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2016年10月10日
危うく焼豚って洒落になってませんよ~
危うく焼豚って洒落になってませんよ~ 新井敏弘グローバルラリークロスで出火! 「焼豚になるところだった」

上位クラスはスバル・ホンダ・VW・フォードの13台が参戦

ジャンプも含むダートコースと舗装路が組み合わさったコースを使い、ラリー仕様のマシンで闘うモータースポーツ「ラリークロス」。このレッドブル・グローバルラリークロス(GRC)は米国内で転戦するシリーズで、2010年からスタート、今年も、8か所12戦(ダブルヘッダーと呼ばれる1イベント2レースの開催が4回ある)が開催され、このLA戦が最終戦の2レースとなる。

この最終戦にスポット参戦を果たしたのが、日本の新井敏弘選手である。日本人で唯一のFIAチャンピオン経験者で、トップラリーストである。以前からこのラリークロスに興味があるということで、今回の参戦となった。

レースは2レースあるため、走行は金曜日からの3日間で開催となる。金曜日の午前中にコースの下見(それまで一切、コース内に入ることは許されない)が始まって、練習走行が2セッション行われた。それに引き続いて、予選も行なわれた。

今回のコースは2016シーズンのGRCが開催された8会場のなかでもっとも短い(GRCはほぼ1マイル弱のコースで開催されており、今シーズンはニュージャージーの1.1マイルのコースが最長)。その全長は0.699マイル(約1.125km)。反時計回りで9つのコーナーをもつ。舗装路面が71.9%、ダートが28.1%という割合。ジョーカーラップと呼ばれるショートカットは3コーナーの手前に用意されている。

新井選手が参戦するスーパーカークラスには今回13台がエントリー。スバルのWRX STIが3台、圧倒的な速さを見せるVWビートルが2台、ホンダ・シビック3台、そしてフォード・フィエスタ5台が参戦している。通常は10台が決勝へ進出することになるが、今回はレギュレーション変更となり、12台が決勝進出(決勝周回数も10周から12周へと変更)となる。

ここで面白いのは、予選セッションで決まるのはヒートレースのグリッドであり、決勝レースのグリッドではない。通常のレースであると予選でグリッドを決めて決勝のスタート位置は変わらないのだが、GRCは、次のセッションのためのポジション取りをひたすら繰り返す、という進行なのである。単走で5周し、そのベストラップがヒートレースの進出基準タイムで、これで予選順位が決定する。

ヒートレースは、予選順位の奇数偶数で2つのグループに分かれての走行セッション。練習走行、予選走行までとは異なり、ヒートレースからは一斉スタートでレース形式に近い形で行なわれる。このヒートレースも2回開催され、それによる結果で、セミファイナルのグリッドが決まる。

セミファイナルも2グループに分けられて出走。各グループのトップ3台が決勝へ進出。決勝へ進出できなかった7台がラストチャンスクオリフィア(LCQ)と呼ばれる敗者復活戦に臨み、残りの6名を決め、そしてファイナル(決勝)というセッションスケジュールとなる。

決勝レース日のスケジュールは、ヒートレースからスタートとなる(日曜日はウォームアップ走行という位置づけで練習走行&予選が1セッション入り、ヒートレースは1回のみ)。もちろん、レース形式の走行だけに、その内容もヒートアップ。これが終日繰り返され、レースを楽しみたいファンにはぴったりのイベントとなるのだ。

新井選手はマシンから出火して厳しいスタート

新井選手は、このレースウィークに入る前にほんの少しだけ練習をしたということだが、初日実際のコースを走行しての感想は「クルマが特殊すぎて、もう少し慣れないと厳しい」というもの。

1300kgの車重に対して600馬力近い出力のエンジンという車両に対しては「自分が乗っているリッターバイクに似ている」とコメント。タイトコーナーの処理の仕方には苦労をしているようだ。さらに、「ノーズが入りにくい」と柔らかすぎるサスペンションにてこずっている様子であった。

しかし、走行2日目となったレース1決勝日、新井選手はデフに手を加え、さらに乗り方も変えて、マシンとコースに慣れてきたといいながら調子を上げてきた。

新井選手はヒートレース1を無事に走り終え、そして臨んだヒートレース2と進出。しかし、そのヒートレース2で、出走直後にエンジン周辺より出火。新井選手はすぐに車両を止めたため、新井選手本人には問題はなかったもののヒートレースはリタイヤ。結局レース1への進出は叶わず、であった。

出火はしたものの、エンジン及びハーネス類の交換作業でマシンの修復は完了するということで、スタッフの懸命な修理により、翌日曜日の練習走行セッションからは出走が可能となるだろう。レース2への進出を期待したい。

ちなみにレース1は、非常にアグレッシブな戦いが繰り広げられ、観客も大いに盛り上がった。

結果は、VWビートルの#41 スコット・スピード選手(USA)が優勝。シリーズタイトルの行方は、レース2に持ち越されることとなった。

(文・写真:青山義明)


ご本人のFBでも書かれていたけど危なかったですね
ぶつかり合う競技だから今までのラリーとも考え方の違いっていうのはあるんだろうか
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Posted at 2016/10/10 20:08:29

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