バッ直スタータースイッチ自作

エンジン不動の原因を調査するにあたり、エンジンルームを覗きながらスターターモーターを始動できるよう、スイッチ付きのバッテリー直結ケーブルを作成しました

バッテリーからスターターモーターの配線の間にボタンスイッチを入れただけです

これでインジェクションの燃料噴射、プラグのスパーク確認など１人でできるようになりました

スイッチは、押している間だけ通電する自動戻りであることと、片手で操作できることを考えていましたら、流用できるものを見つけました

玄関用のチャイムボタン 笑

スターターモーターの場所と端子の確認です

場所はエンジンブロックの後方、ウマを掛けて下から覗きます

キーシリンダーからの配線が平形端子で接続されていました。画像の⬅︎ これが「ソレノイド」から出ているC端子
バッテリーからの配線（B端子側）はソレノイドの下にあるスターターモーター本体に接続される太いので、それじゃない細い方です
外した端子はショートしないようにテープなどでカバーし、補機ベルトなどに巻き込まれないように、どっかに貼っつけておきます

配線の長さを決めましょう
モーター端子からスイッチまでと、バッテリーからスイッチまでの２本必要です

スイッチを操作する時の立ち位置もそうですが、後で束ねたり、熱源を迂回させようとすると、さらに余裕が必要です

配線を２本作成します

今回、手元にあったエーモンの1.25sqケーブルを使用しましたが、キーシリンダーからのケーブルはもう一回り太く、2.0sqかもしれません…が、太いとスイッチに収まりません！

バッテリー側には今回クワ端子、モーター側には平形端子をかしめます

スイッチ側は被覆を剥いておきます

スイッチ側の配線接続です

被覆を剥いた配線２本を、スイッチの端子のネジに巻きつけて締めます

スイッチの裏面を通る配線を引っ掛けて外れるかもしれないのでスイッチのボディに押さえ固定します
といっても手っ取り早くテープで笑

スイッチは壁固定用のネジ穴も開いていますので、プラ板など当てれば良くなりますね

テスターで導通テストして完成

取り付けです
クワ端子をバッテリーのプラスターミナルに、平形端子をモーターのC端子に接続します

イグニッションキーをオンにして、スイッチオン！

無事スターターモーターが始動しました♪

配線２本がばらけて邪魔なので、コルゲートチューブにまとめておきました

端子をワニ口クリップにして着脱を簡単に、モーター側端子を二股にして本来のキーと併用もできればとも思いましたが…トラブルのネタになるので止めておきます 笑