やっと初盆対応が終わり更新が出来ます。 その2です。
頂上への道行きでジムニーシエラ(JB43かな)がハマってたので
引いてあげたりして、まあやっと頂上へ着きました。
朝から走りっぱなしだったので、ここで椅子でも出してしばしゆっくり休みたい
・・・ところでしたが、緑多く水清らかな夏山には “アブ” がいます。
しかもオレンジ/黒のいわゆるウマサシというやつです。
頂上だけあって車も多く、ハイカーさん達が結構いる。
しかもみんな網持ってる・・何故?
落ち着けないので、一回り見て先を急ぎます。
春先の三国峠もそうでしたが、頂上越えると道の浸食も少なく
走りやすいです、上にいた乗用車はこっちから来たのね。
そしてまた広がる夏の風景
山側はこんな感じ
水冷たくアブ少ないのでしばし休憩。 くつろいでいるとまたハイカーさん、
・・ずいぶんラフなカッコで網が一段とでかい、昔ひょうきん族でさんまが振り回してた
くらいあります、人でも捕まえるのか(爆)
何を取るのか聞いたみたら、蝶だそうな、ミヤマカラスアゲハが目的との事ですが・・
こんな水の冷たいところには居るかなぁ、と以前群生で見た長野某所と比べて
心の中で思います。
蝶とか虫の趣味もまた深い世界らしいですから、でもこういう所での虫の捕獲って
セーフだったか?
R352に無事接続、もうお昼。 自分の暑い時のセオリーとして、食事は決まった時間で
というのがあります、店を選り好みして時間が過ぎると体力が削られます、
晩酌も美味しくなくなりますしね。
ロードサイドのカフェ(?)で山菜ピラフとなめこ蕎麦きっちり頂き午後スタート。
しばし走るとガチ酷道、奥只見湖沿いを走るワインディングになります。
日陰を作ってくれる樹木も無くなり、側面のコンクリの照り返しで暑い暑い。
こんな看板、携帯はともかく水って何よと言いますと・・
こういう事です、こういうのがそこかしこにあって浅い溝になっている箇所もあり、
水量のあるところへ無茶なスピードで突っ込むと大変です。
途中熱中症になり掛けましたが、車停めてこの渓流水を頭から被って復活、こういう使い方もあり。
湖沿いも終わり、涼しい峠へ入ろうかという所で、不穏な看板が
自転車のレースで午後3時まで枝折峠通行止めだとぉ?
前日ネットで確認した通行止め情報には無かったぞ~。
あと1時間以上ある・・。 近くにいた係のおっちゃんに『時間までキッチリ止めるの?』
と聞くと
『クルマならいける道あっぞぉ、戻って左曲がって次も左だぁ。』
との有難いお言葉。
単純な私はナビも確認しないで言う通りに戻ります・・・ すると。
ちょ・・これ、シルバーラインじゃんかよ!
えー、シルバーラインとは湯之谷から奥只見ダムへ向かうかつての有料道で
全長22kmあるうち18kmがトンネルという道路、ぶっちゃけトンネル入ったらずーっと18km
トンネルって道。
どんな道かと言うと首都高のC2渋谷~江北が片側1車線対面通行でずーっと道が濡れてる
と言えばこの恐怖が通じるでしょうか。 トンネルの壁面には水が流れてて時折車道に
滴り落ちてる個所があり、道は上下してブラインドコーナーもある下り道。
構内は18℃前後、屋根なし車には涼しいを通り越して寒い。
そして最大の恐怖、トンネル区間が終わり、18℃の世界から33℃の世界へ
飛び出すとどうなるか!
窓、裏も表も一瞬で全面結露です、初めてここ通った時はダム側出口でメガネまで結露しました、
しかも出口すぐに左コーナーがあり、死ぬかと思いました、2輪通行禁止ってこれが理由でしょう。
まあ、今回は出口で眼鏡外したしすぐに待避所があったので怖い思いはしませんでしたが。
シルバーラインを出ればもう下界です、昼下がりのまとわりつく熱気の中、それでも屋根は
付けません。 バカみたい? 残念、バカでした。 クーラーバックに入った飲み物を
口にするのは嗜好ではなくもはや生命維持活動と化してます。
R17通って長岡の手前の宮内へ、ここで某有名酒造の酒蔵見学して
涼もうという目論見でしたが・・・、日曜午後、やってない。 展示館も。
まあこういう事もあると、コテ絵が有名な酒蔵跡など見て回り
江戸時代創業の醤油屋さんを・・・ここも日曜休み(泣)辻に充満する醤油の匂いを嗅いだだけ。
ドッと汗が噴き出ました~。
有名酒造さん、駐車場ぐらい開放しといてください、歩くの大変です。
4時前には宿に入って、シャワー浴びてさっぱりしたら、もう後は飲むしかない!
氷点貯蔵の冷酒と栃尾名物油揚げ、地物の枝豆、あと刺身。
昼間暑い思いをすればこそ、この美味さがある。
ダラダラ呑んだ後、ちょっと町を散歩して小腹を空かせたら、シメのこれ。
へぎ蕎麦です、シメと言いながら一口すすってはまた冷酒、蕎麦湯(海藻の出汁が出てる)
を一口飲んではまた冷酒、ああ幸せ。
では、今日はここまで。