DIXCEL EXTRA Speed(ES) type  

記念すべき初フェードやったのでレビュー投稿。
純正パッドの効きやタッチは嫌いじゃなかったが、どうもダウンヒルっぽいところでフェードしやすい傾向があったのでこれに交換しました。
選定基準は、「耐フェード性ちょい増し」「安い」「制動力同じぐらい」「タッチも同じ感じ（初期制動弱め、踏み増せば効くように）」「ローター攻撃性低め」といった感じです。購入価格は前後セットの値段です。品番はメーカーサイトの適合を見てください。

使用感
- ブレーキ鳴きが多少ある
- 慣らすとブレーキ鳴きが少し減った
- ダスト多い
- 少しローター攻撃性が高い
- 制動力ちょい増し
- タッチほぼ変わらず
- 総じてコントロール性は良い
- フェード時の制動力落ちはそれなりにあるが、全く効かないわけではない
- フェードからの復帰が早い
- 耐フェード性や温度上限はノーマルより高いが、ラリー仕様の足元にも及ばない

耐フェード性向上目的で交換したのですが、多少良くなった程度にとどまります。おそらく、パッド自体の耐性も然ることながら、そもそもフォレスターはブレーキシステムへの導風が少なく、排熱が弱いのではないかとの仮説に至りました。SJフォレスターのブレーキ強化をお考えの方は、導風も併せて検討してみると良いのではないかと思います。ご参考まで。というか良い冷却対策があれば教えてほしいです。

ダストの量、ローター攻撃性は私個人の主観としては、メーカーの商品ページ記載よりも少々大きいと感じました。このようなデメリットもあるので、ブレーキへの導風などで必要な熱対策が施せるのであれば、そのほうがパッド交換より良いカスタムと言えるかもしれません。クルマのカスタム全般に言えることですが、メリット（耐フェード性が多少高くなる）と引き換えにデメリットもあるので、その点を考慮して選ぶ必要がありますね。

ちなみに、取付は車検時にディーラー持ち込みで。同時にフルードをDOT4に変えています。確かにベーパーロック耐性も上がっていました。

関連情報URL：http://www.dixcel.co.jp/pad/pad_es.html