先日、ZEALにてカム交換における現車セッティングをして貰いましたので、
エボⅢのブーストの掛かり&立ち上がりを確認するため、データ取りを行いました。
・ブースト関係のホース劣化具合確認
抜けや劣化はなさそうでした。
・純正アクチュエーターの状態確認
ブーストコントローラーSBC-iD(ブリッツ)のブーストをOFF設定にし、1→2→3→4→5速にて
立ち上がり&安定性を確認しました。
(1速と2速はすぐに過ぎてしまうので動画は、3速からの動画です。)
ブーコンOFF設定状態では、純正ソレノイドバルブによるブーストUPが行われないため、
純正アクチュエーターのみの実力になります。
通常エボのノーマルは、0.7~0.8kgf/cm2ぐらいだったと思いますので、安定はしていませんが、
0.8~0.9kgf/cm2でブーストが掛かっていたため、純正アクチュエーターは問題なし…と思いたい。
(実際はちょっとヘタって来ているかも…。18万キロ交換していないので微妙か?)
・ブースト 1.3kgf/cm2の設定値で、ゲインを変動(0~25)させて立ち上がり&安定性を確認
ブーストコントローラーのブースト設定を1.3kgf/cm2にし、更にゲインを0~25までを
5ステップ刻みでUPさせていき、 立ち上がり&安定度を確認しました。
立ち上がりを比較するため、3速/4速/5速の各ゲインに対する立ち上がりを1画面に
してみましたが、う~ん、なんか見難くしただけのような気がしますが、とりあえず
1画面に並べて比較すれば、差が分かり易くなるのじゃないか?
と思いせっせと走って→動画記録を繰り返しましたが、いざ並べて比較してみたところ、
ゲイン変動による立ち上がりの速度はデータ上はあんまり違いがありませんでした。
体感上では微妙にUPしていたような気がしていましたが、 思い込みによる脳内補正が
掛かっていたのかもしれません。
(毎回同じようなシフトUP&ペダル踏みをしたつもりですが、精度がイマイチだったのか?)
ゲインが15を超えたあたりからオーバーシュート&安定性悪化気味(ちょっとハンチング)のため、
自分のエボⅢの設定値は、ゲイン15以下ぐらいがちょうど良いところと思います。
ということで、年末/年始の相棒の設定値は、ブースト1.3kgf/cm2のゲイン10で決定です。
EVCとかは、もっと安定性が優れているんでしょうかね?
ステッピングモーターのブーストコントローラーを付けた事がないので、
次にブーストコントローラーを換えるときはEVCに換えてみたいです。
Posted at 2014/12/27 19:28:46 | |
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