ブレーキすこ抜け対策②
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
次は、ナックル側に先ほど作った部品(ブラケット)を固定するネジ穴を加工します。今回、M4ネジ2箇所での固定を考えていて、まずは下穴φ3.3の穴あけ加工です。ナックルは形状がいびつで、バイス等での固定も難しく、ボール盤に安定するよう手で押さえて置いて、そこへの穴あけ加工となりました。結構大変です・・・。が、今回このような作業を想定してドリルは新品を購入、切れ味抜群で穴あけはスムーズにすすみました! ドリルの切れ味は重要ですね♪
2
続いて、タップ加工です。当然、ハンドタップでの加工となります。今回は、中仕上げタップで加工しましたが、意外とスムーズに加工出来てホッとしました。タップ加工ではCRCをたっぷり塗布して、180度回して90度位戻してを繰り替えし、切子を除去しながら綺麗なネジ部成形を心掛けました。加工後、ボルトをねじ込んだときにスムーズに入りホッと一息です。
3
そして、もうひと手間です。ブラケットの角部が接する部分、少し面取りをして収まりが良い状態としておきます。ブラケット側の内角はエッジには鳴り辛く、こちら側の角部を大きく加工しておくことで、収まり良くしてあげます。このような地道な作業、重要だと思っております・・・。
4
部品加工、完了です!
なんだかんだ、これだけで3時間以上を費やしてしまいましたが、このような地道な作業がブレーキすこ抜け対策になるのであれば、時間を使ったかいがあります!
コーナに突っ込んでブレーキ踏んだときに床までペダルが入った瞬間の裏切られ感、味わった人は対策したくなると思います・・・。ただ、この対策が上手く行くかは解りませんが・・・?
5
ナックルに装着すると、こんな感じになります。ちょっと出っ張りますが、たぶんここらへんで干渉する部品は無いと思います。組んでみた感じとしては、結構がっしりと組み付け出来ているので、これで大丈夫だと思いますが・・・?
6
そして、ナックルにハブを刺して接続部分を確認してみると、写真のような感じとなります。思っていた感じで、大丈夫そうですね。色々と構想を練って今回の作業に入りましたが、出来栄えは上場な感じです♪
ただ、このような作業、現車に付けてから問題発生ということも良くあり、その時はその時で対応しようと思います。
7
そしてもう一点。ブラケットが接するハブ側ですが、写真赤四角部分に刻印が出っ張っていて、これは邪魔になりそうですね・・・。
8
ということで、これはサンダーで平らに加工をして完了です! ついでに、出っ張り部分以外も鋳肌でざらざらな感じだったので、全体的にサンダーでなだらかに加工しました。
これで、ブレーキすこ抜け対策は自分的には完了です♪ あとは、実際にハブとナックルを組み付けして、隙間に合わせてブラケットの厚みを調整して完了となります!
今回、結構手間だとは思っていましたが、このような加工を行ってみました。というのは、前にも書いたのですがここぞという時にブレーキが抜けた感覚、裏切られ感があり結構怖いです・・・。このような現象があると思うと思い切ってコーナーに突っ込めなくなるので、対策出来るのであればしておきたいと思った次第です。効果の程は解りませんし、ヴィヴィオはブレーキが抜けが少ないとも感じていますので効果が解り辛いかもしれませんが、使ってみてブラケットの摩耗状況を見て判断しようかと思います♪
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク