何だかんだ言っても見てしまう紅白。昨年は大トリでの出場だったが、あの「溜め歌唱」だけは相変わらずいただけない。声が出ないのか、はたまた本人の好みなのか知る由も無いが、デビュー時からのファンとしては、ストレスが溜まるだけで何の魅力も感じない(>_<)
・・・気を取り直し、今年は4日の仕事はじめから全開モードだった事もあり正月気分が皆無に等しかったが、代わりに休みボケや出社鬱も無かった事は唯一のメリット(^_^;)
さて、タイトルは’81年1月発売の4枚目のシングル曲で既に35年経過している事に今更ながら驚くが、個人的には全シングルの中で最も好きな曲であり、スマホのアラームにも設定して毎朝元気を貰っている。特に、年明け後のこの時期は、歌詞の内容や当時の発売月だった事もあり、場所を問わずよく聴いている。
この曲、「歌うのが嫌だった」と本人が述懐している事で有名だが、当時新曲としてラジオから流れてきたこの曲を初めて聴いた時のインパクトは「今までの曲と違って、パンチがあってカッコ良いな~」と素直に思った。
話は脱線するが、当時は級友の間でも「松田聖子が好き!」と口走ると「え~! あんなぶりっ子??」と後ろ指さされるという妙な空気があったが、そう言う輩に限って「隠れ聖子ファン」の筆頭だったりと、何だかいじらしく純?な時代だった。そんな状況もあり、かく言う当方も表向きには興味無い素振りをするのが大変だったが、ある時級友とレコードを貸し借りした際に「ファン」だった事がバレて顔を真っ赤にした事も、今は懐かしい思い出。ちなみに、ヒット当時ではなく、翌’82年にこっそり買ったEPは実家にあるが、再生可能なレコードプレーヤーが手元に無いのが残念・・・。
話は戻り、確かに前作や次作と比較すると毛色が違う曲調だが、本人のデビュー2年目となる「決意表明」「船出」がイメージされる歌詞、イントロのドラムをはじめ全編にバックで流れるギターのリフ、1分43秒頃から聞こえる「目覚めてく新しい私」の歌詞とシンクロする様に唸るシンセ、間奏のスリリングなツインギターと、オケだけ聴くとロックそのもので非常に気持ち良い。
しかし何と言ってもそれらのオケに全く引けを取らない、パンチもあり高音まで力強く伸びるボーカルが高次元で融合されている事が、未だに惹き付けて離さない最高峰な曲である!と、この際断言してしまおう(^_^;)
数ある本曲の動画の中で、お気に入りの1本
Posted at 2016/01/09 22:46:38 | |
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音楽 | 日記