2代目レガシィも最近めっきり見かける機会が減ってきていますが、初代となるともっと見ないです。私が最後に初代を見かけたのは2年前に静岡に旅行した際、三保の松原近くで初代後期型のワゴンをみたのが最後です。
さて、私の家では初代は所有したことがないのですが、乗っていた3代目レオーネが買って5年目でオートマからオイル漏れを起こすという結構なトラブル修理の代車として前期型セダン、2.0L・VZのFFが1週間ほど家にやってきたことがあります。
色もこの写真と同じ、ミディアムグレーメタリックという色でした。当時は小学生でしたから運転は当然できませんでしたが、当然の事ですがレオーネより色々な意味で進歩している車で、エンジンもレオーネより静か、乗り心地もより良く、装備類も豪華で良いなと思った記憶があります。ちなみに電動格納式のミラーのスイッチを押してミラーが開閉出来た時は結構感激しました。レオーネはミラーの鏡面調整しか出来ませんでしたから。
ただ、家にいた1週間程の間にドアロックが故障し、当時珍しかった赤外線ドアロックも使用できなくなり、集中ドアロックさえ作動しなくなって車へ乗る時が大変だった記憶があります。確か車内から各ドアを手動でアンロック・ロックしていた記憶があります。
そのドアロック以上に、初代から3代目くらいまで(中でも初代ですが)レガシィについてまわった燃費の悪さには親もまいっていました。3代目レオーネもオートマにターボプラス4駆でしたから決して燃費の良い車ではなかったようですが、このレガシィはFFにもかかわらず更に悪く、リッター5キロという燃費で、これが一番のネックになり初代レガシィは我が家で購入することはありませんでした。その後購入した2代目も初代よりは改善されたとはいえ、決して燃費の良い車ではありませんでしたが。
でも個人的には今でもレガシィワゴンのデザインでいえば、初代が一番好きだったりもします。また、必死になってこの車を作ったたという開発陣の意気込みが感じられて(これは開発時の富士重を取り巻く状況の話や、実際の開発ストーリーなどを後で知ったから余計にそう思うのですが)やはり富士重の中ではエポックメイキングな車なのは間違いないと思います。
Posted at 2015/11/14 23:35:29 | |
トラックバック(0) | クルマ