愛車プロフィール

156GTAに買い替えたため、泣く泣く手放したジュリエッタコンペティツィオーネです。私にアルファの楽しさを教えてくれた車でした。
ゴルフ5GTIに乗っていて信号待ちをしていたら、そこにアルファのディーラーがありました。早速試乗しましたが、試乗車はスプリントでブレーキのフィールが気に入らず、その日はカタログをもらって帰りました。その時点では購入するつもりは毛頭なかったのですが、何となく心惹かれるようになり、1,2週間後に再びディーラーを訪れ、即契約してしまいました。今から思うと内外装のデザインにやられたのだと思います。若い頃乗っていたケンメリのインパネを連想させるメーター周りのせいかな？
クアドリフォリオとも思ったのですが、右ハンドルの3ペダルだと間隔が狭く、私のでかい足が隣のペダルに干渉するため、コンペティツィオーネに決定しました。フィアットエンジンは良く回るわけでもないし、低速はトルク不足です。だけど30年前は国産車も上り坂などでギアを間違えると急に失速したものです。そこでタコメーターとにらめっこしながら適切なギア選択を心掛けて走ってみると、これが結構楽しいのです。決して速くはありませんが、ハンドリングも楽しめて、速い気分になれる車でした。その時は、これは10年乗れるなあ、と思ったものです。
結局、スロコン付けてエアクリとマフラーを交換したら、吸排気音もそこそこ楽しめるようになりましたね。
ところが、ある日アルファ自製のエンジンだともっといいだろうなあ、と想像してしまったが最後、どうしても156GTAが気になってしまい、ついに乗り換えてしまいました。2年少しの間でしたが、見飽きないボリューム感のあるデザインといい、適度な快適性といい、記憶に残る車です。アルファに目覚めさせてくれたジュリエッタに感謝しています。