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2016年04月30日

メカについてのss アフターパーツプレミアムパーティ最終話

鈴鹿サーキット ピットロード上
ターボ無差別級レースは白熱した展開で終了した。勝った車はBNR32スカイラインGTRが見事に勝利して終え、そして今から本日最後のレースが行われる。レース形式はル・マン式スタートで行われる2ラップレースで、参加する車は18台がメインスタンドに向かって斜めで停まり、ドライバー18名もメインスタンドに背を向けてスタートの合図を待っている中、その内の2台青のFD2と赤のFD2RR並びそれを駆るドライバーを眺めながら田仲真二と藤澤透が会話をしていた。
「本日最後のレースに荻村さんと野島君が出るのか、何位でフィニッシュするかな?」
「さあ、何位だか判りませんが、FK2シビックタイプR無限バージョンに勝つ必要性が生じていますよ。原因はアレですよアレ」田仲真二の疑問に藤澤透は答えながら原因に指差し、指した先MPTF専用パドック内には前川みくが、祈る様な、いや、実際祈りの声を上げていた。
「荻村さんと野島さん、のあにゃんに絶対、絶対勝って下さいにゃ。御寿司を食べさせないで欲しいにゃ」その声を聞いたアナスタシアが口を挟む。
「みく、にゃんにゃんにゃんのリーダーがお魚が嫌いでは務まりませんよ。好き嫌いを無くすスルーチャイじゃなくて、良い機会です」その後を続けて、佐城雪美が言う。
「…みく、アーニャの言う通り好き嫌い駄目。のあはペロを見付けてくれたし…だから私はのあを応援するけど、…でもペロを保護してくれた。あの人達も応援したい」猫用キャリーケースに入れてある。黒猫のペロを観ながら言うとアナスタシアが口を開く。
「すると、雪美はどちらのパベーダ勝利を望んでいるんですか?」その質問に少し考えた後に答えた。
「……のあにもあの人達にも勝って貰いたいけど、みくのお魚嫌いを無くす機会だから。のあを応援する」その返答にみくは、絶叫する。
「ふぎゃー、皆してみくを苛めるにゃ、荻村さんと野島さん絶対勝って欲しいにゃ!!」そんな会話のやり取りを聞いた。田仲真二が呟く。
「或る意味。実に羨ましい状況下でレースをするからな」それを聞いた藤澤透が答える。
「だったら、今から代わりますか?」
「ははは、全力で断らさせて貰うよ」
「即答ですね」
「相手はFK2シビックタイプR無限バージョン最高馬力は、どんなに甘く見積もってもノーマルの310馬力とトルクも40Kgf以上は発生している筈だ」
「確かにノーマル以上発揮していても不思議じゃないですね。そういや店長も、FK2のスペックを診たらブースト圧が載ってないけど最低でも1・0は掛かっていると言ってましたね。ノーマルでの最大トルク40Kgfから考えると、それ位のブースト圧が掛かって無いと説明がつかないと言ってましたけど、ブースト圧って何ですか?」藤澤透の発言に田仲真二が答えた。
「店長の受け売りだが、ブースト圧は極端な事を言えばタービンが空気を過給、要は強引に空気を圧縮してシリンダー内に取り込んでいる数値を表す。この場合のブースト圧1・0はFK2シビックタイプRに換算するとエンジンの排気量の2倍の空気を取り込んでおり、排気量に換算するならFK2のK型エンジン2000ccの倍4000ccを取り込んでいる計算で、自分のインテR98スペックの倍以上の排気量を誇っている」そこまで言うと、スタートの合図のアナウンスが流れる。
「さあ、皆さま方お待たせしました。本日最後のレースがもうじき始まります。スタート90秒前です」そのアナウンスが流れると忙しなく動いていたり、隣の人間と話をしていた。ドライバー達が動きを止めてスタートの合図を待ち。緊張感が漂い始めた空気の中で藤澤透が田仲真二に訊ねる。
「要は、ノーマルエンジンの段階で排気量的に勝ち目が無いような馬鹿みたいに速い車を、無限が更にチューンしてより一層に化け物にしたと、勝ち目がありますかね?」
「勝ち目か、車の習熟度次第だと想像する」
「車の習熟度ですか?」
「そうだ。野島君と荻村さん、2人共に今の車に乗って何年位だ?」
「確か野島さんと荻村さん共に、7~8年位乗っていますよね」
