コペン（LA400K)後付パドルシフトをステアリングに埋め込む例

コペンの「S」でないグレードでは、パドルシフトがありません。しかし、このパドルパーツを使って（＆ステアリング内のスパイラルケーブルユニットの該当コネクタに配線して）、例えば、ハンドルカバーに両面テープ等で簡易的に取り付けると、パドル付モドキ（機能はＳと同じ）になります。
　この方法は、ステアリングを外さなくとも、取付られるので、その点では合理的です。
　但し、固定がポリプロピレン（ＰＰ）への接着のため、取付強度が弱い＆ステアリングの裏が出っ張ります。

パドルのパーツの裏面の取付ネジ穴を除去して、ほぼ平坦にしたところ。通常はこの面とハンドルカバーを両面テープで取付ます。
　今回は、もっと真面目（?／大げさともいう）に取付方法です。

写真２の。パドルの動作ユニット（黒い部分）を埋め込むように、ステアリングカバーに、その大きさの穴を開けます。

えいっ！

　実は、取付ユーザー（S)さんの身長が180cm以上あり、お膝がハンドル裏と干渉するため、この方法を採用した次第。
　この話、UPしたのは2016.7月ですが、施工したのは2015.3月です。

ココにパドルユニットを埋め込みます。取付には、「高温」グルースティックを使いました。ポリフルオレン系のやつです。
　（←一般の低温グルースティックですと、昨今の猛暑の車内では溶けてしまうようです。）

このように、まあ、綺麗に収まります。
この場合、ステアリングの本体（金属部分）とグルーで接着するので、全くガタがありません。フィーリング的にはこちらが、よいです。
人間の感覚は鋭いので、1umでもヨレると、ワカル人には分かります。なので、コレ（微妙なヨレ）がないのはいい事です。
　但し、取付が大工事（＝ステアリングカバーが元に戻せません、また、コレだけを売ってないようです。）

Sのパドルにソックリでしょ。部品が同じですから、そりゃ、そうだ。

Sのパドルも数か月検証しましたが、私の車は写真のスバルの固定（回らないの意味）パドルを付けてあります。こっちはパドルの部品が金属なので、触った感じが個人的に好きです。
　但し昨今の安全基準では、体に近いところにエアバックが展開した時に吹っ飛ぶ可能性のある金属パーツを使うのご法度かも知れないので（？）自己責任の範疇です。
　別途ステアリングには、小さいVPSのシフトスイッチを付けてあります。