祭り囃子が聞こえてくると
無性に体中の血が騒ぐ
秋になると、オレのふるさと、川越では大きな祭りがあるのです
市内を、たくさんの山車が練り歩き、
遭遇すればお囃子を競い合う
川越祭り という伝統行事です
これは、徳川親藩で松平が納めていた川越城にちなむ
鎌倉時代の関東管領の上杉氏や太田道灌の時代から
河越城として存在し、源義経や武蔵坊弁慶にもゆかりがあった
関東武蔵の要所の歴史を今に伝えています
山車は、城下の各町ごとに存在していて
町名には、大手町、幸町、喜多町、志多町、元町、通町
六軒町、連雀町、仲町、脇田町、宮下町、宮元町、などなど
武家屋敷と、商人と神社、寺社がならぶ町並みをあらわしています
山車の頂上には、その町ごとにゆかりの人物が人形となって
添えられており、
その人物名が刷られた浴衣と法被を、町衆は揃って着ています
お囃子のリズムに合わせて、踊り手も変化します
稲荷(狐)、獅子、ひょっとこ、おかめ…
踊るのは、訓練を受けた子供達の場合もあります
また囃子方にも、大人以外に子供も交じります
今は、10月の中旬の土日に慣行しますが
昔は、10月の15、16日という日時固定でした
蔵造りで有名な、市内のメインストリートと
河越城や市役所近辺の旧市街地は、すべて祭りの舞台です
オレが通っていた小学校と中学校も
このスペシャルエリアに存在していて
同級生にも、囃子方に在籍しているヤツもいて
祭りの二日間は、学校が2時間でおしまいだったのだ
町挙げての、大イベントってぇわけ
だからオレにとっては、”見る”のではなく”やる”ものだった
35年になるけれど、ほとんど毎年突撃している~
嫁さんも、同じ川越なので、子供の頃から親しんでいる祭りなのだ
お囃子が聞こえると、もういても立ってもいられない☆
この祭りが終わると、本格的な秋の訪れですね
Posted at 2008/10/21 17:03:19 | |
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