ひさしぶりにブログを投稿しますヾ(o´∀`o)ノ
すでに、皆様にはお知らせさせて頂いていたのですが、昨年12月に交通事故に遭ってしまった件ですが、ケガの治療が順調にすすみ症状が落ち着きましたので、この度ようやくブログを投稿させて頂く運びと相成りました(;^∀^)
交通事故による後遺症があるので、日常生活は交通事故前のようには過ごせなくなりましたけれど、起きてしまった事は仕方がないので、これも長い人生の中の1ページの出来事なのだと割り切る事にして、まだ先が長い人生を楽しく謳歌していけたら、それで良いのだ。とそのように思っています(((o(*゚∀゚*)o)))
ご心配頂きました皆様、心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございました☆⌒(*^∇゜)v
交通事故に遭って、しばらくの間は、みんカラどころではなくなってしまったので、みんカラの閲覧も控えめになっていたりしたのですが、久々に何気にみんカラを開いてみたら、仕様が変わっていたりして、戸惑ったりしていました(;´∀`)笑
さて、私の身の上に突然降りかかった今回の交通事故ですが、人生で初めての経験でした。
事故証明書の取り方すら分からなかった私が、自身が交通事故の被害者になってしまった事で交通事故に関連したあらゆる事をたくさん学びましたので、私が学んだ事を皆さんの今後の万一の時の為に、お役立て頂ければ幸いに思います。
ちなみに、この度の私の交通事故は、私の所有車(愛車)は、まったく関係していなくて、〈 私 × 相手加害者の車 〉という形の交通事故です。
ですから、私の所有車は、まったくブログ文中には出てきませんので、予めお伝えさせて頂きますね(*^ー゚)
それから、ブログは、なるべく分かりやすく章ごとに区切って構成しております。
それでは、本編を始めさせて頂きます。
⬇⬇⬇
〔chapter1〕
『 交通事故発生!
その時、事故現場で一体何が!?
第一目撃者は、まさか、まさかのあの方たちだった! 』
ある日の夜、私は歩行者信号がある横断歩道を信号が青色だった為、歩いて渡っていたのです。
すると、前方から走行してきた右折ウインカーを出した車に横断歩道上ではねられてしまいました。
私は、その車にはねられる直前、その車が前方から走行してきていたのを認識していて、夜間でしたから、その車はヘッドライトをONにしており、特殊な形状のヘッドライトでしたから、遠くから見て私は車種まで認識していたのです。
私が横断歩道を歩き始め、横断歩道の真ん中あたりに差しかかった時、てっきりその右折目的車は停まってくれるものとばかり思っていたら、停まってくれなくて私の身体と衝突してしまったのです。
その交通事故発生時、偶然、他の患者さんを救急搬送していた救急車が通りかかり、なんと、その救急車が停まってくれて、おそらく助手席に乗車していたであろう、ひとりの救急隊員の方が横断歩道の真ん中付近で倒れている私を両腕で抱きかかえて、安全な場所(歩道)に私の身体を移動させて下さったのです。
(事故発生時の日時から消防局に、その事が記録として残っているかどうかは、分かりません。こういう記録って消防局に残っていたりするのかな?)
その時の私と救急隊員とのやりとり。
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私「なぜ、救急隊員の方がここにいるのですか?」
救急隊員「他の患者さんを救急搬送中に偶然ここを通りかかり、事故を目撃しました。
しかし、我々は先を急いでいます。
他の目撃者の方もいますから、きっと誰かがあなたの為に救急車を要請してくれるはずですから、あなたはここにいて下さい。」
⬆⬆⬆
と、救急隊員の方は、私にこのように告げて再び救急車に乗り立ち去って行かれました。
その後、交通事故の相手加害者らしき男性が私に近づいてきたので、この人が加害者なのだと思い、私は気づけば片方の手のひらが血だらけでしたので、救急車を呼んで欲しいというジェスチャーのつもりで、血だらけの手を見せたら、加害者男性は救急車を呼ばずに、なんと!警察に電話をかけ始めました┐('~`;)┌
加害者男性は、事故を起こして動揺していたのかもしれませんが、血まみれのケガ人を見て、救急車の手配より警察の手配など思い立つでしょうか?
