仕事の帰り、ちょっと話題になっていたので気になっていた新しいお店に行ってみることにしました。
普段の帰宅ルートとは違うこともあってか、お目当てのお店に到着するまでにもいろんな面白そうなお店がたくさんあってあちこち寄り道しながら行きました。
洋書の種類が充実している本屋さんや思いがけないところにある小さい手芸やさんが普段はめったにお目にかかれないような輸入毛糸を扱っていたりというのがよかったです。
いろんな宝探しの気分で楽しみました。
お目当てのお店に到着してさっそく目を引いたのは輸入のキッチン用品のコーナーでした。
ピカピカと輝くような銅製のお鍋なんか、まるで外国のドラマか映画に出てくるようなものがたくさんあります。
調理器具などはいいなと思っても、やっぱり使い慣れたもののほうがいいのでここは見るだけにしておきました。
特に銅製のお鍋は見栄えがいいし、なんだかお料理上手になった気分になります。
でも実際はいつもピカピカの状態にしておくためには一生懸命磨かないといけないそうです。
普段洗ったりするだけではダメなのだそうで、これはやっぱりディスプレイ用なのかもしれないなと思います。
あるいはたくさん「キッチンメイド」さんがいるお金持ち専用なのかもしれません。
面白く見て結局買ったのは、馬のデザインの鍋掴みです。
指人形ならぬ手袋人形とでもいう感じでしょうか、馬の上半身が鍋掴みになっています。
手を入れて口の部分で鍋をつかんだりフタを取ったりという作業をするわけです。
腹話術にでも使えそうなくらいよくできた「馬」ですっかり気に入ってしまいました。
他にも犬・猫などのデザインがありましたが、なぜか鶏や豚はありません。
食材として使われることの多い動物だけにちょっとリアルすぎるのかなと思いました。
さて喜んで買った鍋掴み、厚さもいいくらいだしと思ったのですが、実際は「もうちょっと分厚かったらいいのにな」という感じです。
オーブンでローストをしているときにトレイを取り出そうと思ったら中味の重さもあってかちょっと「手が熱い」ということになります。
もうひとつ、コンロから鍋を下ろそうとして使う場合に馬の鼻先がコンロの火に触れてしまいそうになることもあるのです。
圧力鍋など使っていて火からおろす場合でも、弱火にしてまた鍋を戻す、という作業をするためにはコンロの火がついたまま作業します。
そういうときに馬の鼻がうっかり火に触れてしまって焦げてしまいそうになるのです。
せっかく気に入って買った鍋掴みですから、やっぱり焼け焦げなんかつけたくはありません。
本来は手の火傷を防ぐための鍋掴みですが、なぜか鍋掴み自体を傷めないように用心深く作業しないといけないのです。
Posted at 2017/02/03 14:59:55 | |
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