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2014年06月15日

【書籍】Number 852 2014.05.15 ~没後20年総力特集 Ayrton Senna~

【書籍】Number 852 2014.05.15 ~没後20年総力特集 Ayrton Senna~ 昨夜はAM2:30退社。本日も休日返上(※「返上」というニュアンスには何か違和感を覚えるが、間違っていないな)。
ル・マン参戦中のつもりで(トヨタ、残念。。。)。


2014.05.01がセナ没後20周年ということで、モータースポーツ各誌、セナ特集を組んでいたが、これまでも、セナ特集、セナ・プロ対決特集、第二期ホンダF1特集・・・など、あの当時を振り返る特集の雑誌はたくさん買って読んできたし、「20周年」と言えど、どうせ同じようなことしか書いてないんだろう・・・・と一冊も買わなかった。

「故人をしのぶ」という考え方だと、同じことしか書かれていなくても、「セナを忘れない」ために買ってしまうのかもしれないが、情報だけを重要視した私はきっととても冷たい人間なのだろう。



■Number 852 2014.05.15 ~没後20年総力特集 Ayrton Senna~

2週間ほど前に図書館で手にとってみたNumber誌。

モータースポーツ以外のスポーツにほとんど興味がナイ私には縁遠い雑誌だが、コンビニでバイトしてた頃は、F1特集のときは読んでた。




で、今号。

なるほど、いわゆるF1雑誌、モータースポーツ誌と違った目線なので面白い。

いろんな人がセナについて語っているが、モタスポ畑じゃない意外な人のインタビューを取り上げているのが面白い。

また、モタスポ畑の人たちも、あまりモタスポ誌、モタスポ系ムック本に登場しないケド、セナに縁のある人が多いのが面白い。


●非モータースポーツ畑

・レオナルド(元サッカーブラジル代表)
・カカ(元サッカーブラジル代表)
・小室哲哉(音楽家)
・横山剣(ミュージシャン)
・清水宏保(スピードスケート金メダリスト)
・堀江貴文(実業家)
・秋川雅史(テノール歌手)
・ビビアーニ・セナ(実姉)

※小室が「音楽家」で、横山剣が「ミュージシャン」、秋川雅史が「テノール歌手」と分類されているのは何故だ?本人たちの意向か?


●モータースポーツ畑

・バレンティーノ・ロッシ(Moto GPライダー)
・中嶋悟(元F1ドライバー、ロータス時代のセナのチームメイト)
・ニキ・ラウダ(元F1チャンピオン)
 →相変わらずの上から目線だった。「私が教えたF1界のルール」
・津川哲夫(トールマン時代の担当メカニック)
・テリー・フラートン(73年世界カートチャンピオン。3年間セナのチームメイト)
・パット・シモンズ(トールマン時代のレースエンジニア)
・佐藤琢磨(レーシング・ドライバー)
・上治丈太郎(ミズノ=セナのレーシングシューズの担当)
・木内健雄(第二期ホンダエンジニア)
・ロン・デニス(マクラーレンCEO)
・ゲルハルド・ベルガー(元F1ドライバー、マクラーレン時代のセナのチームメイト)
・ジャン・アレジ(元F1ドライバー)
・ミカ・ハッキネン(元F1チャンピオン)
・アラン・プロスト(元F1チャンピオン、マクラーレン時代のセナのチームメイト)
・ベアトリス・アスンソン(元プレスオフィサー。セナの広報担当)
・ステファン・ランダー(タグ・ホイヤーCEO)
・片山右京(元F1レーサー)
・ジョルジョ・アスカネッリ(マクラーレン時代のエンジニア)
・ヨゼフ・レベラー(パーソナルトレーナー)

※「元F1レーサー」「元F1ドライバー」という一貫性のなさも気になるな・・・。「ドライバー」はまるで「テストだけ担当してレースはしなかった人」みたいじゃないか。




■1994年のセレソンを奮い立たせた「セナの言葉」

今、正にブラジルでワールドカップ開催中で、皆さん盛り上がってるところなので、少しタイムリーな話題なのか。

ブラジル人にとってセナは国民的スターだ。
なので、本誌でもブラジル人サッカー選手のインタビューなどが盛り込まれている。

3回のワールドチャンピオンであるセナ。
1958年、1962年、1970年(ペレの時代)に3度W杯優勝してから、優勝から遠ざかっているブラジル代表。

セナがパレイラ監督に

"「ブラジル国民に対する責任を(僕とセレソンで)分担しましょうよ。1994年に4度目の優勝(セナの場合チャンピオン)を果たさないといけないのはお互い様ですからね」"