もし、私が意識不明の重体だったら…
一刻も早く救急車要請しないと命にかかわる事ですしね。
事故の加害者として、まずやるべき事は、ケガ人が出ているなら、まずは、負傷者の為に救急車要請する事は言わずもがなですよね。
実は、後々分かってくる事なのですが、相手加害者の人、やっぱりちょっと変わっている人だったんです。
事故の後、色々、腹立たしい思いをさせられました。
この加害者のお話についての詳細は、後々、お伝えします(^-^)
そして、事故の第二目撃者は、ハイエースの車を運転していた50才代くらいの男性の方でした。
私が車にはねられた時、どうやら片方の靴が脱げてしまったようで、気づけば片方の靴がなかったのです。
だから、ハイエースおじさんにお願いして靴を探しにいってもらい道路上に落ちていた靴を拾ってきてもらって、おじさんに靴を履かせてもらったのです。
なぜ、靴にこだわるのかと言うと、私、瞬時に判断したの。
救急車で運ばれてしまった後、きっと靴が必要になるから、今、靴を誰かに探してもらわなきゃって…そう思ったのです。
結局、救急車を要請して下さったのは、事故現場にパトカーで到着した警察官の方でした。
歩道に倒れ込んでいる私にお巡りさんが、救急車は必要ですね。と、聞いてきたので私は頷き、そして私は自身の顔にケガをしていないか心配だったので、お巡りさんにお願いして顔面のチェックをしてもらったんです。
顔に汗をかいているけど出血は見当たらないと言って下さって、ホッとしました。
顔の汗は、ケガの痛みによる脂汗かと思われます。
救急車待ちの間、二人の警察官が加害者男性に詰め寄り…
「 ちょっと、あなた、お酒飲んでませんか!」と、飲酒していないかを厳しく問い詰めていました。
ケガ人が出ているのに、加害者は救急車要請すらしていないわけですし、飲酒はもとより○物使用なども疑われても仕方がないですよね。
警察官二人と加害者がやりとりしている様子を私は倒れていながらも耳をそばだてて、聞いていたら…
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加害者の言い分としては、友人たちと食事してきた帰りで飲酒はしていないと…
そして、○○麺(中華料理名を出して)を食べてきたので、口は匂うかもしれないが…。
などと、言いながら必死になって警察官に弁明していました。
もう少し警察官と加害者のやりとりに耳をそばだてていたかったのだけど、身体が痛いし、救急車も到着したし、私は救急指定病院まで救急搬送されていきました。
〔 chapter2 〕
『 医師から告げられた診断は!? 』
交通事故直後に搬送された病院で、レントゲン撮影を終え、診断が下された結果は、こちら。
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首、顔、頭以外の上半身、下半身の数ヵ所にケガを負いました。
そう言えば…
車にはねられた時、無意識の内にケガをしてはいけない!と、思った急所部位(頭部)は受け身の体勢(体育座りのように膝を抱え身体を丸くする)をとり自身で急所は守ったように思います。
※ 頭部へ強い打撃を受けると最悪の場合、命にかかわりますし、もしくは重度障害が残ります。
とっさの判断になり難しいけれど、転倒すると思ったら、頭部は両腕でカバーするなどしましょうね!
