ええと、前回の続きを・・・・
つぅわけで乗り心地計画はいつのまにやら車高調ではなく
ホイールに代わっていたんですよ。
それも、我が人生でこんなお高いホイールなど買ったことがないという
「レイズ」製です。
正直、セバスチャンを買うまでは
ホイールなんて。見た目とインチ数にこだわるだけでした。
でも、セバスチャンが来て、トシチ計画が発動されたころから
「ホイールはインチ数だけでは語れない!!」
ということがよくわかりました。
一番それを感じたのは、中部の皆さんが集まった時
皆さんのクルマを見て
「あれぇ?
何でこのクルマ、ホイールがチッチャイのに
こんな幅広いタイヤ履けるの????」
て疑問に思ったことでした。
それまで幅の大きいタイヤは
「インチアップして偏平率を小さくする」
という考えしか頭になかったからです。
でもでも、必ずしも幅の広いタイヤを選ぶ方法は
インチアップだけではないということがド素人にもわかってきました。
「ホイールって、直径の大きさだけやない
リム幅とかオフセットとかいろいろ数字があるんやぁ・・・・」
今となっては当たり前のことですが
こういうところから楽しめるのも、クルマ弄りの醍醐味なんですね。
と、毎度バカバカしい話から振っちゃいましたが
今回選んだTE37SONIC 16インチは
オフセット+25のリム幅が7.0Jです。
この数値は、乗り心地計画にとって重要な意味を持つように思いました。
特にリム幅…
つまりホイールの幅が大きくなるんです。
インチ数が同じと言うことでこのホイールを選んでる方に
純正についている195/50R16のタイヤをそのまま移植されてる方がみえますよね。
つぅか、大半はそうしてるようにお見受けします。
高価なホイールですからベターな選択かもです。
でも・・・
これで本当に乗り心地は純正と同じだけを発揮するのでしょうか?
そこでボクの仕事上の役得であるタイヤ販売の方にいろいろ聞いてみました。
すると、皆口をそろえて
「乗り心地は良くはならないと思います。」
でした。
つまり、今の6.5Jが一番バランスが取れてる状態と考えられるのに
もう半インチ広げたものに取り付ければ
当然、タイヤのリム部分は外方向に引っ張られるわけで
乗り心地でもっとも重要な
「タイヤのたわみ」
に良くないというわけです。
いやいや、実際にこの理屈がどれほど影響を出すかはわかりませんが
少なくとその道のプロが
「アカンと思う」
つぅことはやらないほうがいいですよね。
そこで、さっきの前フリのことがここにきて楽しみを増やしたのです。
「タイヤ選び」
です。
また「散財」です。
あああ、大変なことです(^_^;)
けれどジコマンに後ろ向きな考えはありません。
全ては「妻の笑顔」の為!!
これに財を惜しむなんて、ボクの選択肢にはありませんでした!(^_^;)
つまらない話はここまでにして・・・
実際にどういう風に選んだらいいのか、ド素人にはなすすべがない…
と思ってたら、このネット時代、便利なサイトがあるんですねぇ。
「タイヤ早見表」
ですよ。
この表は今履いているタイヤの大きさを入れると
瞬時にインチ数に応じた近い直径のタイヤを出してくれるものです。
それで早速入力してみると
「205/50R16」
こんなサイズが出てきました。
ほかにも
「215/45R16」
「225/45R16」
なんてのも近い数字です。
いやぁ、タイヤのサイズ一つとっても
こういう選び方もあって楽しいですねぇ。
付けたときの印象を妄想するだけで、それだけでワクワクしてきます。
特に「225/45R16」なんて、後輪に着けちゃったりしたら
ロータスエリーゼみたいでメチャメチャカッコいいですよ(>_<)
実際、ホイール選んでた時に
エンケイやアドバンを考えてた時は、レイズより若干安いので
前後リム幅変えてタイヤも偏平率変えようかな?
