リコール　届出番号 3885 （DJ5FS デミオXD Touring）

今さらですが，平成28年9月1日届け出のリコール作業を受けてきました。

以下，メーカーHPより引用

ディーゼルエンジンにおいて、エンジン制御コンピュータの吸入空気量制御が不適切なため、気筒内の燃料濃度が部分的に濃くなり、燃焼時に多く煤が発生することがあります。
そのため、排気バルブが開いた際に煤が排気側バルブガイド周辺に入り堆積して、バルブが動きにくくなり、圧縮不良による加速不良や車体振動が発生し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがあります。

作業内容は，PCMのリプログラミング作業と，インジェクタと排気側バルブ周辺に堆積した煤を清掃とありますが，実際の作業は，添加剤等を使う訳でもなく，回転数をレブ近くまで上げて煤を焼き切ると言う原始的な方法のようで，煤の除去効果については疑問が残ります。

以下，メーカーHPより引用

全車両、制御プログラムを対策プログラムに修正します。
また、インジェクタおよび排気側のバルブ周辺に堆積した煤を清掃します。

リプログラミング後は，失火等を検知するようになったようですが，ノイズ等を拾ってしまい，エンジンチェックランプ警告灯が点灯する不具合があるそうです。（みんカラでも数例出ていますね）

これについては，対策プログラムがリリースされている模様で，弊デミオXDには適用済です。

実施店舗：アンフィニ広島　東雲店
走行距離：19,203km

作業前の平均燃費は21.1ｋｍ/Lでしたが，作業後は18.5ｋｍ/Lにガタ落ちしていました。

細かいことですが，無償修理と言いながら，ディーラーまで出向いたうえに，燃料代はユーザー負担なところはなんとも・・・。

僕は事前に知っていましたが，待合室に聞こえてくるエンジン音は，弊デミオXDの悲鳴にも聞こえ，決して心地よいものではありませんでした。

マツダのホームページでは，車台番号を入力することにより，リコール・改善対策・サービスキャンペーンの対象となっているかどうかを確認できます。

弊デミオは，リコールが3件目，改善対策が1件，サービスキャンペーンが2件対象で全て対策済みです。

通算6件目の無償修理となりましたが，入庫するたびに，いつも以上に時間を掛けて丁寧に愛車を洗車してくださるのは，気のせいではないはず。

今回は仕上げにタイヤワックスまで掛かっていました。

購入した販売店さんには何も責任はないのですが，入庫時の精一杯のお気遣いと思って感謝しています。