スロットルボディーのスロットルバタフライ(スロットルセンサー) 洗浄
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
リード110(EX含む)で実施しておられる方は、比較的、少ないと思いますが、約4千キロを超えた辺りの車両の大半は、スロットルボディーのスロットルバタフライ(スロットルセンサー部分含む)の表面が、汚れます。
スロットルボディーのスロットルバタフライ(スロットルセンサー部分含む)が汚れると、
加速・燃費共に、悪くなる。(冬期の燃費低下を招く)
信号待ち等で、エンストを起こす。(ブローバイガスの影響により、スロットルセンサーの感度低下に因る為、及び、吸気バルブ側付近に、カーボン蓄積量が増える為)
と言った事が起こります。
・エンジンオイルの交換頻度が低い事。(1年近く無交換状態で有る事)
・レギュラーガソリンを給油する事。(燃料に、不純物が多く含まれる為)
・走行中に、アクセルを7割以上開ける事が多い。(ブローバイガス(エンジンオイルミスト・未燃焼ガソリン)の循環量が一気に増加する為)
上記が主な原因となります。
因みに、燃料タンクへ、燃料添加剤(ワコーズ フューエル1等)を注入しても、スロットルバタフライ(スロットルセンサー)の汚れ自体を洗浄する事は一切出来ない為、定期的に、スロットルバタフライ(スロットルセンサー)を洗浄する必要が有ります。
非分解にて、作業する際に、準備するものとして(脱着に使用する為のドライバー・レンチ類を含む工具は除く)
キャブレタークリーナー(インジェクタークリーナーも可)
綿棒(2、3本)
ウエス 1枚(スロットルボディー下部に敷く為)
2
メットインBOXを外し、エアークリーナーBOXに接続して有るホース類及び、エアークリーナーBOXを外し、スロットルボディーの吸気口下に、ウエスを敷いて準備します。(設計上、リアタイヤが有る為、四角い手鏡をスロットルバタフライが見える角度に置くと、洗浄時の作業効率も良くなるかと、思われます。)
先ずは、吸気側バルブの洗浄目的として、アクセルワイヤーを指先で動かし、スロットルバタフライを1/3程開けた状態にし、キャブレタークリーナーのノズルをインマニ奥側へ、軽く差し込み、5秒間程度×3回に分けて吹き掛けます。(吸気側バルブに、クリーナー液溜め目的として)
3
次に、綿棒の片側の先端部分に、キャブレタークリーナーを染み込ませ、スロットルバタフライの表面全体及び、上下部分も綿棒で念入りに一通り洗浄します。(綿棒1本で、2回洗浄分)
この工程を、4~6回(汚れ具合が酷い場合は、綿棒3本使用)繰り返せば、洗浄作業自体は完了です。
注意点としては、スロットルバタフライ(全閉時)の上下箇所及び、スロットルバタフライの表面に、ゴミ(綿棒の毛羽立ち等)が付着して無い状態にする事が、最大のポイントです。(始動確認時に、エンストの原因になる為)
4
後は、エアークリーナーBOXを、スロットルボディーに仮付けし、エアークリーナーBOXのホース類を接続した状態で、キーをオンにして、エンジン始動確認を行います。
始動確認直後、エンストする様な事が無ければ、スロットルボディーとエアークリーナーBOXの接続部分を増し締めし、エアークリーナーBOXを固定した後、メットインBOXを元通りに組み立てれば、完了です。
作業時間としては、慣れれば、1時間程度で、組み立て完了すると思われます。
スロットルバタフライの洗浄後は、吸気側バルブに、蓄積したカーボンも落ちるので、エンジンオイル自体が汚れる為、エンジンオイル交換前日(年に一度)が実施するポイントです。
緩やかな勾配も力強い加速状態になります。
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