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2018年02月10日 イイね!

交代劇

交代劇2019年をもってザ・ビートル日本国内販売終了とのこと。
MQB移行していくクルマたちを追えば、ザ・ビートルもゴルフ5(6)世代の中身のものなので、区切りとして終了というのもしかたないことなのだろう。
後釜には、デザインのしゃれたワーゲンバスの電気仕掛け式ちびっこみたいのをすえるかもしれないけれど、それはそれ、ビートルではない。
まあ、ここらへんは、市場に放たれた車両のある程度の台数もあるので、それらのオーナーたちがつくっていく文化も連綿と続くことだろうし、心配もしていない。
ただ、ほんとうの心配は、もっと根本的なこと。
国が、レシプロエンジンに乗ってはいけないと言い出す日が控えているということこそ心配だ。
エコと名乗るクルマたちが、その実はそんなにエコでもなく、クルマの製造までを含めて俯瞰するとき、むしろマイナスに働いているということは、ずんぶん前から言われているところ。
そもそも、温暖化という問題を肉付けするウソが蔓延しすぎていて、いまや収拾もつかない記号に化けて久しいし。
ワーゲンにせよ、この片棒をかついでいる存在であることには違いないが、ただ、この会社の製品のファンたちは、どこかしら、密かにこの会社の反骨の一撃を期待していたりするので始末が悪い。
フォルクスワーゲンも、もうかつてのワーゲンではない。
それはしかたのないこと。
でも、そうでなかった季節が生んだ、情熱の片鱗たちは、わたしたちをまだまだ酔わせてくれる。
願わくば、そういう時間が長くつづいて欲しいと念じるのだけれど、それでもなお、それ自体に乗れなくなる日は確実に訪れるのだ。
それはそんなに遠いはなしではないだろう。
わたしたちのクルマ趣味という豊穣で夢にあふれた文化は、そのアンカーをもち得ず、残念ながらそういう子供たちを育てることもかなわずこれで終わってしまうようだ。
これも、しかたのないこと。
なぜなら、クルマは、それ自体が生まれてまだ1世紀程度の、ほんの瞬間の文化の賜物だったのだから、それを贅沢に楽しめた季節に身をおけたことこそが奇跡だったのかもしれないのだから。
ともあれ、わたしたちは、幸福なのだ。
では、あと残り少しの、そのシアワセをこそ、楽しもうではないか。
Posted at 2018/02/10 10:55:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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