その際に例え、腕の骨が折れたとしても、骨はいずれ再生されくっつくのですから…。
一番大きなケガは、ある部位の関節脱臼骨折です。(脱臼と骨折は同じ部位)
骨折の痛みは、これまでに骨折経験があるので、まだ我慢できるのですが、脱臼って初めて経験したのですが、かなりの痛みに感じました💦
その他、別の部位の打撲、擦り傷ですね。
脱臼の痛みに比べると、こんな痛みは大したことはありません。
夜でしたから、翌日、手術するという事で、看護師さんにひとまず応急処置して頂きました。
応急処置中に、警察の交通課のお巡りさんが病院の受付に来られ、看護師さん経由でメモを渡されました。
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後日、診断書を持って警察まで来るように。
との事φ(・ω・`)
〔 chapter3 〕
『 医師を信じて、いよいよ緊急手術! 』
そうこうしていたら、翌朝を迎え、整形外科の医師による脱臼箇所の整復治療がX線透視下で施工されたものの、私が痛がるので医師が断念、全身麻酔による整復治療に切り替える事に。
全身麻酔手術は術中、生命に危険が及ぶリスク(誤嚥性肺炎を引き起こすリスク)を伴うので、医師から食後何時間経過しているかと問われ、胃の中が空っぽだと医師が確認した後、全身麻酔手術同意書に署名し、緊急事態だから本人のみの署名だけでO.K.との事で手術室に入りました。
全身麻酔下での整復を試みても脱臼箇所が元に戻らない場合は、術中に患部7㎝程を切開し、金属製のボルトを体内に入れる。と医師に言われました。
麻酔をかけられる直前、私は医師に…
「なるべく身体を切らないで下さいね。」
とお願いし、医師は私に…
「たぶん、切らなくてもいけるはず!」
と言って下さったので少し安心して麻酔薬にて眠りに落ちました。
30分後、手術室の手術台で寝かされたまま、手術に立ち会って下さった看護師さんに名前を呼ばれ、目を覚まし身体にメスが入っていない事を聞き安堵しました。
非観血的手術(ひかんけつてきしゅじゅつ➡皮膚や粘膜を切らない手術)は、出血を伴わない術法だから入院期間が短くて済みます(^^;)
術後、そのまま入院となり、夕食タイム♪
手術も無事に済んで、ひと安心。
事故発生から長時間、食事していなかったから、とてもお腹がすいていたので完食。
食事しながら、ふと思いました。
もし事故で命を落としていたら、この食事にもありつけていなかったのだと思うと、なんだか涙がポツリ💧
あ~生きててよかった。
涙で、しょっぱい味がした病院での夕食でした。
事故発生後しばらくは、気が張っていたせいか打撲部位の痛みなんて感じなかったのですが無事に手術が終わった安堵感から脱臼部位の痛みに加え、打撲部位の痛みまで感じ始めて、消灯時間を迎えても、身体のあちこちが痛くて痛くて眠れませんでした。
そして、翌日、病室で朝食と昼食を頂き、お医者様が病室に来て下さって退院してもいい、と仰るので入院日数は、わずか2日間だけで退院させて頂きました。
医師からの注意事項として、退院は認めるけれど、無理な動きをすると脱臼箇所にボルトを入れていない為、再び脱臼する可能性があるので、常に固定具は装着の事!
と念を押され病院を後にし帰宅しました。
〔 chapter4 〕
『 無事退院!やっぱり我が家っていいな♪
退院して、まずした事とは? 』
自宅に戻り、あ~生きててよかったと…
やっぱり我が家って、いいな…
と、つくづくそう思いましたね。
身体に固定具を付けているので窮屈で動きづらいし、そして不自由な生活が続くけれど、ケガは、いつか治るものだしね(^-^ゞ
それにしても、身体に固定具付けての生活は大変でした💦
着替えたりする事が容易ではなく、着替えするのに、いちいち相当な時間がかかります。
お風呂も入れないし、洗顔もできない、トイレするのも四苦八苦、手もケガをしているから、食事の時、お箸を持つ事さえできない💧
冬場のケガだったから、まだ良かった。
冬場はそんなに汗かかないから、お風呂に入れない事は、さほど苦痛ではありませんでした。
食事については、お箸を持つ事ができないから、受傷してしばらくの間は、スプーンで食べる事ができるカレーライスや、ビーフシチュー、オムライスや、丼物をよく食べていました。
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☆カツカレー
☆ビーフシチュー
☆和風あんかけオムライス
☆中華丼
⬆⬆⬆
通院時に、いつも立ち寄っていたレストランカフェでの食事時の風景です(^q^)
さて、退院して帰宅し、まず思いついた事…
それは、自身が加入している生命保険の保障を受ける為の手続きです。
こういう時の為に保険を掛けていたのだから、しっかりと保障を受け取りたい!
