できれば新車で買いたいところですが、そのような財力もないので中古で購入しました(笑)
新車価格は1,200万円、郊外だと家が建てられますね(爆)
以前にも述べましたが、新車で購入するのは、官庁・駐日大使館の公用車、大手企業の役員車、ハイヤーが9割以上です。個人で買うオーナーは大きい寺院・神社の僧侶ぐらいとのこと。
トヨタディーラーでさえ、1度も売ったことがないというが大半です(東京・大阪・名古屋等を除いて)。
長年付き合いのある近所のトヨタディーラーで点検整備をしていますが、おそらくその店舗では売ったことがないそうです。私のように中古で購入したタマの入庫でさえ、何年かぶりとの一言。
整備の方も触れる機会がないそうで、行くたびに車談義に花が咲きます(笑)
さて、購入に至るまで、私も1年近くかけて、納得の行くタマを探しました。
私なりのセンチュリーの選び方を書いてみます(あくまで自論です)。
①“法人ワンオーナー”の文句に騙されない
上記は中古車業界で程度がいいものの代名詞のようにPRされますが、実際は?です。
定期点検、法定点検をしっかり受けており、丁寧に扱われているとのことでしょうが、中にははずれもあります。運転手さんにとっては、自分の車ではなく、あくまで会社の車。
昔は役員付きの専属運転手さんを雇用してましたが、最近は車こそ自社で購入orリースするが、運転手さんだけハイヤー会社に外注のケースが多いです。また、購入ではなく、リース扱車もおおく、役員車といえど、車両管理がおざなりな会社も多いです。
しっかりした会社だと、壊れる前に予防整備で部品交換をしたり、10万キロでエアサス4本新品交換とか、上物物件があります。
・定期点検はしっかり行われているが、逆に言えばそれしかしてない事も。
オイルキャップを開けて、汚れを確認してました(吹き返しがあるので見にくいです)。
・内外装の「見た目はきれい」だが、「扱いは意外と雑」
役員車としての用途が大半で、洗車等はまめに行っているが、洗い方が雑で洗車傷多数、
回送時はタイトスケジュールなため、雑な運転(ミッション、エンジンに負担)だったり。
平日の都内はかなりアグレッシブな運転を披露する(笑)役員運転手さんを多数お見かけします。
・たばこ臭いこと多し(笑)
②“整備記録簿なし”は要注意
これはセンチュリーに限らないですが、どのような整備をしたのか全く分からないですし、メーター改ざんの可能性も。
③ドアミラー仕様は要注意
中古車市場だと、ドアミラー車の方が人気があるため、フェンダーミラー→ドアミラーに改修(板金)している事があります。手抜き店だと、ドアミラーが純正ではない場合や、フェンダーマーカーを装着していない場合も。
④センチュリーは走行距離以上に稼働時間が多い
なんのこと?と思うかもしれませんが、センチュリー特有の運転環境、「アイドリング待機の長さ」です。
平日の大手町に行くとよくわかりますが、役員を待つときは、基本アイドリングのまま車内待機です。つまり、真夏の炎天下はエアコンフル稼働、エンジン・クーリングファンがかなり酷使されます。
おまけに、V12は熱量がすごく、エンジンルームにキツキツに詰まっているため、ベンツほどではないですが、熱害に要注意です。
⑤多走行車が多い
10万kmオーバーの物件が多数ですが、しっかりした整備であれば、とてもヤレの少ない車なので買いです。オイル漏れ、パワステポンプ、エンジンルーム内・ホース類の劣化(熱害)、クーリングファンのへたり、エアコン、オルタ、足回りのガタにはお気を付けを。
長々と失礼しました。素人ですが、私なりの所見でした。
Posted at 2015/03/29 19:32:23 | |
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