なんて真剣に考えてました。
ま、でも、妻が
「TE37に決定!」
というおふれを出してからは
そんな妄想は吹っ飛びましたが・・・・(^_^;)
それに、タイヤ屋さんも
「いくらたわみ部分が大きくても、
偏平がきついタイヤは乗り心地が悪いですよ。」
というありがたい助言もありましたし・・・・・
ところで、実際に205/50R16と言うタイヤが
本当にセバスチャンに問題がないのか?
ここんところがド素人の大きなツボなんですよ。
買ったわいいが、どこかに干渉してるとか・・・????
実はこのタイヤ、数字でもわかるように、直径がちょっと大きいです。
メーカーにもよりますが、だいたい純正より1.0~1.2㎝大きくなります。
半径ベースでだいたい5.5㎜前後…
でも、確かトシチの時に履いた205/45R17は純正より1.5㎝も大きかったですよ。
つぅことは、直径で何か問題が起きることは考えられないと判断しました。
でも、誰もやったことがないことに挑戦して失敗なんて・・・!!??
「石橋タタキ君」であるこの私は、早速ヤフーやみんカラで
「205/50R16 NDロードスター」
で検索しました。
すると・・・
あれぇ・・???
どこかで見たような写真が・・・・???
「これって…もしかして…
Kenさんのクルマやん!!!???」
なんと、すでに見たことがあるクルマに装着されてたんですよ。
しかもあの妻が
「これがエエやん!」
と言ってた写真です。
ま、なんだか、
結局行き着くところKenさんチョイスに向かうようです。
あとからわかったのですが
この205/50R16と言うサイズは
このサイズで行うクルマの競技あるようですね。
おそらくKenさんの場合はそういうことでチョイスされてたんでしょうが
ボクの場合はちょっと違います。
「ぼよ~ん作戦」
これのために大きい目のタイヤを選びました。
つまり、タイヤが大きければそれだけたくさん空気が入る
さらにちょっとでも径が大きいほうがたわみも効いてくる
この発想で205/50R16にしてみました。
そして選んだのがこのタイヤです。
トーヨータイヤ NANOENERGY 3+
あれぇ?
これって、「エコタイヤ」ですよね??
そう…
エコタイヤですよ。
それが何か?
笑ってやってください。
仮にも「スポーツカー」と呼ばれるクルマに
「エコタイヤ」ですよ。
いや、ね、まぁ・・・
実は「財」も完全に底をつきました(^_^;)
このタイヤを選ぶ以外ほとんど選択肢は残ってなかったんです。
でもね、それなりにこだわったところもあるんですよ。
まず、もはや神話のような話ですが
アジアンタイヤは避けたい…
あと、「トーヨー」を選びたかったんです。
トーヨーさんて、スポーツカー乗りの方はあまり興味がないメーカーですよね。
でも、ボクは職業柄、トーヨータイヤは一番いい乗り心地だと考えています。
特に産業用タイヤの部門では「バス」の装着率が高い…
つまり「乗り心地がいい」で通っているんです。
実際にホイールに組み付けてるボクも
ヨコハマさんやダンロップさんよりもゴム質がとても柔らかいです。
あと意外にフツーな乗用車の「新車装着タイヤ」はトーヨーさんが多い…
特別な高級車やスポーツカーはまずトーヨーさんはありませんが
ファミリーユースのクルマはトーヨーさんが多いんです。
つまりクルマメーカーも信頼が大きいんじゃないかと思うのです。
て、まぁ、ボクが勝手にそう思ってるんですけどね・・・
とにかく、ひいき目で今回はトーヨーさんて決めてました。
以上、そういうことで出来上がった
新しい足回りのセバスチャンがこれです!!
どうです!このカッコよさ!!!!!!!!!
いやぁ、写真では伝えきれないい「いかつさ」がたまらないですねぇ。
それと、信じてもらえないでしょうが
「衝撃の乗り心地の良さ!」
です。
思った以上の効果!!!
「ぼよ~ん作戦」大成功です。
ああ、やっと、自分の思う乗り心地が近づいてきた感じです(*^_^*)
でも・・・
これで「乗り心地計画」は本当に終わりなんだろうか・・・・・・
もしかして・・・・・・・
続く・・・
(続きたい…(^_^;))