⬆⬆⬆
こちらの保険は、デパートの会員カード、○越カードを持っているだけで加入できた、某外資系保険会社が取り扱っている保険商品、加入料が無料の交通事故傷害保険の加入者証ですが、5日以上入院した場合でないと受けとる事ができなくて、せっかくの50,000円のお見舞い金をもらい損ねました💧
残念( ´△`)
⬆⬆⬆
続いて、こちら月々2,500円の掛け捨てで加入している共済です。
入院1日目から保障を受けられ、そして通院保障は、90日まで受けられるものです。
交通事故受傷の12月から5月までの月1回、病院から発行される診断書と診療報酬明細書(レセプト)を添付し申請手続きを行いました。
トータルで、約30万円くらいの保障を受けとる事ができました。
こういう小遣い稼ぎの内職は、まったく面倒だなんて思わない性格なのです…私( 〃▽〃)笑
〔 chapter5 〕
『 相手方保険会社示談交渉担当者と初めて面会! その交渉内容とは!? 』
交通事故受傷から4日目、事前に連絡をもらっていた相手方保険会社の示談交渉担当者(ベテラン風の男性)が、私の自宅まで来て下さいました。
保険屋「 (固定具を装着した私の姿を見て)ケガの具合はいかがですか? 」
私「 突然、このようなケガをさせられて困ってますよ!(`Δ´) 」
私「 加害者の代理と仰るのなら、とにかく誠意を尽くして頂きたいです!💢💢💨 」
私「 早速ですけど、それ相応の賠償はして頂けるのですよね?( `_ゝ´) 」
保険屋「 ありません。。。」
↑↑↑
ガクッとズッコケそうになったわ…(^o^;)笑
なるほどね~
賠償はしてもらえるはずなのだけど、《 交通事故証明書 》が発行されていない内は、保険屋も金銭の話には一切応じないというわけか・・・
もし交通事故が偽装されたものだったら…
交通事故証明書が発行される前に賠償金のやりとりをしてしまうと、後から言った、言わないのトラブルになるからでしょう。
で、交通事故証明書が発行されて以降は、相手方保険会社からケガの治療費負担はもちろんの事、入院時の雑費の立て替え分や、事故証明書の申請手続き費用620円、慰謝料の一部前金支払い(最終的な示談金銭交渉で相殺する条件で先払い)に至るまで保険会社の対人賠償の枠から、すんなり支払って頂きました。
<注意!>
慰謝料の一部前金支払いについては、一般的には受傷して間もない段階では支払われないし、仮に弁護士を立てていても弁護士はその事については介入しないので、あくまでも示談担当者と被害者との交渉によります。
そして、交通事故に遭ってしまった事で日常生活に支障をきたしている旨の窮状を訴えると、その話も聞いて頂けました。
例えば…
お風呂に入れなくて困っている。
女性の嗜みとしてせめて、髪だけでも洗いたいので美容室に行き洗髪してもらいたいと…。
その美容室代を負担願いたい。とお願いしたらO.K.でした。
その他、車の運転ができなくなったから通院の用途以外でのタクシー代を負担願いたいと…。お願いしたら、あまり遠方でなければ…の条件付きでこれもO.K.でした。
いずれもとりあえず自己負担にて利用し、その時の領収書を保険会社に送付、後に私の銀行口座に振り込まれるという形で保障を受けられました。
ちなみに、受傷して1ヶ月経過した頃、患部の関節の痛みに悩まされているから、関節痛を癒すために温泉に浸かりたいので、近所の温泉施設利用代金(500円)を負担して欲しい。とお願いした所、担当者は苦笑いしながら、医療行為ではないとの理由でやんわり断られました。(;・∀・)笑
やっぱり、温泉はダメか~ヽ(´Д`;)ノ笑
そして、事故発生当時に着用していた衣類についてですが、損害を受けた衣類すべてを示談担当者が私の自宅で写真撮影を行い、事故により破れなどのダメージを受けていた衣類については購入価格の80%程を弁償して頂けました。
(衣類を購入した時期と購入価格を申告、購入時のレシートが残っていれば尚良し!)
※ 交通事故により破れた衣類は、破れているからといって、すぐに捨てないようにしましょう!(^o^)/
相手方保険会社示談交渉担当者との初めての交渉は、以上のようなやりとりでした。
※ 事故により受傷して日常生活上で困っている事があれば、そのすべてを、ダメ元で担当者の情に訴えてみましょう!
