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2015年02月26日

奈良見物⑨「「石切劔箭(いしきりつるぎや)神社」上ノ宮社。

  辻子谷を下ると「石切劔箭(いしきりつるぎや)神社」の上ノ宮社がある。山の斜面を利用した敷地にいくつもの神社などが建っている。いまはここが上ノ宮社となり近鉄石切駅の北側に参道商店街の続く石切劔箭神社が下ノ宮社となっている。
  しかしたまたま出会った地元の人に話を聞くといまの上ノ宮社のさらに山の上のほうにもともとの上社があるのだという。
  「石切劔箭神社」の代々の社家である木積家には「皇紀2年に生駒山中の宮山に可美真手命が饒速日尊を奉祀されたのを神社の起源とし」(Wikipedia)とあるので生駒山中に「石切劔箭神社」の起源となる聖地があったものと思われる。
 「いまここを上社といっていますがもとはこの境内が中社です。石切駅の下のほうにあるのは下社ですね。ですがもともとの生駒山中の上社はもうどこにあるのか定かでないような獣道の奥にあるので実際には行くことが難しいようです」
 あとで神社社務所の方に伺ってみても「その場所は実在していると聞いてはおりますがとても軽装で簡単に行けるような場所ではありません」と言われてしまった。
 実際には上社が存在したという言い伝えはあるもののいまはもう荒廃しており道すらない生駒山中の故地のようなものと理解したほうがよさそうだ。


★生駒山山中にあたっという「石切劔箭(いしきりつるぎや)神社」の上社の記念碑。

 この生駒山中の精霊の地のあった神社原点の上社は現在の上ノ宮社に合祀されていたのだが1907年(明治40年)に下之宮社に合祀された。そして現在の上ノ宮社の地には記念石が建てられ実質的な礼拝施設はなくなり「奥の院」と称されていた。
 その後1972年(昭和47年)に上之宮社として新興され現在に至っているのだという。
 したがって万事が現代風でありこの「石切劔箭(いしきり つるぎや)神社」上ノ宮社の境内空間は日本古来の神社とはかなり趣を異にしている印象を受けた。
 現代風というのか新興神社というのか奇抜な社があったり閉鎖されたというが神社のなかになぜか新興宗教のようなサイケデリックな建築物「「石切夢観音堂」があったりする。
 ご利益信仰を集める神道系信仰アミューズメントパークのような奇抜な神社である。
 ここには現代人の魂にヒットする新しい古さを追究しているかのような独特の雰囲気が漂っていた。
 石切劔箭神社自体は全国約8万の神社と47の神社庁を包括している「神社本庁」の傘下には入っていない。「石切劔箭神社」は神社本庁など全国に15ある文部省所轄の神社系包括宗教法人の一つであり「神道石切教」という独自の宗教団体として経営されている。
 現世利益で信仰を集めている新興宗教色の強い神社と言えるのかもしれない。


 
★石切神社の周辺にはたくさんの神社が密集している。 


★石切神社隣にある「白光大神神社」の鳥居から本殿を望む。 


★上之宮の鳥居と石段の参道。


★参道脇に牛が奉納されて祀られている。



★「石切劔箭(いしきりつるぎや)神社」上ノ宮社本殿への石段。


★円形の穴の空いた特徴のある奉納石柱。


★「石切劔箭(いしきりつるぎや)神社」上ノ宮社本殿。


★社務所。おみくじ、お守りなどもおいてある。


★本殿前の「お百度参り石」。向こうは参道の階段。


★「お百度紐の納め箱」。


★絵馬の納所。


★法華経(序品)に登場し、仏法を守護する龍神を祀る「八大龍王」社。水を司るところから「雨乞いの神様」でもある。



★いろんな社がある。


★境内の道の脇にある社。


★「婦道神社」。祭神は日本の婦道の鑑とされる「弟橘姫命」(おとたちばなひめのみこと)である。「日本武尊」(やまとたけるのみこと)の妃である。日本武尊が国土平定のため東へ遠征の途中相模湾で海難に遭遇したが海に身を投じて海神の怒りを鎮め夫である日本武尊の志の成功祈願したことが婦道の鑑とされている。



★「登美霊社」。三炊屋媛(ミカシキヤヒメ)命こと登美夜毘売(トミヤヒメ)を祭神とする社である。社殿は前方後円墳と竪穴式住居を模す縄文式家屋をイメージした古いのか新しいのかよくわからない奇抜な建築となっている。さらに驚くのがここは自我霊を祀ることができるらしい。「登美霊社」の説明文には(三炊屋媛命を)「生駒霊峰の守護神としてまたわれわれの御母君としておまつりしその磐座(いわくら)に自我霊をまつる自己研鑚の鎮魂道場であります」とある。つまりこの社はだれでも申しこめば生きながらにして自分の魂を「自我霊尊」として祀ることができるという極めて珍しい生霊供養のできる自我霊尊社なのである。
  「石切劔箭(いしきりつるぎや)神社」の最もオンリーワンのスピリチュアル慰霊スポットは実はこの「登美霊社」であるのは間違いない。他に類をみないコンセプトに果たしてどれだけ人心の吸引力があるのか今後を注目してみたいと思う。


★「登美霊社」内部。祭壇に青い炎があがっている。この青い炎が自分の魂の分身である自我霊尊になるのだろうか。室内の照明も工夫が凝らされている。


★「登美霊社」の内部から外を見る。ガラスに合掌の加工レリーフが浮かぶ。衒学的かつシュールな空間演出はモダンと言えばモダンではあるのだが・・・・。


★竹林のある日本庭園があり散策には最適な雰囲気である。


★道も綺麗に整備され竹林がいい感じ。


★上之宮社の鳥居の横にある「石切夢観音」。階段左右に狛犬ならぬペガサスの彫像が出迎えてくれたというがいまは撤去されて姿形もない。ただ円形の建物の上では往時の名残だろう金色の天女がいまも青空に舞っている。我が国のバブル経済絶頂期の高揚感をそこはかとなく感じさせる贅を尽くした建築物であるが現在は閉鎖中。だが実質的に廃止されているようだ。関連情報URLにいまは幻となった「石切夢観音」を実際に見物された人のプログをリンクしておきました。黄金色に輝く夢観音の写真もありますのでしばし石切夢観音とのご対面をお楽しみいただきたいと思います。
 それにしてもこの石切教ドリームランドを開館中に見物できなかったことが残念である。




●関連情報リンク●
「石切夢観音参拝記」
ブログ一覧 | 奈良見物 | 日記
Posted at 2015/02/26 16:23:49

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