昨晩届いたNikonの1.7倍テレコン(TC-17EⅡ)ですが今日はフィールドでテストする予定でしたが生憎の雨。
仕方が無いので室内でテストしてみました。
まずはファインダーを覗いた感触から。
第一印象としては非常に明るくてクリアーです、元々ゴーヨンは明るくてキレがあるのですがそのまま引き継いだ感じでピントの山もつかみやすいし綺麗です。
開放F値が6.7と1.5段暗くなりますがいままで使っていたシグマの50-500ズームの開放と殆ど同じですから焦点距離850mmでこの明るさは凄いです。
これなら170諭吉の800mmF5,6(通称ハチゴロー)とたった0.5段の違いですからね、コスパも高い。
ISO感度を0.5段あげれば何とかなると思えば魅力的です。
さてテストですが最初はPCのモニター画面(PHILIPS社の23インチIPSモニター)を5m離れて撮影
中央部分を等倍切り出ししてもクッキリ、ドットまで認識できます。
別の画面の等倍切り出し
こちらはモニターの画素のRGBまで識別できるほど精細に写ってます。
次にインスタントコーヒーを撮影、同じく距離5m。
その中央部分を等倍切り出ししたもの
さすがに色収差の出やすい赤い部分はにじみが出ていますが中間色の部分、その下の模様の部分なんかは肉眼では認識できない細かな模様もしっかりと描写されています。
上記はいずれもレンズ開放で撮影しました、しかもSS1/30秒前後とかなりスローシャッターですから三脚固定とはいえブレも出ているはず、それでこの結果ですからこれはかなり期待できますね。
ちょっと雨が小降りになったので外で以前撮った50Mmほど離れた看板を撮影。
同じ条件ではないしISO感度、SSも違いますが絞り開放で比較
まずは以前撮った晴天時のISO320(低感度)のものの等倍切り出し。
今日撮ったテレコン(1.7倍)装着、ISO3200、開放(F6.7)のものの同じ部分を等倍。
それを1/2に縮尺したもの。
精細度に余り差がありませんよね、それで1.7倍大きく写るのは凄いです。
ISO感度を同じにして一段絞って撮れば殆ど画質劣化は無いでしょう。
テレコンはあくまでも非常用の装備だと割り切っていますがコレを使うことにより前にも書きましたが...
テレコン無しでノーマルの500mm、600mm(x1.2クロップ)、750mm(x1.5クロップ)の三種類の焦点距離。
テレコン使用で850mm、1020mm(x1.2クロップ)、1275mm(x1.5クロップ)の三種類。
合計6種類の焦点距離、500mmから1275mmまでをカバーできるわけですからこれは強力です。
どんな場面でもまず困ることは無いでしょう。
もし解像度に不満が出るようなら1段絞ってF8で撮ればそれなりの画質は得られるようですから問題も少ないでしょう。
さらに野鳥撮影が楽しみになってきました、早く天気が回復しないかな?
Posted at 2014/08/28 08:29:31 | |
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