最近、私はあまり読書をしなくなったのですが、ふと立ち寄ったイオンモール内の書店でタイトルに惹かれてある本を買いました(^-^)
「誰が音楽をタダにした?」というノンフィクション本です。
とりあえず立ち読みしようと読み出したら、それが結構面白いんですよ〜〜
内容はネタバレになりそうですが、音楽ファイルフォーマットであるMP3の開発、そしてMP2との規格覇権争いといったくだりから、lime wire等ファイル交換の背後で繰り広げられていた驚くべき事実など。世界の音楽業界を支配したある人間の物語は興味深かったです!
2000年代初頭に流行ったファイル交換ソフトのナップスターは、私も利用した覚えがあります。違法コピーやダウンロードが常態化した世の中で、音楽ソフトを売ることがビジネスとしては難しくなってきたことは誰しも容易に想像はつくのですが、本書ではアナログからデジタルへ、そしてオンラインと進む音楽メディアの変遷のうち、オンライン化に至る過程のあれこれがとても楽しめる内容になっています。
そういえば、自分がGTIでドライブする時に、CDをかけて音楽を聴く機会はほぼ皆無で、SDカードやUSBメモリーへ保存した音楽を再生しているし、その音楽自体もかつてiTuneで購入したファイルが大半で、レンタルCDをリッピングしたものも少なくない〜〜まあCDは買わなくなりますよねσ^_^;
よほど気に入ったアーティストの楽曲や保存しておきたい限定版などがあれば別ですが。
クラシック好きの知人は、高音質のスーパーオーディオCD(SACD)と専用プレーヤーを持っていて、オーケストラの交響曲やショパンのピアノ曲を聴かせてもらったことがありますが、凡人の耳には普通のCD音源との違いはよく分かりませんでした。
今やハイレゾ音源もオンラインで容易に手に入りますが、一部のマニア向け?そもそも高級なオーディオセットがないとクオリティの高い音楽再生は出来ません。
一般人にとって、音楽を気軽にそして快適に楽しむには、Spotifyをはじめとするストリーミングサービスが最適ということでしょうね。料金も手頃ですし(*^^*)
私自身は、Apple TVでYouTubeを視聴するのが、自宅での音楽鑑賞になっています。液晶テレビのスピーカーはあまりにもショボいので、一応、ONKYOのAVアンプとDENONスピーカーを使用して聴いていますが、新しくアップされたYouTube動画であれば、音質にほぼ不満はありません。
冒頭に流れるCMを数秒間我慢すれば、音楽を聴くのに全く費用を払わない時代を大いに享受させて貰っていますね!
話は逸れてしまいましたが、この本で語っている世界の音楽業界の歴史と未来予想が面白く、また入念な取材に基づいた業界の裏話が詳しく書かれていますので、個人的にとてもお勧めの本です!年末年始の読書にいかがでしょうか(o^^o)
Posted at 2016/12/27 20:12:53 | |
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