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B11のブログ一覧

2008年06月29日 イイね!

Mercedes Benz 300SL

Mercedes Benz 300SLここに1冊の古びた雑誌があります.

CARグラフィック創刊号

1962年4月発行.今から46年前...
当時,新進気鋭のモータージャーナリストであった小林彰太朗が,「一号一車主義」を掲げて創刊した,革命的な自動車雑誌.
その第一号の特集に選ばれたのが,「メルセデス・ベンツ」
その第一号ロードテストに選ばれたのが300SLでした.


この頃の300SLの存在感は,今のヴェイロンとエンツォを合わせたよりもはるかに大きかったでしょう.まさしく元祖スーパーカー.そしてその頃の日本には,映画俳優の石原裕次郎所有のものを始め数台しか無く,街中で見るチャンスなど殆どゼロに等しかったのです.

当時高校生だった私は,300SLに憧れ,少ない小遣いから無理して買ったCARグラフィックを何度も何度も飽かずに読み返したものです.


40年後,裕次郎所有の300SLは小樽の「石原裕次郎記念館」で見る機会がありましたが,残念ながらそこは撮影禁止!お宝を目にしながら涙を飲んだのでした.

その300SLを間近に見ることができる!
写真を撮り倒すことができる!
どうしてこのチャンスをみすみす見逃すことが出来るでしょうか?

で,仲間を誘ってやってきたのは前回前々回でお馴染みトヨタ博物館





デロリアン(後に写っている)とか,他にも特別展示車はあったのですが,それらには目もくれず,真っ先にこの車のもとへ.1955年製Mercedes Benz 300SL.

46年を経て,CARグラフィック創刊号表紙と同じアングルで写真が撮れました(^^)




サイドビューでは,その長いボンネットに目が行きます.

典型的なロングノーズ,ショートデッキスタイル.




リアビューは,当時丸っこくてあまり好きな部分ではありませんでしたが,改めてみると豊満な女性のお尻みたいでなかなか良い.

なにせこの時代にアルミボディですから...



グリルとエンブレム.MBのエンブレムはなんと今と全く同じ!





ヘッドライト周り.後期ロードスターでは,いわゆる「縦目」のライトカバーが付きますが,オリジナルではシンプルなまま.





ヘッドライト周りを横から.

ウインカー(?)ランプの尖っていること!
この頃は歩行者保護もへったくれもなかったのですね.




ホイールはセンターロックです.

タイアは日本製(YOKOHAMA?)が付いていました.




現代に続くSLのアイデンティティーとなったサイドのエアアウトレット.

当時としては驚異的な250馬力を発生する6気筒SOHC直噴2,996ccエンジンの熱量を逃がすためのもの.なお300SLはガソリン直噴エンジンを搭載した最初の市販車でした.



キャビン.フロントスクリーンがまるで乗用車のように立っています.





そして元祖ガルウイング

ランボもデロリアンもあれもこれも,全てのガルウイングはここから始まったのです.




厚いサイドシル.中を鋼管スペースフレームが走っていたからやむを得ずこうなった.
まともなドアが付けられないのでガルウイングが考案された.


つまり初代ガルウイングは格好のためではなく,機能と構造の必然から生まれたのでした.



ドアノブ

開けにくかっただろうなぁ.



コックピット.もろ乗用車的なステアリングに違和感.





この人たちも撮ってます...(^^)





サイドからリア,ガルウイングドア.

最も300SLらしいアングルかも.




リアトランク上のエンブレム





お別れに広角で~!

ボンネットが異常に低いのは,エンジンを左に45℃傾けて搭載してあるから.
これによって低重心・空気抵抗低減・前方視界確保が可能に...



撮影会を満喫した後は,いつもの美味しいコーヒーが飲める喫茶店へ.

とんでもない大雨です.



水たまりの波紋を見ながら,300SLの余韻に浸るB11でした.



一緒に行ったお友達の関連ブログはこちら.
アレシテ、コレシテ、ナニシテ ... kaz@spider
梅雨の中だるみ ハマチャン
Posted at 2008/06/29 23:58:19 | コメント(42) | トラックバック(1) | | クルマ
2008年06月28日 イイね!