応じてもらえなさそうな事でも、案外、了承して頂けたりしますよ(ゝω・´★)
〔 chapter6 〕
『 警察から着信あり!
いよいよ被害者供述調書作成の時。警察から設問された内容とは!? 』
受傷から25日目、すでに2017年の年が明け少し経った1月某日、警察交通課の担当警官から私の携帯電話に着信あり!
それまでなかなか聴取のお誘いがかからなかったので、警察署の交通課に3回程、催促の電話を入れていたので、ようやくの聴取です。
(お巡りさんたちは、日々忙しいですからね(^_^;))
一般的に供述調書の作成においては、加害者のほうから先に聴取するらしいですよ。
電話で担当警官とアポ取り。
場所は警察署でなくてもいいとの事。
ケガをしている私の負担軽減になるようにと、私の自宅近くの某所で担当警官と待ち合わせ。
(ケガをした女性だから特別に配慮して頂けたのかも…)
A4サイズ2枚構成になっている被害者供述調書ですが、作成の際、まずは、氏名、住所、生年月日(年齢)などの確認から始まります。
(事故発生後、救急搬送中に救急隊員の方から聞かれた事に対して答えた内容が、そのまま警察に伝達されている)
そして、交通事故発生時の事を記憶しているかを問われます。
以下、私と交通課のお巡りさんとのやりとり。
⬇⬇⬇
私「 事故が発生した時の事は、鮮明に覚えています。」
警官「 相手加害者の車はどんな車だった? 」
私「 ○○色の新型○○○○の車でした。」
と車種名と色を答えると、警官が調書に〈乗用車〉と記入。
他、事故現場の横断歩道に差しかかる前の信号の色の事や、横断歩道に差しかかった時、対向してきた相手加害者車両は右折のウインカーが出ていたか。そして、どのタイミングでウインカーが出ていたか。
などの実に細かい内容を設問されました。
お巡りさんが仰ってましたけど、大概の加害者は、事情聴取において「よく覚えていない」と答えるのだそうですよ。
加害者心理として、下手に答えると不利になるとか思うのでしょうかね。
担当警官は、私が警官の設問に対しスラスラ答えるものだから、速記のように忙しくペンを走らせていました。
誤字脱字の度に、判子(シャチハタ印?)をポンポン押しながら。
1枚目の調書が書き終わり、次に2枚目に移ります。
すると、2枚目は、
《 加害者に対する刑事処分上の処罰に関する要望 》
についてだけの設問になっているのですよ。
実は、私…
この設問にどうしても答えたかった為に警察署の交通課に再三聴取の催促をしていたのです。
なぜなら、加害者に対し厳重処罰を望みたかったから…。
以下、担当警官とのやりとり。
⬇⬇⬇
警官「 交通事故の相手加害者に対し、処罰に関しての要望はありますか? 」
私「 相手加害者に対し、厳罰を要望します! 」
と、その設問待ってました!とばかりに、きっぱり、このように答えた時、警官の表情が少し変わりました。
おそらく、加害者に対し厳罰を要望する被害者は少ないから警官の表情が少し変わったのではないでしょうか。
警官「 それはなぜ? 」
私「 加害者は、事故現場で血を流して明らかに負傷している被害者である私の姿を見ても救急車要請を行いませんでした。
それは、人の命を日頃から軽視している…他ならないのではないかと思うからです。
そして、何よりも加害者は、自らの不注意により交通事故を起こし、ケガを負わせた被害者である私に対し一切謝罪を行っておりません。
事故後、加害者と私は会話もしましたが、口を開けば、保険会社に任せてあるから…の一点張り。保険会社示談交渉担当者に被害者である私に対し謝罪する事を促されても、それでも謝罪しませんでした。
従って、交通事故を起こし人にケガをさせた事に対して到底、反省していると思えないから厳罰を要望したいのです。 」
「 検察の方にも私の気持ちを理解して頂ける事を願います。」
⬆⬆⬆
以上が、被害者供述調書作成の際の担当警官とのやりとりでした。
ちなみに、調書を作成している時、お巡りさんに加害者は事故当時、酒気帯び状態だったかを問うと、検知器で検査したけれど酒気帯びではなかった…と仰っていました。
