ユーザー車検 (広島・軽自動車検査協会編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ソニカ購入から丸二年・・・今月下旬に現在の車検証の有効期間が満了するので、ユーザー車検に初挑戦してきました。
軽自動車のユーザー車検は、各都道府県の「運輸支局」ではなく、
「軽自動車検査協会」
で受けることになります。
ここでは、そのやり方を備忘録として記録しておこうかと思います。
※他都道府県では細部が違うかもしれませんので、あくまでも広島での受検の例ということでm(_ _)m
①前日までに、軽自動車検査協会の検査予約システムで予約します。
https://www.kei-reserve.jp/pc/index.html (PC)
https://www.kei-reserve.jp/smart/index.html (スマホ)
「継続検査」選択
↓
都道府県・事務所選択
↓
受検日時選択(日付・ラウンド(1~4ラウンド)
↓
車両番号(ナンバープレートと同じ)・車検証の有効期間の満了する日を入力
という流れで、受検日の予約を行います。
②予約日当日
広島の場合は、運輸支局と同じ敷地内にある、
『軽自動車検査協会 広島主管事務所』
に出向いて受けます。
☆受検に必要な書類☆
●事前に準備
・現在の自動車検査証
・自賠責証書(新・旧)
※新は当日の事務所内でも加入ができるので、当日でもOK
・軽自動車税納税証明書
・点検整備記録簿
※受検後に法定24ヶ月点検整備を受ける場合は用意できないが、検査場にて車検後に「あと整備」する旨を伝えれば、無くても受検できる。
(法定なので、安全のためにも車検後に必ず整備を受けましょう!!)
●受検当日、事務所で渡される書類
・軽自動車検査票
→検査場での結果等を記入してもらう用紙
・継続検査申請書
→これがOCR用紙
・自動車重量税納付書
→重量税分の印紙を貼ってもらう
2
③ユーザー車検の書類系の手続きを行うために、「軽自動車検査協会 広島主管事務所」建屋内のユーザー車検受付窓口へ行き、ユーザー車検の予約情報を伝えて、車検証を見せます。
このときに、ユーザー車検が初めてである旨を伝えると、このあとの流れが書かれた案内の紙と、手続きに必要な書類が渡され、いろいろと丁寧に説明してくれます。
※渡される書類は、前述の
・軽自動車検査票
・継続検査申請書
・自動車重量税納付書
です。
3
④ユーザー車検の案内の紙の裏に、先ほど渡された書類の記入例が記載されているので、記入例に従って各書類に必要事項を記入していきます。
※ボールペンで記入する部分と鉛筆で記入する部分があるので、要注意です。
4
⑤ユーザー車検の案内に記載された順序に従って、窓口手続きを進めていきます。
(ユーザー車検は初めてってことで、案内の用紙に、各窓口で必要な金額を事務員の方が記入してくれました)
~窓口の流れ~
25番(主管事務所建屋内 ユーザー車検受付)
→最初の受付
↓
【隣の建屋((社)広島県自動車整備振興会 広島本所)内)に移動】
↓
23番(検査手数料払込窓口)
→車検証他、25番で渡された書類を見せて、検査手数料(1400円)を支払う
↓
15番(重量税払込窓口)
→車検証を見せて、重量税(6600円)を支払い、自動車重量税納付書に印紙を貼ってもらう
↓
12番(商工組合窓口)
→新しい自賠責保険への加入を申し込み、保険料(26370円)を支払って、新しい証書を発行してもらう。
※既に新しい自賠責保険に加入済みの場合は必要ありません。
↓
【最初の建屋(主管事務所)へ移動】
↓
25番(主管事務所建屋内 ユーザー車検受付)
→最初の受付窓口に再度出向き、揃った書類を見せて確認してもらい、いよいよ検査場(24番)へ。
※この時「ユーザー車検が初めて」の旨を再度伝えること。そうすると、
・検査場(24番)への入り方を指示される
(必ず1番レーンにと指示)
・「誘導」と大きく書かれたプレートを渡される
・それをダッシュボード上に置くよう指示される
(これで検査場内では係員が一緒に付いて、作業を一つ一つ教えてくれる)
午後一だった為か、窓口手続きは比較的スムーズにいき、大体15分ほどですみました。
5
⑥各種書類を持って車に戻り、検査場(24番)への列に並びます。
※2つのレーンがあるが、受付での指示の通り、1番レーンへ並ぶ
※古い定期点検のステッカーは、この時に剥がしておく
※1名乗車(つまり運転手のみ)でしか受検できない
6
余談ですが、今回、スマホ動画で検査の様子を残そうとしたのですが・・・
『内部ストレージが足りんのじゃ、ゴルァ!』
と、スマホが反抗してきた(オィ ので、画像、映像等は撮れませんでしたorz
さて、気を取り直して・・・
⑦いよいよ検査場にて各種検査を受けます。
~検査場の流れ~
