KYO-EI ワイドトレッド11mm取り付け

KYO-EI ワイドトレッド 11mmをリアに取り付けします。

5H 114.3 M12 P1.50 60mm 11mmを選択しました。

現在のリアホイールは18インチ 7J+48
これに5mmホイールスペーサーを入れてましたがこれを撤去して11mmワイトレに交換です。

このワイドトレッドシステムには社外ホイール用ハブ径が設定されていないので60-60mmのハブセンターを選択してワイドトレッド取り付け前から使用しているハブリング60-73mmを使用します。
写真は装着後です。

ホイールを外したらハブとハブボルトを清掃します。
ハブに錆が出ていたら紙ヤスリで落としてスレッドコンパウンドを塗りましょう。

ワイトレに付属された専用ハブセントリックリングを取り付けます。
綺麗に清掃しないとなかりきついです。
当て板をしてプラハンで叩きました。

ここで注意点です。
純正ハブボルトの出幅を計測します。
24mmくらいです。

装着するホイールの逃げ部分の寸法を計測します。
30mmでした。
深いです。
24mmからワイトレの厚み11mmを引くと24-11=13mm
13mmワイトレからボルトが出っ張ることがわかります。
13mm<30mmなので収まることが確認出来ました。
自分が履いて来たホイールでも逃げ30mmは深いほうなのでワイトレ購入前に上記の方法で御確認下さい。

ワイトレ本体を挿入します。
ワイトレとハブセントリックリングのクリアランスもギリギリの絶妙なクリアランスです。
ワイトレが最後まで入ったことを確認して専用ナットを手で締まる限界まで対角で締め付けます。

専用ナットの締め付けトルクは120Nmですが片締めに為らないように段階を追って締めます。
対角締め（ホイールを締める順序）で手締め〜30〜90〜120Nmで締め付けました。

120Nmで締め付けたらハブリングを装着します。
装着前と同じホイールを履くならハブリングは移植するだけで大丈夫です。
しっかりと奥まで入ってガタのないことを確認しましょう。

最後にホイールを装着して120Nmで締め付けて完了です。
ワイトレ装着した場所は今後120Nmで締め付けましょう。
少し走ったら増し締め確認をお忘れなく。
すべては自己責任でよろしくお願いします。
ちなみに自分はタイヤが浮いた状態で最終締め付けまでします。
理由は接地してホイール&ハブに荷重が掛かった状態での締め付けはなんとなく嫌だからです。
リアはサイドブレーキしてフロントは片側ジャッキアップなら可能です。