最後は、確認の為、調書の内容を担当警官が一気に読み上げていき、異論がなかったので、調書に署名捺印して調書の書類作成は終わりました。
(印鑑は、事前に持参するように言われます。)
調書作成が終わると、お巡りさんは私に対して、「 気をつけて帰ってね 」
と声をかけて下さって、丁寧にお見送りをして下さいました。
(このような親切な対応も、私がケガをしている女性だからなのかな…)
というわけで、被害者供述調書作成の時の様子についてのお話は、以上です。
※ 加害者に対しての厳罰要望は、加害者に遠慮しないで素直に自身の気持ちは担当警官に伝えましょう。
なぜなら、被害者供述調書の内容は一度作成されてしまうと訂正や修正を求める事ができませんし、後々、自身が負ったケガの治療が思いのほか長引けば、加害者に対して憎悪の感情がふつふつと沸き上がってきます。
そして何よりも、相手方保険会社との最終的な示談交渉の際、加害者から謝罪がなかった事を材料に損害賠償金の増額を見込める可能性もあるからです。
実は、私は被害者供述調書の聞き取りの日までに、加害者への刑事上の処罰についての要望をどうするかを相手方保険会社示談交渉担当者に事前に相談したのです。
すると、保険会社示談担当者は、私にこう仰いました。
⬇⬇⬇
加害者から謝罪がないなら、調書作成の際、素直に自分の気持ち(厳罰要望)を担当警官の方に伝えてもらっていいですからね。と…
こちらは相手加害者が契約している保険会社の保険金を受け取った契約者に渡される手引きです。
相手加害者は、契約している保険会社の保険金を使って自身の事故車両の修理を行っています。
ですから、相手加害者は、この手引きを保険会社から受け取っているはずなんです。
赤矢印の所をご覧下さい。
「人身事故の時は、被害者に対するお見舞いやお詫び等により、被害者の気持ちをやわらげる事が必要です。」
と記載されています。
おそらく、加害者はこの手引きを保険会社から受け取っているけれども、手引きにまったく目を通さず、契約している保険会社から自身の事故車両の修理として使う保険金を当たり前のごとく堂々と受け取っているのでしょう。
むろん、加害者だって契約している保険会社に保険料を支払っているのだから、保険料を使って自身の事故車両の修理をしても、別に構わないと思うけれど保険会社の示談担当者から被害者へ謝罪をするように。と促されても応じないまま保険料を自身の為に使っている。
それは、ちょっと筋が違うのではないかと思うのです。
私は、相手方保険会社へ加害者所有の事故車両の損害関連資料を請求しました。
⬇⬇⬇
すると、加害者所有の事故車両修理見積書、事故車両損害写真が送付されてきました。
例えば、見積を一部抜粋しますと、
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◎エンジンメインワイヤーハーネス・コネキター交換
118,000円
◎ヘッドランプ 42,000円(片方のみ)
◎フォグランプ 91,700円(片方のみ)
◎塗装費用 66,780円
etc.
購入から1年にも満たない新車だから、加害者は購入したディーラーで事故車両を修理しているようです。
そして、修理見積の総額は、なかなかの高額となっています。
加害者が希望するなら、新車を購入したディーラーで事故車両を修理する事だって別に構わないのです。
ただね、これだけは頭に入れておきたいですよね。
※ 保険金は、すべての契約者の保険料から成り立っている大切なお金です。
保険料を支払っているのだから、いざという時には、保険金を使う事は当然だ。
などといった傲慢な態度で、しかも被害者に詫びも入れていないのに保険金を使うのは、ちょっとどうかな…と私は個人的に思っています。
それから、この話は、相手方保険会社示談担当の方がこっそり教えてくれた話なのですけど、この加害者は保険会社示談担当の方に対し、こう言ってきたそうです。
⬇⬇⬇
「 毎日仕事で忙しいし、保険会社に事後処理すべてを任せているのだから、むやみに事故の事で電話をしてこないで欲しい。」
と、言ってきたそうです。
おいっ!こらっ!キミ!
