メーターウィンカーLED化(逆起電力防止対策入り)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
もうかれこれ10年程前(青系LEDが販売されて直ぐ)には、ほぼ全てのインパネ内のランプはLED化してたのですが、どうしても対策がめんどくさくてしていなかった箇所があり、1年に1回はLEDを焼損させ交換していたメーターのウィンカーの逆起電力防止対策しました。
通常は写真の様なT5のLEDランプを使うので、他の回路に逆起電力防止回路を組み込み必要があるのですが・・・
2
こんな束になってるハーネス弄るのも・・・。
またメーター裏のペラペラの緑のビニールのプリント基板に細工を・・・とも考えたのですが、何だかハンダで不要な部分までいろいろ溶けそう・・・って感じがしたので、結局LEDランプ自体を一体型で作ろうって事にしました。
3
ウインカーのLEDがやたら切れるのは、もしかしたら、自分だけなのかもしれません。
それはウィンカー回路をこんな風にしてしまったからです^^;
こんな回路になってしまったのは、過去にウィンカーの点滅速度をスープラのGTカーみたいに早目にしたい!!
ウィンカー速度変更ユニット売ってるけどLED対応じゃない!!
などあり、
今では速度変更ハイフラリレーなんて売ってはいるのですが、ハイフラリレー自体既に廃止してる回路なんです・・・。
変なとこにリレーが付いているのでコレが多分原因。
(このリレーはたまにはLEDじゃなく、電球仕様テールを付けるって事だけの為に付けてしまった物です。)
(LEDの抵抗や定電流ダイオードは省略)
4
ちなみに逆起電力はどのようなものかというと、過去にUPした画像ですが・・・。
これはオシロスコープによるインジェクター(青い線)の作動電圧を測定したものです。
(マイナス制御にとなっている、インジェクターのマイナス端子測定)
インジェクターは内部のコイルによって弁を開閉しています。
一瞬の出来事でちょっと分かりにくいですがこの時、ON=インジェクター作動(0V)しますが、インジェクターの作動が終了した途端物凄い電圧が上昇しているのが分かると思います。
この電圧はおよそ60Vになっています。
つまり12Vの電源が5倍にもなって帰ってきてます。
コイルはこの様な特性を持っています。
リレーもコイルなので同じな訳です。
5
そこで今回は逆起電力防止LEDを作ることに、画像3の丸の部分をこの様な回路にするわけです。
(LEDの抵抗や定電流ダイオードは省略)
各部品の役割は、
・ツェナダイオードはこの場合16V以上の電圧かかかった時にショートし、他の回路に16V以上の電圧が掛からない様にする働きがあります。
・整流ダイオード(ショットキダイオード)
本当はショットキダイオードを使うのですが、役割的には似てる整流ダイオードに。(単に沢山余ってただけ・・・)
整流とショットキの違いは反応速度の差です。(コレが命取りになりそうですがw)
整流・・・反応速度が遅いが耐圧性が高い。
ショットキ・・・反応速度速いが耐圧性低い。
役割は逆起電力発生時にショートさせて他を保護するです。
6
作成過程は割合しましたが、汚いけど出来ました。
適当に切ったユニバーサル基盤に面実装LED取り付けて回路通りに組んだだけです。
3chipで15mA仕様(1chip、5mA)ですが最近のLEDは電圧による明るさの立ちが上がりが良いですね。
3chip、5mA位でも十分かも・・・。
7
内側に強力な両面テープで固定して、配線をこの様にハンダ付けして・・・終了です。
被覆等はしません。
周りの純正ハンダ付け部分もしてないですから。
8
点滅がきちんと確認できました。
もう2ヶ月経ちますが今の所問題なしです。
このまま、様子を見て問題あれば再対策ですね。
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