港区芝公園三丁目

金曜日は東京・芝のホテルで一日缶詰になっていました.
とっしょりの頭にはそんなに沢山の知識を一度に詰め込んでも入りましぇーん.

あーあ

ため息をつきながら窓の外を眺めます.




こういう時に見る街の灯は本当に楽しそう.





一応プログラムを消化し,パーティへ.

さすが東京,演奏も上手いし選曲も洒落ている.




サックスが加わり...





インプロビゼーション





ペットが飛び入り.

アマだけど,立派に演奏している.まあ,プロが合わせてくれているんだろうけど...




演奏も終わり,少し外に出てみる.

歩道橋に信号の光.




増上寺はもう閉まっていた.

門に徳川の御紋が.




東京タワー

臍曲がりが撮るとこうなる(^^;




もう少しまともに?





最後はモロ.

五色のTOKYOはオリンピック招致を意識?




僅か30分の逃避はすぐお終い.


次は関東のお友達と遊びに来たいなぁ.



Posted at 2008/06/28 16:34:31 | コメント(34) | トラックバック(0) | 日本写真紀行 | 旅行/地域
2008年06月22日 イイね!

♪1998のぼくは♪

鬱陶しい梅雨空が続きます.

この時期,雨が降らなければそれはそれで困ったことになるのですが,週間予報では,次の1週間ずっと雨...
オープンカー乗りには辛い1週間になりそうです.

今日は丁度10年前ー1998年の梅雨時に撮った写真でお目汚し,






梅雨真っ盛りの頃,嬉野温泉で開かれる会に出席するために,小牧空港から飛び立った.

「雲上快晴」(雲の上はいつも晴れ)

当たり前だけど実際に陽光を見ると改めて感激.


仕事を切り上げての出発だったので,日没が迫る.




厚い雲の切れ目から海面が...





その時,まるでサーチライトのように差し込む光芒.




梅雨前線の折り重なる雲にできた穴から,夕陽が差し込む.


息を詰めて見守る私.



自然が演出するショーは九州上空での日没と共に終演を向かえた.





さて,今から丁度10年前,これらの風景を撮ったカメラはなんでしょうか?
私自身すっかり忘れていました.Exifデータ見ても機種は書いてありません.


Googleで調べて見ました,キーワードは「1998年」「デジカメ」

いやー,インターネットってすごい.
あちこち廻って,判りましたね~!

これです!



オリンパスCAMEDIA C-1400L

写真を見て思い出しました.これこれ!当時使っていたのは.
1997年10月発売の,民生用市販機初のメガピクセル機,
なんと,140万画素!(^^;

現在の愛機,EOS1DsMarkIIIの2110万画素に比べて15分の1.
懐かしさとともに,改めて時の流れを思い知ったB11でした.




(「デジカメ」が三洋電機株式会社の登録商標って,知ってました?)
Posted at 2008/06/22 12:14:37 | コメント(36) | トラックバック(0) | 写真 | 趣味
2008年06月16日 イイね!

夢想紫陽花ツーリング

夢想紫陽花ツーリング最近,陽気のせいか夢を見たり妄想したりする方が増えています.

私も病み上がりで体力が戻っていないためか,しばしば夢の世界へ...






ある日,朝起きると,白い車がやってきて....


私の55号に何か取り付けて行きました(作業の詳細はこちらで...)

「これで汝のクルマも走行中にオープンルーフが可能になるであろう」

ほんとかよ~.
あ,すごい.外からもキークリックでオープンにできるんだ~.
うれしい~.夢じゃなかろか.



一緒についてきた黒いクルマと連れだって,ドライブに...





夢って便利で,いつの間にかいつものたらそへ.

水出しアイスコーヒー,香りが素晴らしい.



ゆったりと時が流れるのも,夢の中の特徴.




いつの間にか,この方が登場.

あ,このアングルの写真どこかで見たぞ.デジャブってやつかな.



そしてこの方も...




皆で向かったのは紫陽花の里.

周り一面紫陽花.そうそう,夢ってこうじゃなくっちゃ.




絵に描いたような幸せ.





其処此処で写真を撮る人達が...