ちっとも反省していないじゃないか!(`Δ´)怒
加害者のこの保険会社への発言からしても、自身の不注意により交通事故を起こし、ましてや人を負傷させた事に対してまったく反省している様子が窺えないですし、事故の事を深刻に捉えていない事がよく分かりますね。
保険金を使うのだったら、せめて保険会社示談担当者から促された事柄(ケガを負わせた被害者への謝罪)ぐらいは、素直に応じるべきではないかと思います。
まあ、保険金でせっかく事故車両を修理した所で、加害者には行政処分上のペナルティーが科せられますので、運転免許の停止もしくは取り消しでしばらくは車の運転ができないでしょうけどね。
行政のペナルティーは、被害者のケガの程度により変わるのですが、私のケガの程度が重い事もあり、過去の違反歴があれば、それと併せても、加害者は免許取り消しのほうの可能性が高いかもしれません。
ちなみに、加害者への行政処分については、被害者が加害者の処分の軽減を公安委員会に要望してあげたとしても処分内容が変わる事はありません。
〔 chapter7 〕
『 被害者は加害者を選べない。』
交通事故は、突然起こる加害者にとっても被害者にとっても偶然の不幸です。
起きてしまった事は仕方がありません。
しかし、繰り返しになりますけれど、血も涙もある人間であるなら、自分の落ち度で人にケガをさせてしまったなら被害者には誠意をもって素直に謝る事ぐらいは言うまでもなく当然の事です。
本当に当たり前の事なのに…💧
私の事故の相手加害者がこんな薄情な人だったために、私はケガをさせられた上に本当に嫌な思いをしました(T_T)
相手加害者は、私との雑談には応じるけれど、謝罪の言葉は言わないんですよね( ´△`)💧
ある時、私は彼(加害者)に、こんな事を聞いてみました。
⬇⬇⬇
私 「 交通事故の事、誰かに話したの? 」
加害者「 親と(勤務先の)上司には話しました。」
⬆⬆⬆
加害者はこう言っていたけれど、加害者の親と(勤務先の)上司は、加害者が事故を起こした事を知っているにもかかわらず、私に何のアクションも起こしてきませんでした。
加害者の親と上司は、おそらく、加害者からこのように言われているのでしょう。
⬇⬇⬇
「 保険会社にすべてを任せてあるから、何もしなくて大丈夫。」
と…。
お~い、大丈夫やないで~
ヾ(´Д`;●)ォィォィ💦
被害者に謝罪しなかった事で、最悪の処罰が待ち受けているとも知らずに、まったく愚かな奴だぜ・・・
┐(´・c_・` ;)┌
親も親なら、息子が非行行為を犯したのなら、息子の首根っこ捕まえて、息子と共に被害者の元へ出向き謝罪に行くとか思いつかないのでしょうか。
(社会的立場の弱い女性や子供にケガをさせる行為は、より罪な事です!)
子が子なら、親も親という事か…
(ノд`;)
ただ、少し救われたと思う事は、相手方保険会社の担当の方がとてもいい方だったから、まだ良かったな…と。
被害者は加害者を選べません。
もう交通事故に遭うのは、コリゴリです。
でも次にまた偶然の不幸が突然、起こってしまったら、その時は…
たった一言、「 ごめんなさい。 」と言ってもらえる方と加害者と被害者の関係になりたいです。
〔 chapter8 〕
『 もし、交通事故の加害者になってしまったら・・・
ついやってしまいがちだけど、最もやってはいけない事とは!? 』
車は、現代の日常生活に欠かせないアイテムです。
特に公共交通機関が発達していない地方都市においては、それは顕著です。
気をつけて車を運転をしていても、予測していない不測の事態がいつ起こるか分かりません。
もし、人身事故を起こし加害者の立場になってしまった時、ついやってしまいがちで、やってはいけない事があります。
それは、しつこいぐらいに何度も記述しておりますが、ケガを負わせた被害者に謝罪もしないまま自身が契約している保険会社に事後処理を任せっきりにする事です。
特に、口下手な方は、気をつけられたほうがよいですよ。
自分は謝ったつもりでも、その気持ちが相手被害者に伝わっていない事もありますからね。
被害者に謝罪しないまま、自分が契約している保険会社に事後処理を任せっきりにしてしまうと…
⬇⬇⬇
事故の相手被害者の怒りをかう事になり、後々の警察での聴取の時に被害者から厳重処罰を求められてしまいます。
被害者と加害者双方の調書が出来上がると、加害者は自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで検察に書類送検され、検察の判断により、起訴か起訴猶予、もしくは不起訴処分のどれかの処分となります。
もし被害者が加害者に対し強い被害感情があった場合、検察はこの事を重要視します。
⬆ココ大事!
