昨日の某全国オフ会場のバスPで発見。
とにかくレアなバスです
豪華な車内設備を誇る車両の数々から
“有交特別車”の名で知られる同社ですが、
それだけに車種的にも希少な車両が揃っている
印象です。この車もそんな中の一台で、富士重工
ボディでは初にして最後のアンダーフロアコクピット車となったモデルであり、
当モデルオリジナルのスーパービューデッカー(SVD)の呼称を持ちます。
この車は当モデルにおける最終生産組のうちの僚車で、左側の「和歌山200か48」が
最終生産車です。シャーシはKC-規制に改良された後のもので、年式は2000年式となります。
車種名としてはスペースウィングSW-Ⅲの名で販売されていました。U-規制車から数えても
生産台数は20台に満たず、非常に貴重な存在です。
同社ではこの時に「和歌山200か46」~「同48」の3台を自社発注で導入。
側窓は全固定+ブロンズガラスの組み合わせで、ホイールは住金製10穴アルミ
を履いています。当モデルの特徴としてはスーパーハイデッカーにも関わらず
クーラーが屋根上搭載の直結式となっている点で、床下トランクは大容量の
2スパンを確保しています。
車内は4列シートが並び、側窓が全固定ということで補助席が設置できないため、
正席のみの40席仕様となっています。同社の貸切車では標準装備となるトイレは、
他モデルでは珍しい非公式側の後部に装備、向かい側の公式側後部にはキッチンが
ついています。KC-規制車のため大阪府乗入規制は経過措置対象の扱いです。
Posted at 2011/09/19 14:18:00 | |
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