あ!この人も写真撮ってるよ.

いつもの風景だからなぁ.夢に出てきても仕方ないかぁ...

でも,お茶がいやにリアルだなぁ.


紫陽花の花は撮る人を夢中にさせます.




やっぱり池には鯉が居なくっちゃ...




そしたら赤い橋も欲しいよなぁ...




出店にはかわいい置物がおいてあって...




姉弟が仲良くジュースを飲んでいたりして.




でもって,かわいい犬も...

「おっちゃん,遊んでくれるん?」(zatさん,いただき~!)




道端にも...




池端にも...

紫陽花の花が溢れていて...




言葉では表せない複雑な色があったり.




気がつけば周りは紫陽花の海.




いつの間にか陽が傾き...




いつの間にかこの人と走っていた.

シブイ!シブ過ぎるぅ~!



夢と言えば虹

それにしても変わった虹だなぁ.



どういうわけかSpiderの隣に乗っているよ.





こんなところについちゃった.




照明が夢っぽいよね





豚シャブ~!




なんだか満足~!




こうなったら,仕上げはいつものBarでしょう.





このウイスキーが一本 ん百万円だって?

夢だ,夢に決まっている.




良い気持ちで外に出て.ふらふらと.





気がつけば日曜日の朝.
あれ~.やっぱり皆夢だったんだ~.

ん?メモリーカードが一杯だぞ.
クルマの屋根も開くようだし....

夢か?現か?まあ良いか~.

Posted at 2008/06/16 14:37:06 | コメント(47) | トラックバック(0) | オフ会 | 趣味
2008年06月09日 イイね!

ストリート乱舞

ストリート乱舞よさこいソーラン第2弾はストリート編です.

「よさこいソーランナイト」のようなステージ演舞は,全体が一望できるので,特にビッグチームの構成を見るには有り難いのですが,一方で踊り子との距離が遠いため臨場感には劣る.

よさこいのもう一つの形式,ストリート演舞は,目の前で踊るので一体感が素晴らしい.
二日目(7日)は,お目当てのチームを見るためにストリートと地方会場を廻りました.


申し訳ありませんが,写真が多く,大変重いです.
ロングスクロールお許しください.


朝一番,10時に札幌駅前会場へ.
ここはホテルからすぐなので,楽ちん.

お目当てはこのチーム.AOMORI花嵐桜組.

近くで見るとその踊りの技術に改めて感心します.
近くで見ると意外とメンバーの平均年齢が高いことも明らかに...(汗)




そして近くで是非見たかったのが早変わりと小道具取り替えの仕掛け.

早変わりは複数の衣装をタマネギの皮のように脱ぎ捨てていく,
その際,脱いだ衣装は直垂のように腰からぶら下がるようになっているだけ.

傘二種類・鳴子二つ,リンゴを模した赤玉一つはズボンに付いた二つのホルダーや多数のポケットに収められており,次々出して次々仕舞う.つまり収納こそ命



11時には少し早めの食事を取ります(そのために朝食は抜き).
札幌と言えば,いつもzatさんのブログを指を加えてみていたので,是非ともおいしいラーメンをいただきたい.

地元の友人の勧めでやってきたのは,ラーメン激戦区の一つ,大平地区.
Fuji屋

「スープが無くなり次第終了」の文字が...



醤油ラーメンを注文.魚介系とんこつスープベースで,細麺.
麺もスープも少なめ.

最初の一口含んでの印象,「魚臭~い!」
それが食べ進むに従って丁度良くなり,最後は麺もスープも完食.
かなり個性的だけど,私的にはありです.



お腹も膨れて,次に向かったのはサッポロガーデンパーク会場.
札幌ビール園に併設されています.

お目当てのチームは,ずばり平岸天神.






近くで見るとさすがまとまっており,上手い.

でも,私的には「見慣れた定番」.
実際,波の動きや羽織りを振る動きなど,現在よさこいで定番となっている振り付けの多くは,そもそも平岸が先鞭を付けたもの.よさこいの基礎を作り上げていたころと比べると,平岸の革新性は失われている.うーん,物足りないぞ.