加害者は被害者に対し謝罪をしていないという事は示談が成立していないという事ですから、加害者は検察から簡易裁判所へ略式起訴される可能性が非常に高いのです。
交通事故を起こした加害者は検察から簡易裁判所へ略式起訴されてしまうと、99.9%有罪となります。
そして、加害者には略式裁判により罰金刑が科せられます。
罰金刑であっても有罪判決を受けた事には違いありません。
被疑者から被告人扱いになりますし、前科もつきます。
特殊な職業に従事している方、そして民間企業に勤めている方でも、就業規則の懲戒規定に定められているなら、勤務先から何らかの懲戒処分を受ける事もあるでしょう。
勤務先から懲戒処分を受ける事にでもなれば、当面の間は生活にも支障が出るかもしれませんし、そうなれば家族の方にも迷惑をかけてしまう事になりかねません。
ですから、人身事故を起こしたら被害者に謝罪すると共に自身ができる精一杯の誠意を被害者に、はっきり!伝える事は、後々、加害者本人の為にもなる大切な事なのです。
※ 保険会社に事故の事後処理を任せるのは、加害者自身が、まずケガを負わせた被害者にお詫びとお見舞いをして誠意を尽くした後にしましょう!
以上、ブログを終わらせて頂きますが、私の今回のブログは、皆さんの為になればいいな。と思って事故当時の記憶を呼び起こし、実際経験した事、私が知り得た情報、そして得た知識を元に皆さんの為に一生懸命執筆しました。
知識が不足していると、必ず損をします。
世の中、そういう仕組みになっているんです!
だから、今回の私のブログを皆さんの万一のアクシデントの時の為に参考にして頂いたり、役立てて頂ければ、今回のブログを執筆した甲斐があったな…と、私も喜びひとしおです。
私の今回のブログ、
『 突然起こった偶然の不幸!~被害者の立場からありのままをつづります【前編】~ 』
をご購読頂きありがとうございました(^o^ゞ
次回の【後編】アップはいつ頃になるのか、まだ未定ですが、相手加害者の刑事処分上の処罰が確定(関連証拠資料有り!)しましたので、事情が許せば、そのお話と交通事故に巻き込まれたら頼りになる存在、弁護士の選び方や現在申請している後遺障害認定の審査結果、そしていよいよ最終段階、相手方保険会社との示談交渉の結果などを綴る予定にしております。
【後編】のブログ内容に変更が生じた場合は、ご容赦下さい。
それから、今回のブログに皆様よりコメントを頂きました場合、それは有り難い事ですから極力返信には努めさせて頂こうとは思っているのですが、なにぶん交通事故による後遺症が残存している為、毎日、身体の痛みに悩まされており体力面にも限界があります。
その為、やむなくコメント返信させて頂くユーザー様を失礼ながらピックアップしてお返しさせて頂く事と致しました。
コメントのお返事を優先させて頂くユーザー様は以下の通りです。
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🔘 ずっと以前より現在に至るまで私が投稿する記事にいつも変わらず「イイね!」交流して頂いているユーザー様。
🔘7月27日にアップしました〈何シテル?〉をご覧になり私のページに飛んで下さって自己紹介欄をご覧頂き、その際に「イイね!」交流して頂いたユーザー様。
(東京、神奈川、兵庫在住の3名の女性ユーザー様 含む)
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以上のユーザー様には優先して心を込めてお返事させて頂く所存ですので、どうぞ宜しくお願い致します。
尚、大変申し訳ありませんが基本的にコメントは、お一人様につき、ひとつとさせて頂きたく、ご協力の程お願い申し上げます(^_-)
それでは、皆さん、交通事故なし!の安全運転で日々お過ごし下さいませ。
それでは、またね~(⌒0⌒)/~~BYE-BYE