小学生時代に惚れ、初めての愛車として手に入れました、セリカGT-fourです。
コイツを買う22歳まで、自分の人生の目的はセリカを所有することでしたw
個性的な丸目4灯ヘッドライト、コークボトルラインの艶かしいフェンダーライン、力強さを感じさせる大型グリル、何か発射しそうなボンネットの穴w
セリカの第6世代は93年にデビューしましたが、古さを感じさせないエクステリアだと思います。
4駆ターボは低回転からモリモリトルクでパワフルなエボ・インプが有名ですが、3S-GTEは4000rpm以降でドカッとパワーバンドに入ります。
それ故、街乗りではAT車に置いて行かれますw
エンジンは鉄ブロックの3S。
フロントはかなり重く、特徴的なスーパーストラットサスペンションの粘りは利くものの、アンダー傾向は隠せない。
リア荷重が軽い分、雪道ではアクセルONで先にリアが滑ります。(これがまた楽しい。)
重いけど頑丈なエンジンです。
ミッションはワイド気味。
その分燃費がいいので街乗り重視の私には最適ですw
インテリアは古さを隠せませんが、センターパネルがドライバー側に向いて、コックピットのように包まれた感じが気分を盛り上げてくれます。
荷物は大して積めません。トランクルームの飛び出しているスペアタイヤが恨めしいw
セリカはラリーベース車です。
鮮烈なラリーでの走行シーンを思い返すと、この車を所有している満足感が溢れてきます。
そういうバックグラウンドも楽しめる車です。
セリカという車種はもう無くなってしまいましたが、こんなカッコいい車が存在したことを忘れないで欲しい。
*購入からもうすぐ9年目となる2015年、これ以上の維持修理費は負担できず、所有9年を迎えることなく、やむなく廃車に。
転勤の多い仕事で、見知らぬ土地で不安な中でもセリカがいたから楽しかった。
セリカと走った秋田、北海道、岩手、山形の想い出は一生忘れません。