「そう、結構長く乗っているんだ。無限バージョンFK2に乗る高峯のあさんの習熟度はそれ程高いとは思えないから、勝ち目があるとしたらその点を突くぐらいしかない。が」
「が、何ですか?」
「セレモニーラップに乱入した時の走りは、本当に上手かったから油断していると足元を掬われかねない。厳しい戦いになるよ」
「まあ、あの走りを披露したら誰だってそう考えたくもなりますわ」そう会話をしているとアナウンスが流れる。
「スタート迄、後30秒切りました。もうじきスタート10秒前です。それでは、スタンドの皆さま方10秒前のカウントダウンを御一緒に、」そのアナウンスが流れるとメインスタンドの観客と共にカウントダウンの声が始まる。
「「「10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0、スタート!!!」」」その声と共にスタートの合図が流れると18台の車に向かって18人のドライバーが一斉に走り始めそれぞれが、運転する車のドアを開け運転席に座り。4点式シートベルトを絞め終わるとエンジンをスタートさせ、第1コーナーに向かって次々と車を走らせる中、FD2RRを駆る荻村瑞希とFD2を駆る野島大樹は、高峯のあが駆るFK2シビックタイプR無限バージョンの前に出て第1コーナーに進入するが、野島大樹のFD2の加速は少し鈍く途中から本来の加速に戻ったが、その隙を突かれてFK2がインに飛び込むと、そのままFD2を抜いていき前を走るFD2RRを捉える。そしてその流れを観ていた。田仲真二が思わず口を洩らす。
「おい、野島君のFD2加速が少し鈍かったが、もしかしてサイドブレーキを下ろし忘れたか」
「確かに今の加速は少し変でしたけど、そんなミスをしますか?あの野島さんが」田仲真二のその発言に藤澤透が信じられない声で答えた。
「ル・マン式スタートなんて、普通やらないからな。スタートの時に焦ってサイドを下ろさないでスタートしても、おかしくない」
「もし、そうだとしたら序盤から厳しい展開ですが」
「ああ、厳しい展開だが、本気走りの荻村さんと野島さんは本当に速い。幾ら無限バージョンのFK2相手にでも結構勝負が出来ると思うが、序盤のこの小さなミスがどう転ぶのかは判らない。野島君だったら、神はサイコロを振らないとでも言うかもしれんが、今はレースの展開を見守ろう」
「そうっすね。けど、この最終レースまさか、アレが出走するとは」
「確かにアレは、ちょっとな、新型NSXが出てレースをするのは嬉しいんだが、見知った顔がNSXと張り合うのを観るのは複雑な心境だ」
「確かに、喜んで良いのか、どうかは判断に迷いますね。後は佐倉君、目が死んでましたよ。まあ、最も代わってやる程に人間出来てないんで」
「あの、ぴにゃこら太RX-8が出走するのは、物凄くシュールな光景だ」田仲真二と藤澤透は最終コーナーを観ながら。そんな会話をし、どの車が1番手で戻って来るのかを予想するのであった。
鈴鹿サーキット ピットロード上
スタートの合図と共に、佐倉和人は絶叫の声を上げながらぴにゃこら太RX-8に乗り込み。4点式シートベルトを絞め、エンジンを始動させるとコースに飛び出すが、その前をND型ロードスターが横切り、それを避けながらコースに入るがその時点で前にも何台かスタートしており、後ろの方からもぴにゃこら太RX-8に数台が続いて第1コーナーにアプローチするのを観ながら佐倉さやかは、今更ながら有る疑問を宇佐美のどかに訊いた。
「ねぇ、のどか、のどか、今走っている車の種類というか、車名判る?」その疑問を訊いた。のどかが直ぐに答える。
「新型NSXと無差別級NAレースで3位に入った。NSX-Rと同じく無差別級ターボレースで3位になったランサーエボリューション8、後は軽自動車レースで3位に入ったトゥデイ、ドリフトからはS15シルビアと180SXそしてPVに出た。AZ-1、S660と86、BRZ、R35GTRにND型ロードスター、それからロータリーRX-7部門で3位に入ったFD3S、そして86GRMNにFK2シビックタイプR無限バージョン」
「そんで、野島さんと荻村さんのシビックのR無限RRに、家の兄貴のぴにゃこら太号でしょ」