と語ったそうだ。
その2週間後、セナはサンマリノGPで・・・・。

"悲しみにうちひしがれる国民のために、'94年W杯で優勝を誓ったパレイラ監督"・・・は、精神科医のモタをスタッフとする。
モタは、"W杯に無得た直前合宿だけでなく、本大会の期間中もセナを題材にした映像を繰り返し、選手あちに見せてきた"・・・そうだ。

結果、ブラジル代表はこの年、4度目のワールドカップ優勝を果たし、"ウイニングランでスタジアムを1周し、セナへのメッセージが書かれた横断幕を頭上に掲げた" そうだ。



セナからブラジル代表が受け取った 『これから4度目の優勝に向かって加速しようぜ』 という言葉を引用した、

『セナ、僕らは君と共に加速してきた。4度目の優勝は僕たちと君のものだよ』

という横断幕。


いかにも・・・・なお涙頂戴系のエピソードなのだが、リアルにこういう写真があり、たぶんブラジル人は本気でこう考えていたんだろうなあ・・・・と思いを巡らし、胸が熱くなった。

セナ、サッカーに詳しい人にはひょっとしたら有名なエピソードなのかもしれないが、私には「新情報」。





■セナとベルガー

私は当時、セナ・ファンというワケではなくベルガーのファンだったのだが・・・



漫画「バガボンド」で、おつうが

"武しゃん(宮本武蔵)は鬼の子と呼ばれて皆近寄ろうとしなかったケド、又八さんは武しゃんを怖がらずに友だちで居た。だからそんな又八さんが好き"

的なことを語っているのだが、当時はともかく、今、セナファンにとってのベルガーの位置付けって、なんか又八化しているような気がする。。。


本誌ではベルガーへのインタビューと、写真家の熱田護氏のエッセイが、申し合わせたように整合性があり、詩的で印象に残った。
(まあ、ベルガーのインタビューは1994年当時のモノなので、それを見ての作文は可能ではあるのだが・・・・)


●ゲルハルド・ベルガー

"アイルトンの死後、真剣に引退することも考えたが、私はモナコに行く決断をした。だって、これが私が選んだ道であり、愛してきた人生。アイルトンもローランド(・ラッツェンバーガー)も、このスポーツが危険だということを十分認識しながら、アクセルを踏み続けた。だから私も自分の身に何が起きようと、ここでレースをやめるわけにはいかないんだ。(1994年モナコGPにて)"


●熱田護

"(1994年モナコにて)木曜の最初のセッションは雨だった。
僕は雨具を着て、パドックからトンネル出口まで歩いた。雨のせいで、セッションが始まっても誰も走り出す気配がない。暗くて少し肌寒いモンテカルロは静まり返って、まるで街中が悲しみに包まれているようだった。
しばらくすると、港を隔てたピットの方向からエンジン音が聞こえてきた。フェラーリV12のエンジン音。サンマリノの事故後、引退の噂も囁かれていたセナの親友、ベルガーのウルマだと直感でわかった。
ピットアウトと同時に、ありえないフルスロットル。そのまま1コーナーからカジノに向けての上り坂へ。むせび泣くようなエンジン音が静まり返ったモンテカルロに沁み渡る。
完璧なるシフトアップ、ダウンを繰り返し、ベルガーが徐々に近づいてくる。そのエンジン音に、ベルガーの様々な感情が重なる。
トンネルを全開で駆け抜けてきた赤いフェラーリが現れたとき、僕は初めてセナの不在を実感した。涙で、ただ悲しくて残念で、1枚もシャッターを切れなかった。
だけど、こうも思った。ベルガーはF1を続けていくことを選択したのだと。世亜がいなくてさみしいけど、モータースポーツは変わらずに続いていく。悲しみも喜びもレースの中に。"



・・・理系な私には絶対に書けない文章だ。





■秋川雅史

『千の風になって』の秋川雅史氏は、イタリア留学中で、前年のモンツァも現地観戦し、1994年サンマリノGP、正にタンブレロで現地観戦して、生でセナの事故を目の当たりにされたそうだ。

これも私には「新情報」で、妙に記憶に残った。





■セナとプロスト



↑良い写真だな、コレ。



●自動車 書籍レビュー関連目次はこちら
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Posted at 2014/06/15 16:14:36

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