NISMO 強化ブッシュ  

サーキットリンク、サスペンションリンクに付属のブッシュに加えて、

1.フロントサードリンクブッシュx4
2.リアアクスルブッシュアッパーx4
3.リアショックアブソーバーブッシュx2
4.リアサスペンションマウントブッシュx4
5.デフマウントブッシュキットx1

これらが必要。セットでの価格。
工賃がかさまないのであれば、ノーマルのアームで他のブッシュを交換してもよいと思われる。補強が入っているだけで、実際はブッシュが一番重要と考えられるため。

因みにメンバーブッシュは経年劣化で一つ裂けていたため、どうせエンジン降ろすならと全交換を決意したのです。

社外サスに変更している場合は、他に品番のあるダンパー付近のブッシュは必要無い。
純正ダンパーでもノーメンテだとヘタっているため社外に換えた方が乗り心地がよくなったりもする。
また、ブッシュ総打ち替えはメンバーを降ろしての作業になるため激烈に工賃が掛かる上に、やり方がマズいとメンバーやアームが傷む。

リジカラと併用は非常に効果的であるため、工賃が変わらないので迷わず投入すべき。
リアサスペンションマウントブッシュを強化ブッシュにする場合、十分な硬度があるため、メンバーカラーを挟んでいる場合は取り外しとなる。
メンバーカラーは脆弱な純正のリアサスペンションマウントブッシュを潰して硬度を上げる目的がある。
なのでシルクロードのメンバーリジッドカラーは取り外しとなった。

走り出し直後は動きが異常に固く、ちょっとこれ今後乗り続けるのはしんどいかなぁ…と思った。カートみたいに一瞬で車体が動く。突き上げがきつすぎる状態だった。
2千キロ走るとだいぶ滑らかに動くようになってきた。まだまだ乗り心地とホールディング性能は良くなりそう。

当然ながら本当の効果を乗り心地も含めて得るためには、ボディの補強は必須。
リフレッシュバー、ガッチリサポート、アンダーフロア補強バー、リジカラ
この辺りは投入しておくと足をしっかり動かせる。

乗り心地は硬質だが、決して跳ねまくる足ではない。HIPERMAX IV SPであるが、路面のうねりにしっかり追従するものの、突き上げ等は殆ど無い。
ヘタった状態から、新車状態にしっかり戻せるという点では非常に有意義であると考えられる。

リアメンバーはガレージヨシダに依頼し、防錆塗装、ブッシュ打ち替え後のものを投入した。

因みに乗り心地も含めて最上のものは実はフルピロ化(兎に角脚がよれずに動く、抵抗一切なく動く。サスを外すと下までびよーんと足回りが垂れ下がるレベル)のであるが、メインテナンスを考えるとかなり非現実的になる。
因みにデフマウントブッシュをリジッド化してしまうと、まともにコントロールが出来ない車になるので注意。

ブッシュ単体でも結構高いものになるが、それ以上に工賃がえげつない事になるため、エンジンを降ろす等、大掛かりに色々とする時にすべきであると思う。

後はハイキャスのボールジョイント等もセットで交換か。

関連情報URL：http://www.nismo.co.jp/products/catalogue_2017/index.html#page=223