「さやかちゃん、ぴにゃこら太号って…」
「ぴにゃこら太号は、ぴにゃこら太号よ」2人がそんな会話をしている間にも、白熱したレースが展開していた。ある車は巧みなブロックで追い抜きを防ぎ、もしくは鮮やか乃至強引な追い抜きを披露する中で、FD2RR、FK2、FD2の3台は熾烈極まりない走りを魅せていた。
FD2 車名
FD2RRを先頭にヘアピンを曲がり、前を行くFK2のリアテールを観ながら。 野島大樹は場違いな事を思い出した『そういえば、ガルパンでサンドウィッチは中身のきゅうりが美味しいのよとダージリン様は言ったけど、イギリスの事情を知らなければ通じん話しで判らないが』そこまで内心で思うと、思わず大声で言ってしまう。
「前を行くFK2本当に速い!嘗めてかかると此方の方が美味しく食べられてしまう!!」そう言いながらマッチャンコーナーをクリアして、今度は本気のラインで複合型コーナーのスプーンにFD2RRを先頭にして進入する。
FD2RR 車名
「くっ、速い!」スプーンを可能な限りのハイスピードでクリアし西ストレートに進入した時に荻村瑞希はそう言ってしまう程に、後ろのFK2は獰猛な獣の勢いでFD2RRに迫るが、FK2の後ろからはFD2の野島大樹が可能な限りのプレッシャーをFK2に与えるなかで、FK2を駆る高峯のあは、そんな事を感じない素晴らしい走りを披露し、前を走るFD2RRを追撃、そして西ストレートの中盤でFDRRに並び、130Rの手前でFD2RRの前に出るが、進入スピードが速すぎ車速を落としきれず130Rの出口で大きくアウト側に膨らんでしまうが、そのイン側にFD2RRが進入し、ほんの僅かだが前に出ると僅かな差を利用してシケインに進入、その後をFK2が続きながら最終コーナーを立ち上がりアクセル全開でメインストレートに戻って来ると第1コーナーに向かう、その後ろをFK2が先程の西ストレートで魅せたスピードでFD2RRに迫り、FK2から僅かに遅れてFD2が続く。
FD2RR 車内
『予想はしていたが、高速区間はFK2の方が速い。テクニカル区間で差をつける!!』そこまで荻村瑞希は考えると第1コーナーに進入する時点でFK2はFD2RRに並びかけるが、僅かに届かず第1コーナーはFD2RRが前に出ながら第2コーナーをクリアして、S字に向かう。そしてFD2RRを駆る荻村瑞希はテクニカル区間で自分の限界以上のパフォーマンスを発揮してヘアピンをクリアした段階で、FK2に差をつけながらスプーンに向かうが、目の前でロードスターを抜こうと180SXが追い抜きをかけるがロードスターの速さが予想以上に速く180SXが無理して抜こうとした時にリアタイヤが滑るが、そこはドリフトを演るドライバー、スピン状態になる前に車を立て直すが車速を落とし更に大量のタイヤスモークを発生させFD2RRの視界を一瞬奪うが荻村瑞希はそれを介せずアクセルを緩める事なく180SXを追い抜きFK2はハーフアクセルで180SXを抜きその後を少し遅れてFD2が続くが、この間にFD2RRはいち早くスプーンに進入して限界ギリギリのコーナーリングスピードでクリアして、その立ち上がりスピードのままで西ストレートを駆け抜ける。FK2は先程魅せたスピードで追い付こうとするが、西ストレート終盤に辛うじて追い付いたが、追い付くだけで抜くに至らず。FD2RRはそのスピードを維持しながら130Rをクリアしてシケイン、最終コーナーを立ち上がりながらメインストレートに戻って来た。FK2がその後に続くが及ばずFD2RRがチェッカーを受ける。
最終レース結果、荻村瑞希FD2RR6位、高峯のあFK2無限バージョン7位、野島大樹のFD2は8位で終わった。
1位はR35GTR、2位は新型NSX、3位はS15で終わり、途中リタイアは2台で終了した。

メカについてのssアフターパーツプレミアムパーティ、終了

次回は、アフターパーツプレミアムパーティ、短編集をお届けします。

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Posted at 2016/05/07 13:53:42

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