RECARO純正ベースフレームの取り付け

電動シートの配線の取り回しが終わり、シートベルトのスワップ無しでポン付け加工もしましたのでレカロシートにスライドレールを装着してやっとベースフレームを取り付けます


レカロジャパンのベースフレームは大まかに高さ調整が付いている物とスポーツフレームという最初からベースフレーム一体の物があります

どちらも基本的に純正シートよりも低くなってますが高さ調整が付いていると逆に上げれますのてユーザーの好みに合わせて色々とポジションをチョイスすることが可能です


スポーツフレームにはセッティングする余地がスライドレールにD型スペーサーか更に追加してミーリングスペーサーを重ねあわすことで水平なまま高さ調整するしかありません

他にも方法はありますがここでは割愛します

車検対応の目印で型式が表示してあります

しっかりとした作りになってます


しかし年式が古いので現行のベースフレームとは作り方がブリンプ時代の名残りでリベットベースフレーム最終仕様のまま進化してません


およそ10年前の構造ですので今のベースフレームとは見た目、精度となると思います

この凸凹の床に水平な状態を維持していくのは少々、難儀するのです

例えば車体から定規を当てベースフレームの高さを測ると左右均等にならないんです


取り付け穴もバカ穴です



アバウトな状態で取り付けしてもシートの能力を発揮しないので何処の位置が一番近いか探さなければならないのです


㎜単位の話ならまだ良いのですが何センチもズレが発生するのです

完全な位置を把握してもシートを合体してからの調整して初めてレールの渋みや歪がわかるので更に調整を重ねることが重要


もはや構造的には欠陥に近いので妥協が出来ない場合はレカロジャパンにクレーム処理してもらいましょう（笑）


あがいても無駄な状態です





ま、私の場合はギリギリのラインで装着してますがプロが施しても同じような状態でしょう

装着してズレや歪みが取れポジションをチョイスして完了です


電動シートはスイッチの場所がフロアに接触する場合もあります


ベースフレームに誤差が出るのはこんな問題もセッティングしてズレを逆手に使うんですが左右にズレない誤差は欠陥です


疲れはてましたよ本当に

無事に装着しました



異音も無くなりましが満足度は高くないです



かなり妥協策を持ってますがここでは語ることでは無いので終了します