乗り越えようという意志と体力が若返りに効くという感じでしょうか。





ようやく境内へ続く門を入ります。





まずこちらで飴湯のお接待で冷えた体を温めます。
そして、日本唯一の仏母摩耶夫人尊を祀るお堂を参拝。
女人守護の本山とのことで、日ごろの奥さんの頑張りを労い、守っていただきます。







本堂には本尊の十一面観音が配され、厄除招福のご利益があるとされます。
美しい色彩の施された仏様達が数多く鎮座し、他のお寺と違う雰囲気があります。
また、堂内に四国八十八か所のお寺の砂が入った座布団が並んでおり、それを踏みながら参ると八十八か所を参詣したと同じご利益があるということです。頑張ってお参りして結願に至りました。





本堂脇には「おめでた蛙」様が。親子蛙が子孫繁栄のご利益をもらたすとのこと。それぞれを撫で家族の幸せを願いました。





本堂の前には見事な枯山水があります。お寺の開祖であるインドの法道仙人が日本まで来る度路を表しているそうです。





お寺から見下ろす景色です。靄がかかって遠くまで見通せません。しかし、もっと緑多い季節に来たらもっといい景色なんだろうなと思わせる場所です。





参拝も終わり、帰り道に「無事カエル」様が。ご配慮ありがとうございます（＾＾）。





また、急な長い階段を下っていきます。
中々ユニークで趣深い正月詣でした。





「また、今年も良い年でありますように。」深く祈念した1日となりました。