この日は、2ヶ月に一度の会議日。
会場となるのは都内の公共施設、社用車1号機(
日産フーガ 350XV)を停める時間貸駐車場もスンナリ見つかったことから少し早めの現着となったので、
エクセルシオール カフェで一息ついてから会議に出席します。
内容はラリーに関する会議で、いろいろな立場の方が集って振興と発展に向けた意見を交わします。私は数年前までスーパー耐久レースでも参加者団体の事務局をお手伝いしたりしていましたが、あちらはあくまでも参加者が主体。対してこちらは、本当に色々な立場の方々がいらっしゃるので、意見交換も活発なものとなります。
しかし、本音でいうと全日本選手権に限った話をしても、ラリーにはまだまだ検討や改善の余地が多々あるように感じられます。
まず順序的には根本的なところの方向性を定めることも必要と思うのですが、全日本ラリー選手権はあくまでも参加者のためのものとするのか、それともギャラリーやスポンサーなどのメリットも重視してエンターテイメント性を高めるのかが、現時点では少々曖昧な気がします。
次にシリーズとしての統一性が不足気味。主催者の技量や力量、考え方もまちまちで、大会ごとの“格差”は小さくないように思えます。競技運営、プロモーション、観客サービス、地元対策といった要素について、全てで合格点を与えられる主催者はごく僅か。人的な面でオフィシャルが集まらないとか、実質的に企業体が取り仕切っているサーキットレースとは異なり、あくまでも愛好家団体であるクラブが主催しているという面はあるでしょうが、全日本選手権、つまり国内最高峰を名乗る大会であれば、色々な面でもう少し大会の価値を高める努力をしてもらいたいと思うところです。
そんなこんなで活発な意見交換は3時間ほどにわたり、会議が終了したのは21時すぎ。
ここから社用車1号機で帰宅するわけですが、時間的にも夕食を食べて帰ることにしました。果たしてどこに立ち寄ろうかと考えた末の結論、足を運んだのは「
港北パーキングエリア(下り線)」。
それこそ東名高速道路は何度も利用していますが、実は自宅からもっとも近いパーキングエリアである
港北パーキングエリアを利用する機会というのは、ほとんどありませんでした。
どこかへの出発時は、スタートしてあまりにもまもなくすぎるので立ち寄る理由がなく。帰路ではもう少しで自宅ですから、よほど疲れ切っていない限りは休憩などで立ち寄る理由がありません。トイレは大抵の場合、高速道路を下りてからガソリンスタンドに立ち寄るので、そこで済ませられますので。
ということで、利用頻度が少ないのですから、必然的に食事をした経験もあまり記憶にありません。
訪れてみると、24時間営業のフードコートやコンビニエンスストアを中心とした施設は、2010年春にリニューアルを受けたこともあって、とても清潔感のあるものとなっていました。
食事はフードコートで摂りますが、食券販売機のメニューを見ると定食から麺類までラインナップは豊富。特に地元横浜のブランド豚肉を用いた焼き肉やトンカツの定食が一押しのようです。選び甲斐のあるメニューから、私がチョイスしたのは「ハムカツ定食(650円)」。特に地元のものを使ったメインメニューというわけでもないですが、ちょっと懐かしい感じに惹かれての選択でした。
出来上がった定食を受け取りに行くと、たっぷりのキャベツに厚切りハムのカツが2枚。お皿がちょっと大きめなので「ハムカツが少ないか?」という第一印象になりがちですが、とにかくこのハムは分厚くて食べ応えは十分。豆腐の小鉢、味噌汁、香の物もついていますし、ご飯とおかずの量もちょうど良い感じで、文句のない満腹感に包まれて食べ終わることが出来ます。
「
港北パーキングエリア(下り線)」にはこのほかにも、片手で手軽に食べられるデリを売るカフェ、美味しいシフォンケーキやパンがンアラブベーカリーもありますので、施設の充実ぶりは高いといえるでしょう。
さらに高速道路外からの出入りも自由な「ぷらっとパーク!」となっているので、近隣住民の方々も気軽に利用できる環境が整えられています。
食事をしながら見ていると22時すぎの時間では、これから長距離を走るというトラックドライバーの皆さんに加え、仕事帰りで横浜町田や厚木くらいまでの利用という雰囲気の方も夕食を摂られていました。
首都圏近郊のパーキングエリアやサービスエリア、巧く使える“便利で美味しいスポット”として、覚えておいて損は無さそうです。
Posted at 2012/08/13 16:44:11 | |
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