昼前に長男から連絡があって、タイヤ交換をしたいという。おそらく明日の雪に備えてのことであろう。今までタイヤ交換は車を置いて行かせて自分でやっていたが、今回初めて教えろというので、時間を指定して待っていたところ、まず嫁の軽が来た。
まず全部やって見せ、あとで手を出させるようにした。せっかくなので手順を列記しながら顛末を語ろうと思う。おかしなところがあったら指摘して頂きたい(写真はありません)。
1)車止めをする。整備の基本。ゴムブロックのものと金属で組み立て式のものがある。
2)ジャッキアップポイントを確認、ジャッキをかける。本当なら車載のパンダジャッキでやらせようと思ったが、何やら取り出すのが面倒(スペアタイヤを外さないとジャッキが取れない?)というのでいつものフロアジャッキを使った。車載工具は確認に留めた。ちなみに嫁の軽はタイヤの空気が減りまくっていて、低床用のフロアジャッキでも皿ゴムを抜かないと入らなかった(´;ω;`)。
3)まだ使わないタイヤを車体の下に入れる。これを2本目が終わるまで忘れていた(´・ω・`)。
4)ジャッキがしっかりかかっているのを確認して少しずつ車体を持ち上げていく。あと少しでタイヤが地面から離れるというところで止める(FFのAT車は停車状態で4輪ともフリーになっていないので完全に持ち上げてしまってもいいと思うが、ATでもNに入れて停車する習慣のある人は要注意だ)。
5)ナットを緩める。嫁の軽はナットの固着が始まっておりインパクトレンチでは緩まなかった。車載のタイヤレンチを使って実力で緩めた。
6)完全に緩んだところ(ナットはまだ外さない)でタイヤが浮くまでジャッキを上げる。
7)ナットを手で緩めて取り、タイヤを外す。ハブボルトにホイールが当たってガリガリすると嫌な気分になるので、苦々しい顔をすること。普段あまり見ることのない、ブレーキやサス回りのチェックをしておく。
8)ハブボルト(もしくはナットの内側)にコパスリップを塗布する。これで固着とはオサラバ(ただし、ボルトへのグリス塗布は賛否両論あるので、ご自身で確認、判断してほしい。自分は問題ないからっていうのは何の保証にもならないので)。
9)新しいタイヤをセットし、対角状にナットを締める(プロはあまり気にしていないようにみえるが)。
10)トルクレンチで締結トルクを管理(今回は訳あって省略)。←実は去年初めてトルクレンチを買ったばかりなので…すみません。
11)タイヤを揺すってしっかり締まっていることを確認し、ゆっくりとジャッキを下げ、タイヤを着地させる。完全に接地したら一安心だが、ジャッキを抜いても緊張は抜かない。
12)運転席ドアの開口部に書いてある数値に従ってタイヤ空気圧を管理する。うちは足踏み式の空気ポンプだ。太ももの前の筋肉がパンパンになるぞ。
完了。外したタイヤは軽く洗ってからしまう。お疲れ様。
これであっているだろうか。あまり自己流でもないとは思うが、おかしなところや間違っているところ、してはいけないところなどあったらぜひ教えて下さい。
ちなみに、嫁の軽で手順を把握した長男はその後自分の車をすべて一人でやってしまった。大したもんだ。
Posted at 2018/01/21 20:41:55 | |
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