◆検査場入場手前にて検査員による事前検査
入場手前にて、検査員による
・外観チェック
・車検証と車体番号(刻印)との同一性チェック
・ボンネット内のチェック
・機器類(ホーンやウインカーなど)の正常動作チェック
が行われる。
※この時、
・車検証
・軽自動車検査票
・継続検査申請書
・自動車重量税納付書
・点検整備記録簿
を一式渡し、ボンネットを開ける。
※点検整備記録簿がない(受検後整備)場合
→この時に必ず聞かれるので
『車検後に「あと整備」します』
と伝えること。
|
|(検査場入場)
↓
◆排出ガスの検査・記録
「誘導」のプレートを見て、ここから検査員が1人一緒に付き添って教えてくれます。(書類も一式渡しています)
排出ガス測定器のプローブ(測定用の針状のもの)をマフラーに突っ込んで、排出ガスを測定・検査を行う(この作業は自分で行う)
合格したら、軽自動車検査票を記録器に入れて、結果を記録(これは検査員がやってくれました)
|
|
↓
◆サイドスリップ検査
サイドスリップテスタの上を、ハンドルを直進状態でゆっくり通過する。
|
|
↓
◆スピードメータ、ヘッドライト、ブレーキの検査
・スピードメータテスタにて、スピードメーターが40km/hになるまでアクセルを踏んで、40km/hになったらパッシングして合図して判定
・Nシフトに入れて、正面の表示器に「フットブレーキを踏む」と表示されたらフットブレーキをゆっくり踏んで判定
・同じく正面の表示器に「駐車ブレーキをかける」と表示されたら、駐車ブレーキをしっかりとかけ(ソニカの場合はしっかりと奥まで踏みこんで)判定
・Pシフトに入れて駐車ブレーキをかけ、エアコンオフ、フォグランプオフの状態でヘッドライト(ロービーム)を点灯させて機器にて判定。
その後、ライトの上半分を紙などで覆って、ハイビームを点灯させた状態で機器にて判定
|
|
↓
◆下回り検査
・ドライブオンリフト上に移動させ、Nシフト(Pシフトだったかも?ちょっとうろ覚え・・・(;^_^A)にし、駐車ブレーキをかけて、エンジンをきり、リフトアップ。
その最中にステアリングを左にいっぱいにきる。
・リフトが最上部まで上がったら、ステアリングを少し戻したりまた切ったりをしながら、検査員が下回りの目視検査、打音検査を行う。
・今度はステアリングを右いっぱいまできり、また少し戻したり切ったりをしながら、検査員が目視検査、打音検査を行う。
・リフトが下がる最中に、ステアリングをまっすぐに戻し、リフトが完全に下がったらエンジンをかけ、灯火類(ウインカー・ブレーキランプ、バックランプ、ハザードランプなど)の点灯チェック、ホーンの動作チェック、ウォッシャー、ワイパーの動作チェック等を行う。
ここまでで全ての判定が「○」であれば、これにて検査は終了。
検査員から結果を記録された書類一式を受け取り、検査場を出て駐車場へ。
今回は見事に一発合格でした!
7
検査場作業終了後に書類一式を最初の25番に提出します。
但し、提出する際に、書類の重ね順の指定があるので要注意です。
順番(上から順に)
①軽自動車検査票
②車検証
③継続検査申請書
④自動車重量税納付書
⑤自賠責保険証書(新・旧とも)
⑥軽自動車税納税証明書
⑦点検整備記録簿
この順で重ねて、クリップで留めて提出
提出して10分ほどで、新しい車検証と検査標章(シール)、提出していた自賠責証書(新・旧)、軽自動車税納税証明書を受け取りました!
全体の所要時間は、ほぼ1時間でした。
いやぁ、緊張しましたがおもしろかったです(^-^)
※ちなみになのですが、私のように当日新しい自賠責保険に加入する場合、先の「窓口の流れ」の際のタイミングでもOKなのですが、検査場での検査が合格し、この最後の書類一式を提出する直前のタイミングでもOKだそうです。
(要は最後の書類一式の提出の際に、新・旧両方の自賠責証書の提出が必要であるため)
なので、今回私は検査場の検査が合格したあとに12番窓口に行って、新しい自賠責保険の加入手続きをしました。
8
駐車場に戻って、新しい検査標章(シール)に貼り替え、人生初のユーザー車検も無事終了。
これでまた二年ほど、ソニカとつきあい続けることができるようになりました(^o^)ヨカッタヨカッタ
お疲れ様でしたm(_ _)m
総走行距離:42824km
今回の費用
検査
・検査手数料 1400円
・自動車重量税 6600円
・自賠責保険(24ヶ月) 26370円
◎計:34370円
※整備手帳には記入していませんが、検査前にテスター屋で光軸調整だけしてもらってます
光軸調整 3240円
締めて合計:37610円
諭吉さん4人「も」ぶっ飛んだが、4人「で」済んだ・・・(;^_^A
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク