かず@SPEEDBIRDのブログ一覧

60数年前…
我が国『日本』は…

米国を中心とする連合国と称する国々と…
全面戦争をしていたことを知っているだろうか…

本日は広島に原爆が投下された日であり…
3日後の9日には長崎にも投下されました…

原爆の投下後の8月14日…日本はポツダム宣言受諾…
『無条件降伏』をしたと学校では習った誰もが知っている日本史である…

しかし…あまり知られていない歴史の事実を…
本日のブログで書く事にしようと思う…

『大空のサムライ』の著者である…坂井三郎氏…
日本の零戦使いであり…日本が誇るエースパイロットの一人でもある！！

戦闘機乗り…撃墜王…人殺し…
なのかも知れないけれど…

彼の生き様…生きる姿勢は…見るべきものがあると私は思います…
大袈裟に言えば…今の日本人が忘れてしまってる様な心意気というか…

彼の言葉で忘れられない言葉があります…（自爆をすると言った若い兵に対して）

『自爆なんぞ俺が許さん！！』
『右手がやられたら左手で戦え…両手をやられたら操縦桿を口に咥えて帰ってこい！！』
『…最後まで…絶対に諦めるな！！』

こんな熱い言葉を言えるなんて…
この人の凄いトコは…言ったことを本当に実行するトコロなんです…

実際に昭和17年8月7日…ガダルカナル島上空にてアメリカ海軍機と交戦…
SBD ドーントレスの後部旋回連装機銃の集中砲火を浴び…
その内の一弾が坂井の頭部に命中…致命傷は免れたが…
右側頭部を挫傷し計器すら満足に見えないという重傷を負った…

坂井は被弾時のショックのため失神したが…
海面に向けて急降下していた機体を半分無意識の状態で水平飛行に回復させている！！
まず止血を行い…出血多量による意識喪失を繰り返しながら…
約4時間に渡り操縦を続けてラバウルまでたどり着き…奇跡的な生還を果たした:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):


その時を忠実に再現した動画を見つけたので…貼りつけておきます！！


そして…もう一人…『最強の零戦パイロット』…
太平洋戦争時の日米パイロットの中で唯一撃墜数200機超えを主張するエース・パイロット…
『零戦虎徹』岩本徹三…その人である…

坂井中尉に比べ…あまり有名ではない、岩本中尉のエピソードを…

沖縄戦開始初頭の夜間強行偵察で…
岩本が単機で慶良間諸島に遊弋する米軍艦艇を銃撃し…大損害を与えた！
日本軍沖縄守備隊があっけなく撃破され…島民が自決を選ぶ最中…
勇敢な日本の飛行機がたった1機で米海軍に挑む姿が…
今なお存命中の島民の記憶に留められている！

岩本は特攻作戦に対し断固反対を主張した…
『死んでは戦争は終わりだ…戦闘機乗りは何度も戦って敵機を多く落すのが仕事だ』
『一度きりの体当たりで死んでたまるか！俺は否だ！！』
との自論を展開し、彼の言動に対する上官の詰問には…
『命ある限り戦ってこそ、戦闘機乗りです』
と真っ向から反論した！！

彼自身は特攻隊員にされることはなく…特攻隊員の教育指導にあたり…
また護衛任務も担った…
訓練時間を極度に短縮して育てられた…
操縦技量も未熟な少年搭乗員が敵艦に命中することもなく戦死していく状況に…
強い憤りを感じていたという…

回想録では…
『特攻機の突入を目の当たりにして…髪の毛が逆立つ思いであった』
と心境を吐露している。

彼の愛機・零戦21型の胴体には…
無数のキルマークが描かれていた…


動画中盤から登場するスゴイ数のキルマーク零戦が『零戦虎徹岩本中尉』です！！

戦争は肯定しないけど…
彼らのような生き様の垢を煎じて飲みたいですね…

こういう日本人が過去にいた事を…忘れてはイケナイと思う…原爆の日・終戦の日…