同会場でもう一組見たかったのが,リレント舞華軍団




蝶をイメージした衣装で踊りまくる.





さて,次に向かうのは... 新琴似会場.
言わずと知れた強豪,新琴似天舞龍神の本拠地.

ここで新琴似天舞龍神の演舞を見ようという魂胆.




地元だけあって「オラがチームのヒロイン」に暖かい声援.





これが新琴似の「花の十二人衆」

名取りクラスの日本舞踊の踊り手が集まっている.中には親子メンバーも...




その後もう一つのお目当てチームを待っていると,こんなチームが...

甲斐風林火山.道外のチーム.

♪山本勘助ここにあり~♪

というわけわかんないフレーズが結構耳に付く(苦笑)


なんだかわけわかんないけど元気だぞ.

おへそ出てるし...



でもって踊りは上手いよ.

こういう思いがけない遭遇があるから止められないよね.




これは「夜咲恋そぅらんサムライ士別with三好町」という長い名前のチーム.

北海道にはおなじ「しべつ」という音で,「士別市」と「標津町」の二つがあるので,前者を「さむらいしべつ」といって区別します(ああややこしい)



踊りはダイナミック.

写真を撮るには絶好ですね.



およ?

う~ん,イイ.



観客もいろいろ.この子は自宅の窓から観戦中.




次は札幌市清田区の子供チーム.清田舞童里夢(マイドリーム)

どうですか,このダイナミックな演舞.



結成10年.最低年齢は4歳,小・中生からなるキッズチーム.

同じキッズチームの「劇団果実籠(フルーツバスケット)」とはなにかと比較されます.




今年は奨励賞を貰っていました.




テスク&祭人(まつりんちゅ)

とにかく踊りが元気.




花一輪発見!





ふとみ元風会.当別町からの参加.
地方車(じかたしゃ)上の歌い手3人.存在感ありあり.




広角ダッシュ!





被写体には表情が豊かな踊り子を選ぶ.





落とし物...




お目当てチーム,舞DOCOMOが来た!

衣装のコンセプトは江戸の粋.




でも,このチームは踊りがユニーク.
ちょうどマイケルのスリラーみたいな味付けの振り付け.





さて,お仕事を済ませたあと,大通り公園に戻って来ました.

お天気はやや回復.



また遭いました.コンサフリーク~北海道武蔵女子短期大学~





負傷したのか,後からチームの演舞を見るメンバー.






他チームの踊りは気になる?

これは「The日本海&北國新聞」のメンバーですね.




移動中.




観客もフェースペイント?

中途半端?



存在感のある若者




こうして丸一日,舞・舞・舞で暮れて行きます.




さて,第17回YOSAKOIソーラン祭りの審査結果,どうなりましたでしょうか?
う~ん,予定調和ですねぇ.
まあ,洞爺湖サミットで踊るチームが下位に沈んではまずいんでしょうね.


ファイナル(上位11位)

大賞:平岸天神
準大賞:新琴似天舞龍神,旭川 北の大地
第4位:夢想漣えさし
第5位:The日本海&北國新聞
第6位:VOGUE038
第7位:GOGO'S&クワザワグループ
第8位:JAL極楽とんぼ
第9位:THE☆北海道医療大学
第10位:江別まっことえぇ&北海道情報大学
第11位:粋~IKI~(北海学園&ほくせんカード)


セミファイナル(11位以下)
第1位:北海道大学”縁”
第2位:AOMORI花嵐桜組
第3位:コカ・コーラ 札幌国際大学
第4位:REDA舞神楽
第5位:乱舞童
第6位:リレント舞華軍団
第7位:あかびら華炎
第8位:金澤こまち
第9位:幻夢伝
第10位:津軽もつけんど蒼天飛龍
第11位:コンサフリーク~北海道武蔵女子短期大学~

以上,長々とお付き合いいただきありがとうございました.
来年はご都合が付けば是非生見物をお薦めします.

Posted at 2008/06/09 23:08:46 | コメント(41) | トラックバック(0) | 日本写真紀行 | 趣味

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「2018年末ボツ写真特集(海外編) http://cvw.jp/b/238553/42363766/
何シテル?   01/01 23:12
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